일문목차
I部 「私」を社會學する
第1章 認識する私=3
1. 「私」を認識する=4
「私」の認識=4
鏡に映った自我=5
外見=6
自我と他者=8
2. 認識する「私」の不在=9
「他者の過剩」と「自己の不確實感」=9
「主我」と「客我」=10
3. 認識する「私」の復權=12
「印象操作」「感情操作」=12
「ワレ-汝」的ワレ, 「ワレ-ソレ」的ワレ=14
「役割距離」と「役割形成」=15
「創發的內省」とコミュニケ-ション=16
認識する「私」の復權=19
第2章 期待される私=21
1. 潛在的な役割期待=22
意識されない期待=23
誰が期待するのか=24
不安心理に潛む期待=25
2. 2つの期待に應えて=27
役割と役柄=28
失敗がもたらす感情モ-ド=29
アタマ(からくる)意識とカラダ(からくる)意識=31
3. 面目の失墜がもたらすもの=33
"ク-ラ-"と"ウォ-マ-"=34
中ㆍ高年男性の自殺=35
"いじめ"による自殺=36
「自分」をやさしく見守るもう一人の自分=37
第3章 演じる私=41
1. 「私」の兩義性=42
2. 演じる私, 演じられる私=43
ゴッフマンの劇場論=43
劇を演じるということ=45
3. ゲ-ムとプレイヤ-=47
ゲ-ムの維持=47
參加者を支配するゲ-ム=49
4. 軸の轉回と社會的事實=50
ジンメルの社會性論=50
軸の轉回=52
社會的事實の發見=53
5. 「である」から「演じる」へ=54
第4章 感じる私:感情の社會學=61
1. 感情の社會性=62
悲しみよ こんにちは=62
感情の社會的構成=63
感情管理と感情規則=64
感情勞動=65
感情勞動のコスト=67
2. 感情のコミュニケ-ション=67
誠意と演技=67
漏洩表現=69
語られる感情=70
エモ-ションㆍト-ク=71
3. 社會の感情的構成=73
宗敎感情と社會=73
社會變動と感情=74
感情管理社會=75
感情の力=76
第5章 物語る私=79
1. 自己の同一性について=80
2. 物語による自己の同一性の維持=81
個人誌について - その構築性と單一性=81
個人誌と物語=84
3. 物語と記憶=85
記憶について - 同一性の前提=85
記憶の構築性と規範性=86
5. カテゴリ-と物語=89
カテゴリ-について=89
カテゴリ-による物語の構築=91
第6章 意味を求める私=97
1. 「意味」とともに暮らす私たち=98
動くことの意味, 生活することの意味=98
宗敎的な世界觀と勞動の意味=99
呪術的な世界觀とその後退=100
2. 問われることのない意味と日常性=102
日常生活の自明性=102
現實の世界と虛構の世界=103
3. 日常の中で問われる意味=105
意味に基づく行動=105
アクティブな意味の讀み取り=107
4. 日常生活における秩序の構築=109
インデックス性と相互反映性の日常=109
日常生活者の二面性=112
第7章 私を變える=117
1. 「私を變える」ということ=118
「主我」「客我」「身體」=118
「主我」と「客我」のかかわり=119
名前や容貌と樣樣な「客我」=122
2. 樣樣な「私を變え方」 - 「僞裝」「變身」「修養」「飜身」=123
「私を變え方」4類型=123
「僞裝」=125
「變身」=127
「修養」=128
「飜身」=130
3. おわりに - 「私を變える」こと, 「私が變わる」こと=131
II部 「他者」とのかかわり
第8章 親密なかかわり=137
1. 親密なかかわりと家族=138
家族の闇=138
親密さと閉鎖性=140
壓力としての家族=142
2. 性愛のかかわり=143
自己愛としての戀愛=143
親密さとセックス=144
「援助交際」と親密さ=145
同性間の性=146
3. 廣がる親密さ=148
「最後に賴れる」のは誰?=148
