일문목차
はじめに
序章 いま, なぜコミュニティ「力」か?=11
1. コミュニティ「力」とは?=12
2. コミュニティ「力」が問われる今日的理由=12
3. 氣かついた地域から試行錯誤が始まっている=18
第1章 コミュニティ「力」が試される高齡者介護=19
1. 問題が山積する介護制度=20
2. 住民主體の地域ケアを目指して:町田市「ケアセンタ-成瀨」の實驗=21
新興住宅地の成熟につれて=21
手探りで住民參加方式の施設整備を實踐=22
利用者本位の設計から運營へと住民の本領發揮=23
湧き上がるコミュニティㆍビジネス=25
行政の役割:コミュニティ「力」を阻害しないこと=26
3. 小さな町の大きな實驗:栗山町の公民共創による「福祉のまちづくり」=28
「栗山なら大丈夫」が合言葉=30
コミュニティを活性化する「クリン」=34
栗山町の地域マネジメントから學ぶこと=40
4. 全國のモデルは過疎の町:住民か變われば行政も議會も變わりだす=42
若き町長の當選から町は變わりはじめた=43
常に利用者側から發想する=44
責任と負擔を自覺する住民=46
議會も行政も變わりはじめた=48
「福祉のまちづくり」の經濟收支=50
正念場を迎える生活者參加のまちづくリ=52
第2章 コミュニティ「力」で育む地域の敎育ㆍ保育=55
1. ご近所ネットワ-クが動くお母さんを支える:家庭保育ネットワ-ク「エスク」=57
生みやすく, 育てやすく, 動きやすい, 21世紀のために=58
家庭保育ネットワ-クの仕組み=59
コミュニティで育兒を支え合う=61
國のファミリ-サポ-ト事業のモデルに=62
2. 學校を據点にコミュニティが動きだした:活動の主役はお父さんたち=65
敎育について敎師と父兄が本音で話すことから始まつた=66
飼育小屋作りがお父さんたちに火をつけた=66
空き敎室を活用した活發なサ-クル活動=68
コミュニティル-ムで地域の大人と子どもたちが交流=69
2年がかりで校庭に自然觀察園作り=71
居場所を見つけたお父さんたち=72
學校と地域が融合することの意味は大きい=73
3. コミュニティ「力」で冒險遊び場作り:羽根木プレ-パ-クの實踐=75
ヨ-ロッパ生まれの冒險遊び場=76
住民有志の取り組みが行政を動かした=77
羽根木プレ-パ-クの運營システム=79
大きい「プレ-リ-ダ-」の役割=81
全國で冒險遊び場の試みが始まった=82
子どもの活動にかかわることで大人が變わり, 地域が變わる=84
4. 市民が運營する生涯學習システム:淸見潟大學塾の「遊び心で大學ごっこ」=85
市場原理の導入で行政システムの限界を超える=86
大手カルチャ-センタ-顔負けの充實した講座內容=90
市民のボランタリ-な活動に支えられた自主運營=92
內閣總理大臣賞受賞とさまざまな周年事業の實施=93
コミュニティ「力」で生き甲斐づくリ=95
第3章 コミュニティ「力」が守る地域環境と潤いのあるまちづくり=97
1. コミュニティ「力」で都市に潤いを:つくばア-バンガ-デニングのまちづくり=98
子どもを持つ母親たちの活動から地域が動きはじめた=100
「女性ガ-デナ-」の誕生=101
「つくばア-バンガ-デニング委員會(TUG)」發足へ=102
花壇の整備, そして園芸セラピ-へ=103
まちを市民の感性でデザインする=106
感動の「100本のクリスマスツリ-」イベント=107
地元農業との連携=110
「花のまちづくリコンク-ル」で最優秀賞を受賞=111
【コラム】グラウンドワ-ク活動について=113
2. 都市生活者と協力して日本人の心の風景「棚田」を守る:鴨川市棚田農業特區の試み=117
地域外の人たちからその價値に氣づかされた=118
棚田オ-ナ-制度發足=120
多樣なかかわり方のメニュ-を用意=122
全國棚田(千枚田)サミット開催=125
「棚田農業特區」に指定=127
第4章 コミュニティ「力」が創る地球に優しい暮らし=129
1. 徹底した分別でごみは資源に:愛知縣碧南市の取り組み=131
試行錯誤を繰り返しながら分別收集が始まった=133
市內から「ごみ捨て場」が消えた=135
こみを質の良い食源に=137
リサイクルが定着する市民生活=140
