일문목차
はしがき=3
第1章 組合員と組織活動 / 小山良太=13
はじめに=13
第1節 組合員の多樣化と旣存の組織との矛盾=15
1. 組合員の多樣化·異質化の進展=15
2. 總會·總代會, 地區懇談會に關する組合員意向=16
3. 運營方針の浸透方法と總會·總代會の位置づけ=18
第2節 第24回JA大會決議にみる組織對策の特徵=20
1. 農協を巡る現狀認識と組織問題の捉え方=20
2. 組合員加入促進對策の特徵と課題=20
3. 農協組織活性化と地域對策の課題=23
第3節 組合員資格問題と組織對策=24
1. 農協組合員資格問題の背景=24
2. 員外利用規制と准組合員對策=25
3. 北海道農協における准組合員の捉え方=27
第4節 農業の擔い手と事業·組織のあり方=29
1. 農協事業利用と組織對策の關係=29
2. メンバ-シップとユ-ザ-シップ=31
3. 今後の農協運動の方向と組合員組織=32
第5節 廣域合倂農協における事業組織再編のあり方 -福島縣JA伊達みらいの組織對策-=34
1. 福島縣農協の特徵とJA伊達みらいの位置=34
2. JA伊達みらいの槪況と地域農業の課題=36
3. 組合員の動向と農協事業の特徵=37
4. JA伊達みらいの組織機構の特徵=41
5. JA伊達みらいにおける事業·組織再編のあり方=46
まとめ=47
第2章 北海道の農協營農指導事業と地域農業支援システム / 坂下明彦=51
はじめに=51
第1節 農協總合事業における營農指導事業の位置づけ=52
1. コスト削減か營農指導の充實か -農協經營問題-=52
2. 直接所得補償方式への轉換と産地形成の基礎 -販賣事業-=54
3. 農地擔保金融から對人信用へ -融資事業-=55
4. 「農協ばなれ」の焦点 -資材購買事業-=57
第2節 營農指導員の役割と多樣な組合員への對應=59
1. 營農指導員の位置づけ=59
2. 組合員の多樣化に對應した營農指導體制=62
第3節 北海道における地域農業支援システムの展開=63
1. 營農指導事業の段階的展開と地域農業支援システムの類型=63
2. 産地形成の基礎となる販賣對應型システムの擴大と强化=65
3. 經營轉換誘導のための擔い手育成型システム=67
4. 現段階における農協の生産過程介入型システム=69
おわりに=70
第3章 系統組織·事業再編下における農協營農指導事業の再構築 -西日本の農協を事例として- / 板橋衛=75
はじめに=75
第1節 系統組織·事業再編下における營農指導事業體制の再編 -1985年以降の統計分析を中心にして-=76
1. 營農指導員の減少傾向と配置構造の變化=76
2. 營農指導事業のサ-ビス·效率性の低下=78
3. 「經濟事業改革」下の營農指導事業=82
4. 營農指導事業再編の現段階=83
第2節 地域農業の縮小·再編下における合倂農協の營農指導事業の再編 -廣島縣三次農協を事例として-=84
1. 農協合倂と農協經營の課題=84
2. 營農經濟事業體制の再編と舊來型農業振興の限界=85
3. 地域農業振興の再構築と營農指導體制=88
4. 地域農業の縮小·再編下における農協營農指導事業の意義=92
第3節 縣域單位の合倂農協における營農指導事業の再編 -香川縣農協を事例として-=93
1. 香川縣農協の設立と組織·事業體制の再編=93
2. 營農指導員の機能と營農指導事業再編の背景=96
3. 營農經濟センタ-·地區本部體制への再編と營農指導事業業務の多樣化=99
4. 縣域單位農協における營農指導體制の再編とその意義=103
おわりに=106
第4章 系統農協の米販賣事業 / 小池(相原)晴伴=111
はじめに=111
第1節 米市場制度の變化と系統農協=112
1. 國による直接管理の下での販賣事業=112
2. 自主流通米制度の下での販賣事業の展開=113
3. 舊食糧法による古米在庫保管の全農への轉嫁=115
4. 改正食糧法による生産調整の單協への轉嫁=118
第2節 北海道における米販賣事業の展開と現狀=120
1. 食管法下での米販賣事業=120
2. 食糧法下での米販賣事業=121
3. 單協による對應=122
第3節 系統農協の米販賣事業の展開方向=124
1. 生産調整の「選擇制」の檢討開始=124
2. 系統農協の米販賣事業の展開方向=126
第5章 生活活動·生活事業と組合員參加 / 東公敏=131
はじめに=131
第1節 生活活動·生活事業の展開過程=132
