일문목차
まえがき
第1章 "傍觀者"が殘酷ないじめをエスカレ-トさせる
1. 自ら命を絶つ子どもたち - いじめの果ての結末
① いじめの加害者は誰か? ~T君の場合~=20
次次に明るみに出る"いじめ"の實態=22
何もせずにいることの責任=24
② わずか轉校3カ月での自殺 ~N君の場合~=26
"敎室の惡魔"と化す傍觀者=28
敎師までもが惡魔の傍觀者と化す=30
③ いじめ問題に國境はない ~J君の場合~=32
信じがたい學校の對應=34
2. 傍觀者が加害者をヒ-ロ-に仕立て上げる - いじめの背後に潛むもう1人の惡魔
加害者はなぜそこまで殘酷になるのか=37
加害者と傍觀者を分けることの意義=40
いじめを抑えるカギは傍觀者にあり=41
3. 日本の學校はなぜ傍觀者が多いのか - 日本のいじめと米·歐州のいじめ
國によって違ういじめの抑止力=46
數字で見るいじめの傾向=48
國と連携する「いじめ防止プログラム」の必要性=50
第2章 自殺, 復讐 - "被害者"の心理を分かつもの
1. なぜいじめられていることを話さないのか - 言葉にならないSOS
まったく信賴されない大人と敎師たち=54
いじめられる側にも責任はあるのか?=56
子どものSOSサインを見逃さない=58
2. 消えることのない"いじめの爪跡" - いじめはその時だけの問題ではない
"いじめられた"という過去が社會生活を脅かす=61
いじめは"級友虐待"だ!=64
いじめは"學校犯罪"だ!=65
3. 復讐する被害者の心理 - 悲しみ, 苦しみが"憎しみ"に變わる時
自殺する被害者の多くはうつ病=69
いじめ許容量が大きい人ほど要注意!=70
復讐する被害者の恐ろしい心理=72
復讐心に打ち勝った心優しき少年=74
いじめ被害者が銃亂射事件を起こす=76
長い潛伏期間を經て大爆發した怒り ~バ-ジニア工科大學銃亂射事件~=78
被害者の心理にも國境はない=80
やはり, 重要なのは"傍觀者"=82
第3章 無視, 無關心, 煽り - "傍觀者"の心理
1. "傍觀"の心理を分析する - ただの無關心か, それとも防衛本能か
傍觀者が臆病なのは當たり前=86
殺人事件を題材に傍觀者の心理を學ぶ=87
"傍觀度"は傍觀者の人數に正比例する=89
2. 傍觀者の强みは人數 - 1本1本は弱くても集まれば强い矢になる
いじめの96%は先生のいないところで起こる!=91
傍觀者の不安をどう取り除くか=92
マジョリティこそが傍觀者の强み=93
傍觀者が行動すれば加害者は力を失う=95
世界的に注目される傍觀者の役割=96
3. 傍觀者にも殘る"いじめの爪跡" - 「何もしてあげられなかった」という呪縛
多くの傍觀者を苛む罪の意識=101
心を蝕まれるかつての傍觀者=105
第4章 いじめ問題·解決のヒントは傍觀者にあり!
1. 傍觀者を變えていじめを防止する! - アメリカ發·いじめ對策プログラム
傍觀者に焦点をあてたアメリカの取り組み=108
まずは敎職員の訓練から=110
いじめ擊退法"HAHASO"=111
傍觀者を立ち上がらせるための效果的な方法=113
傍觀者が立ち上がってA君を救った=115
いじめ防止プログラムは"繼續"こそ最重要課題=118
いじめ對策は學力向上にもつながる!=120
映畵の敎材を使ったいじめ對策=123
被害者を助ける6つのステップ=126
遊び仲間のリ-ダ-を訓練する=129
2. 「ネットいじめ」に見る傍觀者の役割 - バ-チャルな世界にも救世主はいる!
深刻化するネットいじめ=132
進まないネットいじめ對策=134
アメリカにおけるネットいじめ對策=135
子どもにネット環境を提供した"後"が肝心=137
ネットいじめの標的にされたらどうすればよいのか=138
3. 傍觀者がいじめ被害者を救った! - いじめ問題を解決に導いた日本の成功事例
傍觀者を變えた"君を守り隊"=142
「いじめは絶對に許さない!」=144
自主的につくり上げた制度は自然と繼續する=146
第5章 いじめを隱ぺいする學校は"第二の傍觀者"だ
1. いじめを認めない學校側の"事情" - 保身にはしる敎職員たち
いじめをひた隱しにする敎師と學校=150
なぜ學校はいじめの事實を認めないのか=152
學校はいじめ對策を講じる責任がある=155
2. いじめ問題は學校だけでは解決できない - 學校-警察-地域住民が連結しているアメリカ
"いじめ殺人"で大きく動き出したアメリカのいじめ對策=158
やる氣のない先生をどう說得するか=161
學校と警察が連携すればより抑止力が高まる=162
スク-ルポリス(學校警官)を導入しているアメリカ=166
地域ぐるみのいじめ對策=167
3. いじめ問題を惡化させた學校と文科省 - 行政と敎育現場との間に生じるズレ
敎師には生徒の安全を守る義務がある=170
文科省が指導するいじめ對策は有效か?=171
傍觀者の意識を變えた"茨城の熱血先生"=174
現場の敎師が動きやすい環境づくりを=176
忙し過ぎる日本の敎員=178
文科省が隱ぺい體質の原因をつくった?=180
文科省の犯した失敗=182
第6章 いじめ問題 - 大人ができること, やるべきこと
1. 大人はいじめ問題に無關係ではない! - 社會のル-ルは大人が子どもに敎えるべき
子どもの對人關係スキル向上がいじめ防止のカギ=186
アメリカ發·SS(セカンドステップ)の日本への導入例=188
大人が變わらなければ子どもは變わらない!=190
重大な役割を擔っているPTA=192
2. 遺族を取り卷く"大人のいじめ" - 學校, 地域社會がかかえるもう一つの問題点
遺族を苦しめる學校側の對應=194
訴えを起こした遺族が"村八分"になる日本の地域性=195
日本と異なるアメリカの地域社會=198
① 「いじめポリスUSA」を結成した母親=198
② 「いじめ防止法」制定に奔走した女子大生=200
3. 大人が變わればいじめ問題は解決できる! - いじめは子どもだけの問題ではない
子どもに對して大人の果たすべき役割=202
大人の毅然たる態度がいじめ問題を解決する=203
嚴重處分を下した學校の態度=205
いじめ問題の解決責任は大人にあり=207
補足 アメリカのいじめ對策を支えるいじめ防止法 - 州ごとの取り組み
いじめ防止法が制定されている州=209
いじめ防止法が生徒と先生を守る=211
デラウェア州學校いじめ防止法=211
校長のリ-ダ-シップによって守られた敎職員の安全=213
あとがき
主要參考文獻