일문목차
日本語版はしがき=ⅲ
はしがき=ⅲ
ラディカル統計學グル-プの略歷=ⅲ
われわれの活動=ⅴ
統計についてラディカルであるとはどういうことか=ⅵ
政府統計への新しい計劃=ⅶ
編者·執筆者紹介
1. 序論:統計が問題になる=1
統計に導かれる人生=2
統計と政治=3
出版に至る經緯=7
I. 統計を集める=11
2. 人口センサス:イギリス最大かつ最高のデ-タㆍソ-ス?=11
人口センサスを實施する=13
人口センサスの內容=15
人口センサスのカバレッジ=21
結論=22
3. 政府の世帶調査:社會硏究に政府の世帶調査を使う=24
はじめに=24
世帶調査=25
デ-タを利用する=30
デ-タ利用の例=32
このあとについての助言=37
4. 政府統計の秘匿:隱すための口實:政府が本當にオ-プンであれば, デ-タの秘匿についての懸念は縮小するだろう=38
公表の狀況=39
イギリスの狀況=40
政府統計の範圍=41
人口センサス=43
センサス·デ-タの公開をめぐる諸問題=45
秘匿をデ-タの入手可能性と衡量する=46
結論=49
5. 誰が調査·硏究にたいして支出しているのか:イギリスの統計素描(要約):硏究開發は新しい知識を生み出しているが, 政府統計では隱されている=50
6. 政府とともに政府統計の普及を:政府統計の普及における, 議論を要する關係=52
對照的な政策=52
集中管理される調査資源=57
エコノミクスとエレクトロニクス=59
結論=62
(I. 解說)=63
II. モデルと理論=71
7. イギリスにおける優生學と數理統計學の興隆:統計學の數學理論ですら社會狀況と政治目的によってつくられうる=71
優生學=71
ピアソンとユ-ル=76
結論=81
8. 科學, 統計學および3つの「心理學」(要約):「心理學」では科學的主張があまりにも安易に行われ, かつ信じられている=82
9. 日常生活で統計を使う:はだしの統計家から批判的市民まで:すべての統計利用者が統計學の專門家である必要はない=84
はじめに84
日常の生活と仕事のなかで社會人が必要とする統計技法=85
はだしの統計家と地域調査=87
準統計家と批判的市民=89
はだしの統計家, 準統計家, 批判的市民の育成=91
結論=94
10. 素人統計家と批判的市民のためのリソ-ス(要約):社會統計を理解する手助けは近くにある=95
11. 質的デ-タと「客觀的」事實の主觀性:主觀性に注意をはらわない調査硏究は失敗する=97
質的調査硏究における解釋=98
反射性=100
主觀性=101
「客觀的」事實=104
12. 統計學の及ばぬ世界:異文化の理解と誤解:統計的方法それ自體は世界を理解するための方法ではない=107
隔離化=108
他者に近寄る=110
沈?=111
統計學, エスノグラフィ-, 倫理=114
結論=115
13. モデルは物語であって現實の生活を表したものではない:統計的モデルは, 硏究者が變數の意味を構成するための手段である=116
はじめに=116
社會學における生活史と自傳·傳記=117
調査硏究における生活史=118
コックス比例ハザ-ドモデル=120
生活史デ-タにおける「虛構の仕掛け」=123
(II. 解說)=128
III. 人人を分類する=133
14. 消えている主體か:政府統計にジェンダ-を求めて:ジェンダ-問題は政府統計にどのように現れているか=133
社會調査におけるジェンダ-問題=133
經濟のなかの女性=134
政治權力と意思決定における女性=142
女性とメディア=143
女性にたいする暴力=143
結論=144
15. 年金政策をもてあそぶ:民營化の正當化(要約):誤解を招く統計のせいで, 引退後のジェンダ-格差が强まる=146
16. 民族統計:あったほうがいいか, ないほうがいいか:民族にかんする質問の選擇肢には適切でないものが多い=148
はじめに=148
民族統計は何を測定しているのか=148
統計と社會政策:なぜ民族デ-タを集めるのか=153
人口調査での民族にかんする質問の問題点=156
民族デ-タはあったほうがいいか, ないほうがいいか=159
17. 宗敎にかんする質問:實態を表すのか混亂を深めるのか:人口センサスでは宗敎は調査しないほうがよい=160
宗敎を問う質問を人口センサスに設定することの是非=160
北アイルランドの宗敎問題=164
