일문목차
はしがき=3
序章 共同體·協同·公共性 - 地域農業協業組織分析序論(2008)=13
はじめに=13
I. 共同體=14
1. 共同體論=14
2. 水利共同體=17
3. 日本の村落共同體=21
II. 格差社會と共同體=25
1. 格差社會=25
2. 格差社會と地域格差=31
3. 共同體の二面性=32
III. 市民社會·公共性·共同體·協同=35
1. 市民社會と公共性=35
2. 共同體と公共性=42
3. 協同と公共性=44
おわりに=47
第I部 兼業農業の時代
第1章 地域勞動市場と兼業農家(1979)=57
1. はじめに - 一九七○年代現段階=57
2. 勞動市場と農家勞動力の流動化=59
3. 賃金格差と農家勞動力の勞賃構造=63
4. 農業從事者の動向=66
5. 地域農業再建と兼業農家=70
おわりに=74
第2章 畜産的土地利用の展開(1985)=77
はじめに=77
I. 北九州における水田酪農=79
1. 米麥二毛作體系と水田酪農=79
2. 東與賀町中飯盛の水田酪農=80
3. 水田酪農の困難性=83
4. 水田轉作下の「水田酪農」=84
II. 阿蘇·久住·飯田における牧野利用農業=88
1. 牧野利用の歷史=88
2. 入會牧野と草地開發事業=95
3. 牧野利用畜産と地域農業=101
III. 南九州における畑作肉牛經營=113
1. 畑作肉牛經營の成立過程=113
2. 集約畑作·飼料作型肉牛經營の展開 - 宮崎縣小林市高津佐=116
3. 普通畑作·飼料作型肉牛經營の展開 - 鹿兒島縣大崎町小能=120
4. 産地形成と土地利用=122
おわりに=125
第3章 農民の自治と連帶 - 擔い手の視点から(1986)=129
はじめに=129
I. 地域への視角=130
1. 地域とは何か=130
2. 國民經濟と地域農業=132
II. マルクスの農民自治論=133
III. 農民自治の原点 - いわゆる「むら」論をめぐって=135
1. 「むら」と「いえ」=135
2. 佐賀の農村からみた「いえ」と「むら」の課題=137
IV. 「むら」の圍いこみと農民自治=140
1. 「むら」の圍いこみと明治合倂村=140
2. 今日における農民自治の課題=141
V. 擔い手論への視角 - 農法變革の擔い手=144
1. 何のための擔い手か=144
2. 零細農耕と農法變革の課題=145
VI. 農業のある地域づくり - 連帶の課題=147
1. くらしにおける連帶 - 産直運動と地域=147
2. 經濟における連帶 - 低賃金と格差の是正=149
第4章 中山間地域政策の檢證と課題(1999)=153
はじめに=153
I. 國の中山間地域政策=154
1. 全國總合開發計劃=155
2. 山振法, 過疎法, 特定農山村法=161
3. まとめ=167
II. 縣の中山間地域政策=168
1. 秋田縣 - 補助率上乘せ=168
2. 岩手縣 - 山間地域の園藝·地域特産農業支援=169
3. 福島縣 - 中山間地域における米産地シフト助成=170
4. 鳥取縣 - 「鳥取縣型デカップリング」=171
5. 高知縣 - せまち直しとレンタルハウス=173
6. 宮崎縣 - 林業勞動者の社會保險負擔に對する助成=175
7. まとめ=176
III. 地域からの檢證 - 高知縣西土佐村F集落=179
1. 西土佐村=179
2. F集落=187
IV. 中山間地域政策の課題=194
1. 條件不利地域政策の課題 - 「間接的」「直接的」直接所得補償=194
2. 地域農政の課題 - 主體的政策形成=196
3. 過疎對策の課題 - そこに住む人びとのための施策=198
第II部 協同の時代
第5章 ヨ-ロッパ都市における農的空間(1992)=207
はじめに=207
I. イギリス=208
1. アロットメント(市民農園)的活用=208
2. City Farm(都市農場)的利用=211
3. バ-ミンガム市におけるAMとア-バン·ファ-ム=215
II. ミュンヘンのクラインガルテン=222
1. 州·市からの廳き取り=222
2. ミュンヘン市のKG=224
まとめ=227
第6章 ヨ-ロッパ型生協と組合員參加問題(1991)=231
はじめに - 神奈川からヨ-ロッパへ=231
I. イギリス - マネジメントとデモクラシ-の相克=232
II. スウェ-デン - 組合員よ生協へ還れ=237
III. イタリア - 外からの競爭と內からの參加と=242
IV. 農産物の新鮮·安全志向=248
まとめ - ヨ-ロッパから日本へ=251
第7章 生協事業連合の國際比較(2005)=255
はじめに - 本章の課題領域=255
I. 日本における事業連帶·連合の展開=256
1. 第I期·設立期 : 一九九○年代前半まで=256
2. 第II期·見直し期 : 一九九○年代後半=258
3. 第III期·新たな展開期 : 二一世紀=259
4. 新たな展開の背景と論点=261
II. 事業連帶の諸類型=262
1. 統合型=263
2. 部分機能連帶型=264
3. 共同仕入型=265
4. 事業連合における單協間關係=266
III. 事業連合における參加とガバナンス=267
1. 問題の所在=267
2. 事業連合のガバナンス=268
3. 事業連合への組合員參加=269
IV. ヨ-ロッパ生協の事業連帶=270
1. なぜヨ-ロッパか=270
2. イギリスの事業連帶=271
3. イタリアの事業連帶と事業連合=273
4. まとめ=275
おわりに - ネットワ-クとしての協同組合=277
第8章 マルクスの土地所有論と農民像(1993)=279
はじめに=279
I. マルクスの土地所有論=281
1. 所有の本質論=281
2. 『資本論』と近代的土地所有論=285
3. 合理的農業と私的土地所有批判=288
4. 土地國有化論の提起と限定=293
II. マルクスの農民像と農民政策=296
1. 勞農同盟の必要性=296
2. 農業勞動者論と分割地所有論=298
3. パリ·コミュ-ンと農民自治=301
4. 集團的所有移行論=305
おわりに=308
自註=315
あとがき=329
著作目錄=330