일문목차
序文/橫山宏章=1
付·硏究フォ-ラム參加者一覽=9
第1部=17
第1章 中國現代史の再構築と東アジア的視角:韓國からの發信/白永瑞 著;李正連 譯=19
1. 「周邊」の視角とは何か=19
2. 韓國人は自ずから「周邊」の視角をもつのか?:韓國の中國現代史硏究の特徵=21
3. 20世紀東アジア史の再構築と「批判的東アジア學」のために=26
第2章 臺灣における中國近現代史硏究の發展動向/張力 著;柳亮輔 譯=35
1. 中心的地位の確立=36
2. 中心的地位の動搖=42
3. 中心と周邊の意義の再考=46
第3章 「周邊」的存在から「正統」に向かって:中國史の中の香港史硏究/李培德 著;渡邊彰子 譯=49
1. 香港の中國近現代史硏究=49
2. 香港史硏究の環境=51
3. 鄕土史(「本地史」)と鄕土史觀(「本地史觀」)=57
おわりに=63
第4章「中華周邊の日本」から見た中國近代史の再檢討:「革命史觀の克服」が意味するもの/橫山宏章=69
1. 目的と動機=69
2. 再檢討を取り卷く歷史的環境の變化=70
3. 日本の中國像の變遷=71
4. 20世紀中國史像の再構築=74
第1部の討論の記錄=81
第2部=89
第1章 朝鮮半島の中國租界撤廢をめぐる中日交涉/川島眞=91
1. 在朝鮮租界と「華商租界章程」の締結=92
2. 日韓倂合と租界問題=95
3. 在朝鮮中國租界撤廢=99
おわりに=102
第2章 周邊人の見た中國の周邊:在滿朝鮮人の自己認識に投影された「滿洲國」/尹輝鐸 著;李在碩 譯=107
1. 在滿朝鮮系都市民の民族的位相=110
2. 在滿朝鮮系都市民への社會的認識と自己認識=112
おわりに=118
第3章 周邊としての中國:20世紀初頭の國際組織における中國と日本/唐啓華 著;廖敏淑 譯;柳亮輔 譯=125
1. ハ-グ平和會議中の中國と日本=126
2. 國際連盟成立初期の中國と日本=133
おわりに=136
第4章 周邊の存在の國民黨內派閥鬪爭に對する影響:胡漢民の政治主張を中心とする硏究(1931―1936)/陳紅民 著;小野寺史郎 譯=143
1. 「抗日反蔣」と抗日運動の支持=144
2. 胡漢民の對外連繫の努力と日本の分裂政策=147
3. 兩廣と日本の交涉の實情=150
第2部前半の討論の記錄=161
第5章 中國の國際關係(1929―1935年)に關する認識:韓國人ジャ-ナリスト申彦俊の見方/金世昊 著;朴薰 譯=169
1. 申彦俊の取材環境と「太平洋時代」の中國=172
2. 不平等條約廢止運動に對する認識=175
3. 滿洲事變以降の國際關係に對する認識=180
おわりに=186
第6章 周邊を經由しての權威への復歸:香港における中國民主同盟, 1946-1949年/葉漢明 著;中村元哉 譯=193
1. 植民地香港の政治空間=195
2. 中國民主同盟と1946~47年の中間路線論爭=197
3. 香港へ移ってきた民主諸黨派=202
4. 中國民主同盟と1948年の中間路線批判=207
おわりに=212
第7章 周邊的要素の影響下における發展:近代中國企業經營史再考/久保亨=221
1. 中國における企業經營史の硏究=221
2. 「周邊要素」的企業が占めた地位とその役割=225
3. 「周邊要素」的企業の發展要因=232
おわりに=236
第8章 近代韓國人の東アジア認識:19世紀末~20世紀初の三國提携論を中心として/鄭文祥 著;朴昔順 譯=241
1. 三國提携論の臺頭=242
2. 三國提携論の發展=243
3. 三國提携論の變質と批判=246
おわりに=249
第2部後半の討論の記錄=253
第3部=259
第1章 「周邊」とは何か:「中心と周邊」の複雜·屈折した關係について/橫山宏章=261
1. 「周邊とは何か」の問い=261
2. 「華夷秩序」と「相對化の契機」=261
3. 「正統と異端」を越えた獨自の自己認識=264
4. 「中心」とは何か=266
5. 20世紀中國の視點=267
第2章 日本におけるアジア地域史論の省察/久保亨=269
1. 1930年代のアジア地域史論=270
2. 1960年代のアジア地域史論=271
3. 1970~1980年代の地域史論=272
4. 1990年代のアジア地域史論=275
おわりに:20世紀中國を周邊から見る意味=277
第3章 アジアから見た「アジア」, 「地域」, そして「周邊」:東アジアの歷史學界の斷層面/川島眞=281
1. 「朝貢貿易論」と東アジア像=283
2. 日本的言說としての「アジア」を如何に捉えるか:可世鳳の議論=285
3. 「周邊」と「國民國家」:白永瑞の議論=287
4. 「アジア」的空間認識の必要性と危險性=290
おわりに:「周邊」論にからめて=293
全體討論の記錄=297
付錄資料=305
編者あとがき=337
執筆者·飜譯者紹介=340