宗敎と國家=165
宗敎と民族, 宗敎と共同體=167
キリスト敎徒とアイルランド人=168
南アジア人=169
結論=171
18. 食習慣を測る:國民食料調査についての若干の問題(要約):平均的食事というようなものはあるのか=173
19. 國際移住を測る:測定裝置はまだ動いていない:ヨ-ロッパにおける國別比較の事例=175
移住統計の構築と生産=176
國際移民とは誰のことか=181
ヨ-ロッパ經濟地域(EEA)諸國の外國人人口=182
難民デ-タ=184
勞動移住=185
國際移住の出入り=186
文書化されないことを文書化する=186
(III. 解說)=188
IV. 貧困を計算する=197
20. 貧困と障害兒:障害兒をもつ世帶は「貧しい者のなかでも最も貧しい者」のなかにいる=197
貧困とは何か=197
貧困と障害=198
剝奪狀態と障害兒=203
所得と障害=206
結論=210
21. 剝奪狀態にある地域はどこか:都會と地方で剝奪狀態を測定する:剝奪狀態を測定するのはそう簡單ではない. それは何を見つけ出そうとするかによって決まる=212
はじめに=212
惠まれない狀態を槪念化する=214
剝奪狀態の代理指標=216
剝奪狀態についての指數=218
指數の信賴性=221
結論=224
22. ホ-ムレス狀態にかんする政府統計の限界:ホ-ムレスの數は實態からますます乖離している=226
ホ-ムレス狀態を數量化することは難しい=228
「公式の」ホ-ムレス=229
ホ-ムレス狀態にかんする統計と1996年住宅法の影響=232
「非公式の」ホ -ムレス=235
結論=237
23. ホ-ムレスの人人にかんする統計の利用と誤用(要約):缺陷の多い今までの統計的硏究のせいで, ホ-ムレスの精神的健康狀態は誤解されている=239
24. 犯罪と犯罪の恐怖に「貧しい人たち」のほうが出會いやすいか:より貧しい人人は犯罪の影響をより多く受けている. 失う財産は少ないにせよ=241
はじめに=241
犯罪の測定と定義=243
貧困の定義=244
貧しい地域と犯罪=244
1992年のイギリス犯罪調査の結果=247
1990年のイギリス最低生活調査の結果=251
犯罪にあう恐怖と保險の缺如=254
結論=256
付錄:街區分類のACORN體系=257
(IV. 解說)=258
V. 健康を評價する=265
25. 民族間の健康格差を人種の違いのせいにする(要約):民族性はいわゆる遺傳子的なあるいは文化的な屬性を反映しているわけではない=265
26. 政府の保健統計は何を測定しているのか:保健行政をモニタ-するだけでは, 健康や保健サ-ビスを測定できない=267
國民保健サ-ビスにかんする統計=269
住民の環境と健康にかんする統計=275
政府の保健統計の解釋=280
27. 健康の不平等にかんする統計について考える:注意深く調べると健康の不平等が全國的に擴大していることがわかる=283
死亡の不平等=284
不健康の不平等=287
社會經濟的地位を測る=289
健康の測定指標=290
不平等を測る方法=292
健康の不平等を說明する=292
健康の不平等を理解する:ライフコ-ス·アプロ-チ=297
28. 貧困と健康:地方統計を利用すれば, イギリスでは富める者と貧しい者の間の健康格差が廣がっているこどを明らかにできる=299
貧困と不健康=299
選擇すべき說明=300
ヨ-クシャ-における貧困と死亡=304
結論=309
29. 統計と國民保健サ-ビスおよび社會サ-ビスの民營化:統計を使って保健サ-ビスと社會的介護サ-ビスのひそかな民營化を突きとめる=311
背景=311
長期介護の民營化=312
民營化と國民保健サ-ビス·スタッフの雇用=321
民間からの資金=323
民間の健康保險=324
どんな結論を出せるのか=325
30. 勞動災害統計:勞動災害にかんする政府統計は安全を適切に測定していない=327
安全とは何か=327
安全統計=329
經濟の變動=331
法律制定の影響=335
勞動黨政府=336
(V. 解說)=338
VI. 敎育を評價する=347
31. 敎育では何を比較するべきなのか:水準にかんする議論は生産的でないことが多い. というのは, それらの議論は不可能な課題に焦点を當てているからてある=347
一時点でのさまぎまな尺度の比較=348
成積の經年比較:コ-ホ-ト間の比較=351