2. 生ごみは台所と農業の掛け橋:山形縣長井市のレインボ-プランの挑戰=142
「まちづくりデザイン會議」への提案がきっかけ=144
さまざまな協力者をつくる=146
時間をかけて, 市民主導で檢討を重ねる=147
モデル地區での實驗を經て, レインボ-プランがスタ-ト=148
獨自の認證基準によるレインボ-プラン農産物の生産=153
台所と農業が循環しはじめた=156
レインボ-プランの思想をまちづくりに活かす=158
第5章 コミュニティ「力」で守る地域の「食」と「農」, そして「農村」=161
1. 田舍俱樂部が進める「野菜トラスト」の試み:生活者とともに守る地域の農地と農業=164
見直される「地産地消」=165
アメリカで廣がる「コミュニティが支える農業」=166
日本版CSA「野菜トラスト」=168
廣がる小さな試みの波紋=170
【コラム】 トラストによる産消連携=172
2. 女性パワ-で農村地域を活性化:「女の砦ㆍたんぽぽ」は今日も元氣=177
「いきいき主婦講座」から活動は始まった=178
自分たちで値段を付けて農産物を販賣する=180
賣れ殘ったものは加工品に活用=181
直賣所の通年營業とレストラン事業の開始=183
技を活かしつつも必要な「消費者起点」のモノづくり=184
お父ちゃんたちも自立しはじめた=186
法人化してもコミュニティの視点を忘れない=188
3. コミュニティ「力」で作り上げた「村營百貨店」:村の生活墓盤は自分たちで守る=191
「村營百貨店」誕生=192
「ふるさと創生1億円」で人づくり=194
農業生産法人「(有)常吉村營百貨店」を設立=195
まさに「村のホットステ-ション」=196
集落ごとに活性化のアイデアを競う=198
住民と役場の(いい關係づくり)=199
第6章 商店街の活性化はコミュニティ「力」の釀成から=201
1. まち場コミュニティ機能の復活を目指す商店街:「早稻田いのちのまちづくり」が示す新しい商店街のスガタ=203
すべては商店街の「夏枯れ對策」から始まった=203
「早稻田いのちのまちづくり」へ=204
「損得勘定」をべ-スに, 樂しく, できることだけをやる=208
エコㆍステ-ションが取り持つ「緣」=210
廣がるリサイクル商店街の輪=212
目指すのは(まち場コミュニティ「力」)の復權=214
2. 「ロも, 手も出す」市民出資のまちづくり會社奮鬪記=217
危機感をバネに若手商店主が動きはじめた=219
市民出資の「まちづくり會社」誕生=220
トコトン地元にこだわる事業=222
樂しみながらまちづくり=224
避けて通れないまちづくり會社の位置づけの明確化=225
3. 商人インキュベ-ト事業で空き店鋪ゼロ:富山「フリ-クポケット」の試み=227
モデルは香港の(雜居マ-ケット)=228
フリ-クなスポットを目指して=230
卒業組が空き店鋪を理め盡くす=232
商人インキュベ-トの仕組み=234
タウンマネジメント組織の誕生=235
「まちなか西遊房」でシニアもチャレンジ=238
コミュニティ「力」でハ-ドルを乘り切れ!=239
第7章 整いはじめたコミュニティ「力」を支える仕組み=241
1. 特定非營利活動促進法(NPO法)=242
NPO法により社會的認知が高まる非營利活動=243
今後のNPO法人=244
2. 資金面の支援制度=246
① 財團による助成=246
② NPO支援基金=248
1. 公益信託方式=248
2. 行政運營方式(自治法基金型)=250
③ 市民バンク(金融機關型)=253
④ 市民バンク(ノンバンク型)=255
3. 地域通貨(エコマネ-)=257
取り組みが擴大する地域通貨=258
地域通貨の4つのタイプ=259
試行錯誤を繰り返しつつ定着=264
第8章 コミュニティ「力」で地域が變わるプロセスとメカニズム=265
1. はじめに=266
2. 地域が動きはじめる背景と契機=267
3. コミュニティ「力」の要は(人)=270
4. 活動のプロセスは千差万別=273
5. コミュニティ「力」の釀成は生活者の學習から=275
6. 地域は人材の寶庫だ=277
7. 小さな成果がもたらす大きな自信と自覺=278
8. 擴がる活動テ-マ=280
9. 行政の役割=282
おわりに=284
參考文獻=286