일문목차
序章 新遺傳學ㆍ生命倫理ㆍ實證的アプロ-チ/額賀淑郞=1
1. 新遺傳學の生命倫理=1
2. 生命倫理の實證的アプロ-チ=1
3. 實證的アプロ-チの方向性=12
4. 新遺傳學における生命倫理の實證的アプロ-チ=14
5. 本書の經緯=16
第I部 遺傳子硏究と文化
第1章 ヒトゲノム計劃ㆍ醫療政策ㆍ生命倫理/バ-バラㆍケ-ニグ;工藤直志 譯=23
1. ヒトゲノム計劃の「はじまりを越えて」=23
2. 米國と日本の比較=29
3. 科學文化と大衆文化=34
4. 遺傳學硏究と「人種」理論=37
5. 醫療の政治經濟學ㆍグロ-バル化=40
6. 文化的な說明の危險性=44
第2章 遺傳的デザインの文化的制御/金森修=49
1. 優生という性=49
2. 改造の試行錯誤=57
3. ポストゲノム時代の倫理原則=72
第II部 遺傳子硏究と政策
第3章 遺傳子決定論と遺傳子例外主義/アンㆍウィリ-;竹田惠子 譯=81
1. 守秘義務=81
2. 規制=84
3. 試料の保存=86
4. 當事者の參加=89
5. さらなる展開=92
第4章 遺傳子技術の政策問題/廣井良典=101
1. 日米間での醫療システムㆍ政策の比較=101
2. 遺傳子硏究の倫理的諸問題に關する政策立案 - 日本の現狀=104
3. 考察:槪念的わく組み - 「近代的」原理と「脫近代的」原理の交錯=105
4. 個別の論点 - 心理社會的サポ-ト, 被驗者保護及び福祉國家=108
第III部 遺傳子硏究と歷史
第5章 ゲノム地圖の作成と社會秩序の構築/ステファンㆍヒルガ-トナ-;額賀淑郞 譯=115
1. ゲノム地圖作成における課題=118
2. 手作業=120
3. 競爭=124
4. 小規模な實驗室とゲノムセンタ-=129
5. ゲノムセンタ-の說明責任=132
第6章 バイオテクノロジ-時代におけるヒト生物試料/山中浩司=141
1. 技術的背景 - 複製ㆍ融合ㆍ組換=145
2. 歷史的コンテキストと社會構成的要素=148
3. 所有權をめぐる社會的實踐=159
第7章 サポ-トグル-プに關する歷史的觀点/アリスㆍウェクスラ-;金一裕之 譯=172
1. 優生學の記憶=174
2. 家族の聲が言說を變える=179
3. 發症前診斷へのパラダイム=180
4. サポ-トグル-プの歷史的觀点=182
第IV部 遺傳子硏究と市民社會
第8章 遺傳學的市民とは何か/デボラㆍヒ-ス;レイナㆍラップ;カレンㆍス-ㆍタウシッグ;仙波由加里 譯=189
1. 遺傳學的市民のマッピング=190
2. 運動の再構築と市民權請求の遺傳子化=193
3. サイボ-グポリティクス, 身體化, 新しい公共圈=196
4. 生一權力, 擁護運動, 「ケアの倫理」の追求=199
5. 遺傳學的市民とその技術的ㆍ社會的連携=203
6. 遺傳學がつくられるとき=212
第9章 北米と日本における「新醫療複合體」/額賀淑郞=217
1. はじめに=217
2. 北米と日本における遺傳ネットワ-ク=221
3. 發症前診斷の利用=226
4. 遺傳性疾患の再定義 - 北米の「家族性疾患(家族病)」と日本の「難病」=231
5. 新醫療複合體の共生成=237
あとがき=242
用語解說=244
遺傳子硏究の關連年表=255
歐文目次=257
索引=258