일문목차
序章 刑事未成年制度と少年司法における保護主義との關係=1
第1章 刑事責任論における「責任非難」と「豫防目的」=11
序節=11
第1節 刑事責任論の展開=13
1. 刑事責任論の基礎=13
2. 規範的責任論の發展=18
3. 規範的責任論への疑問提起=22
4. 實質的責任論の展開=24
5. 小括=35
第2節 責任能力論の展開=39
1. 實質的責任論の展開と責任能力論の問題狀況=39
2. 傳統的な責任能力論=40
3. 實質的責任論の展開と責任能力論=43
4. 小括=46
第2章 ロ-マ法における未成熟犯罪者の取り扱い=57
序節=57
第1節 十二表法(紀元前450年頃)=58
第2節 アクィ-リウス法(紀元前290年頃)=60
第3節 ラエトリア法(紀元前190年頃)=62
第4節 ユスティニアヌス帝法典(500年代)=62
小括=64
第3章 ドイツにおける少年の刑事責任評價に關する歷史的硏究=69
序節=69
第1節 成人刑の減輕の時代=73
1. 中世ドイツ=73
2. 普通法の時代=75
3. 啓蒙期=85
第2節 弁識能力重視の時代=92
1. 時代背景=92
2. 1810年フランス刑法典=93
3. 1851年プロイセン刑法典=95
4. 1871年ドイツライヒ刑法典=97
第3節 生物學的 - 心理學的方法による判斷の確立期=101
1. 少年刑法改正運動期(1871~1923)の展開=101
2. 1923年少年裁判所法の成立と法改正=126
小括=132
第4章 我が國における少年の刑事責任評價に關する歷史的硏究=149
第1節 現行刑法前史=149
1. 明治13年舊刑法前史=149
2. 明治13年舊刑法とその制定=158
第2節 明治40年新刑法における刑事未成年制度の成立=170
1. 明治40年新刑法とその制定過程=170
2. 明治40年新刑法における刑事未成年制度=177
第3節 現行刑法下における刑事未成年および少年の處遇の變遷=185
1. 明治41年感化法の公布と大正6年國立感化院令=185
2. 大正少年法の制定と少年法制をめぐる論爭=187
3. 新少年法の成立と少年處遇法制=193
4. 少年法改正の動向=203
小括=213
第5章 少年の刑事責任=227
第1節 刑事未成年制度の檢討=227
1. 絶對的刑事未成年の採用=227
2. 刑事未成年制度の理論構造=231
3. 刑事未成年制度と責任能力評價=236
4. 觸法少年の處遇と刑事責任年齡=239
第2節 犯罪少年の刑事責任=243
1. 保護主義と刑罰適應性=243
2. 相對的刑事成年の不採用と要保護性の調査=251
3. 刑事責任年齡と少年法上の特別規定の關係=245
結語=267