男性中心主義の「親しさの制度」=149
コレクティブハウジング, シェアハウジング=151
新しい親密圈ㆍつくりだす親密性=152
第9章 電子メディア上のかかわり=155
かかわりの電子的變容=156
1. かかわりの電子メディア=157
コミュニケ-ションの傳達機能と交話機能=157
自己充足的なメ-ルㆍコミュニケ-ション=157
電子揭示板ㆍウェブ日記ㆍブログㆍSNS=159
2. 電子的なかかわりの弱さと親密さ=162
フレ-ミングと顔文字=162
インタ-ネットㆍパラドクス=163
かかわりの稀薄化という錯覺=164
3. 電子的なかかわりと「私」の不安=166
かかわりの「局面」化=166
絶え間なきつながりのメディア=168
ケ-タイメ-ルと孤獨=169
第10章 ヴァ-チャルな他者とのかかわり:模倣という快樂と自己承認=173
1. アイドルに憧れるというコミュニケ-ション=174
現實の他者とメディア上の他者=174
自己を承認してくれないヴァ-チャルな他者=175
アイドルを絶對的に承認するという喜び=177
2. 「崇拜される」スタ-から「見守られる」アイドルへ=179
アイドル文化の歷史をたどる=179
おニャン子クラブㆍブ-ムからモ-ニング娘. 現象へ=182
自己承認を求めるアイドル=184
3. 「他者」を模倣するという快樂=184
日常的な相互承認ゲ-ムとしてのアイドル文化=184
模倣する動物としての人間=186
書く/讀むというコミュニケ-ションにおける非對稱性の連鎖=188
第11章 (視線)としての他者:ファッションをめぐって=191
1. 文化裝置としてのファッション=192
ファッションの記號論=192
近代社會とファッション=194
日本の近代化と「洋」服=195
2. ファッションが示す「私らしさ」=196
「私」を見せる=196
(モノ語り)の人人=198
自我とブランド=200
顯すことと隱れること=201
3. ファッションとしての身體=202
身體のファッション化=202
「私」の顔を見るのは誰か=205
第12章 かかわりの病理:引きこもりという「自分の地獄」=209
1. 自己肯定感を抱ぎづらい若者たち=210
日常世界の關係の重さ=210
島宇宙と化した生活圈=212
自己肯定感の脆弱さ=214
2. 純度100%を求めるメンタリティ=215
脫社會的な純愛物語=215
素の自分に對する憧憬=217
不確かな自分らしさ=219
3. 「まなざしの地獄」の新たな位相=220
「まなざしの地獄」=220
反轉する葛藤の內實=222
まなざされない不安=223
第13章 「異質な他者」とのかかわり=227
1. 2つの死=228
ホ-ムレスの死=228
「孤獨死」=229
ホ-ムレスの死と「孤獨死」=230
2. (ホ-ムレス)の(異質性)=230
(ホ-ムレス)という言葉=230
「野宿者」という言葉=231
(ホ-ムレス)の含意=232
(ホ-ムレス)の(異質性)=234
3. (異質性)の社會的構築=235
社會的アイデンティティ=235
スティグマ, 偏見, ステレオタイプ=236
イメ-ジ=237
「イメ-ジ空間」への閉塞=238
4. (異質性)の正當化=240
ホ-ムレス襲擊=240
「自業自得」論=241
第14章 ボランティアというかかわり=245
1. ボランティアとは何か=246
ボランティアのイメ-ジ=246
搖れ動く「ボランティア」=246
「裏切られた」ボランティア=249
2. 關係性の中で=250
他の人に助けられる=250
支え合う人間關係=252
災害の場=254
3. たいした存在ではないボランティア=256
微妙な境界線=256
「今, ここで, こうして」=258
4. 人間關係が發するメッセ-ジ=260
引用ㆍ參照文獻=263
事項索引=271
人名索引=275