各年齡での敎育到達度の比較=352
國際比較=354
結論=356
32. 敎育での實績指標というもの:實績指標というものの不確かさを知れば, その誤用を防げる=358
實績指標と說明責任=360
どのように學校を比較すべきか=361
統計情報の社會的操作=365
33. 讀む能力の水準の變化は測定できるか:讀む能力の水準の變化を評價するために, ナショナル·カリキュラムの水準査定試驗が使われている=368
ナショナル·カリキュラム=369
テスト=372
水準査定試驗の査定=373
水準の變化=376
34. 査察システムの査察:敎育水準局の査察統計は, この國の誤った學校像を與えている=378
はじめに:査察の哲學と政治=378
統計を構築する=380
解釋=382
基準を設定する=384
35. 特殊敎育のための特殊な統計(要約):特殊敎育統計は, 必要をではなく供給しようとする意欲の程度を測っている=389
(VI. 解說)=391
VII. 雇用を測定する=399
36. 勞動市場への參加の測定にかんする諸問題:勞動市場がどのように動いているかを理解するためには, 勞動市場への參加の測定範圍を定めることが必要である=399
參加を測定するための從來のアプロ-チ=399
勞動市場の變動にかんする從來のアプロ-チの評價=402
勞動參加を測定するためのより廣範圍の統計に向けて=405
地域間の比較=409
結論=411
37. 失業·雇用統計の政治と改革:イギリスで最も有名な2つのデ-タ系列にかんする問題と解決=413
はじめに=413
請求者登錄=414
政治的および統計的背景=417
勞動力調査=418
失業系列の代替的な測定尺度=419
勞動力調査の非請求者グル-プ=421
勞動力調査の改革=425
雇用の變化を測定する=426
38. ミッド·グラモ-ガンにおける失業と長期疾病(要約):地方統計は, 收集するのは難しいが, 重要な結果を生み出すことができる=428
39. 魔術的經濟學:雇用予測における「藝術」と「科學」:雇用予測は的外れ=430
予測家の世界を探求する, あるいは「信じなさい, 私はエコノミストです」=433
現實の世界で予測する, あるいは「惡いけど, 番號違いです」=441
40. 歷史統計によって貧困と經濟的困窮を硏究する:統計は社會とともに變化するが, 注意深く取り扱うと, 比較することができる=445
失業と貧窮の記錄=445
困窮の生態學=448
兩大戰間の不況期に何が變わったか=452
失業と勞動市場=456
(VII. 解說)=458
VIII. 經濟と政治=467
41. イギリス經濟を測る:測り直せば, イギリスの國民經濟計算は企業家の投資不足を示している=467
皇帝の仕立屋=467
國民所得統計とは何か=469
42. 世帶推計:オオカミの皮を着た羊:統計は政策設計の議論に情報を與えるべきであって, それに取って代わってはならない=478
世帶數推計の信賴性=479
住宅計劃における世帶推計の役割=480
世帶推計に依存することによる影響=482
なぜわれわれはここにいるのか=486
住宅計劃への代替的アプロ-チ=486
43. 軍擴の統計學:軍事統計は軍事産業の利益に役立つ=488
軍事統計=489
デ-タの探索と解釋=492
何が起こっているのか=494
結論=497
44. コンピュ-タを數える:どうして情報化社會についての情報があまりないのか:情報産業が情報化社會についてわれわれのもっている知識を大きく決定している=498
はじめに=498
情報化社會とは何か:符號化と商品化=499
誇大宣傳を信じないこと!=500
何を數えているのか. 情報は技術ではない=501
情報の商品化=503
インタ-ネットを審問する=504
結論=507
45. イギリス選擧制度と有權者(要約):有效投票と無效投票=508
46. 社會統計を彩る(要約):円グラフや棒グラフよりもましなグラフがある!=510
(VIII. 解說)=512
47. 結論:統計と「眞實」:社會統計は社會的生産物である=515
目的:要望, 依賴, 要請, 必要, 需要=519
統計の收集=519
解釋·分析·推論·理解=520
普及·報告·提示·情報·傳達=522
結論=523
付錄:ラディカル統計學の出版物一覽=525
參考文獻=528
譯者あとがき=573
索引=581
譯者紹介