第2節 運動の事業化と組合員參加 -新豫約共同購入と助け合い活動の事例から-=136
1. 新豫約共同購入=136
2. 助け合い活動=140
第3節 推進にあたっての諸論点=143
第6章 JAバンクシステムと農協信用事業の展開方向 / 木原久=147
はじめに=147
第1節 協同組織金融の生い立ちとその展開=147
1. 産業組合の設立とその後の展開=147
2. 農村恐慌·戰時體制下の政策展開と産業組合の變質=149
第2節 戰後の農業協同組合の展開と農協信用事業=151
1. 戰後の農協創設と農業資金·經營問題=151
2. 高度經濟成長下の農協信用事業=155
第3節 規制緩和進展下の農協信用事業=161
1. 1980年代以降の金融自由化の進展=161
2. 農協改革と農協信用事業=166
3. 組織整備からJAバンクシステムの構築へ=170
第4節 農協信用事業の展開方向 -理念と役割の再構築に向けて-=173
1. JAバンクシステムの展開=173
2. JAバンクシステムの課題=175
3. 農協信用事業の再檢討と展開方向=180
第7章 共濟事業の仕組みと課題 / 泉田富雄=185
はじめに=185
第1節 農協共濟事業の展開=186
1. 事業の展開過程=186
2. 事業方式と段階別機能=191
第2節 農協共濟の仕組み=193
1. 生命共濟, 損害共濟の兼營=193
2. 獨自仕組みの開發 -建物更生共濟など-=194
3. 低負擔の追求 -共濟掛金率と割戾し-=196
4. 今後に向けて=197
第3節 農協共濟の普及と推進活動=198
1. 組合員參加の共濟推進=199
2. 全職員による短期一齊推進=199
3. 專任職員による推進=201
4. 共濟推進を困難にしているもの=203
5. 今後に向けて=204
第4節 農協共濟による生活·福祉面活動=206
1. 取り組み經過と活動內容=206
2. 活動の特徵=207
3. 活動の意義=208
4. 今後に向けて=208
第5節 共濟事業の課題=209
1. 部門損益が示す事業課題=209
2. いくつかの論点 -まとめにかえて-=210
第8章 農協に動く人人 / 老田弘道=215
第1節 構造改革·農協「改革」下の職場と勞動=215
1. 組織·事業の再編=215
2. 組織·事業の再編下での職場と勞動=216
3. コスト削減優先の勞務管理の徹底, そのもとでの賃金·權利·勞動條件の低下=219
4. 協同組合勞動の後退·變質=224
第2節 農協に動く人人の願いと運動=227
1. 農協に動く人人の現狀打開への思いと要求の深まり=227
2. 農協勞動組合の現狀と課題=230
3. 全農協勞連の最近のとりくみと課題=234
4. 協同組合勞動の未來を確かなものに=238
第9章 財務諸表の見方 / 坂根利幸=243
はじめに=243
第1節 會計と財務諸表=243
1. 經營活動と會計=243
2. 損益計算と財産計算=244
3. 主要な財務諸表=244
第2節 損益狀況の考え方=248
1. 經常利益(率)=248
2. 粗利=249
3. 管理費=250
4. 事業外損益と特別損益=250
5. その他の各論=251
第3節 財産の狀況の考え方=254
1. 純資産の狀況=254
2. 各事業ごとの財産=255
3. その他の資産と負債=255
4. 若干の各論=256
第4節 農協の經營改善の論点=256
1. 協同組合の經營=257
2. 豫算管理=257
3. 部門別損益=258
第10章 協同組合としての農協の課題 / 田代洋一=259
はじめに=259
第1節 協同組合としての農協=260
1. 協同組合の定義=260
2. 協同組合における營利と非營利=260
3. 協同組合らしさ=262
第2節 組織·事業再編の背景論理=263
1. 第I期(1995年まで) -組織再編開始期-=263
2. 第II期(1990年代後半) -JAバンク化期-=266
3. 第III期(21世紀) -經濟事業「改革」期-=267
4. 第IV期(2009年以降) -岐路に立つ農協-=271
第3節 農協の規模と業態=274
1. 農協の適正規模論=274
2. 農協の業態論=279
第4節 農協の事業=281
1. 營農指導=281
2. 經濟事業=284
3. 信用共濟事業=286
第5節 協同組合としての農協の課題=289
1. 農協と株式會社=289
2. 員外利用規制と准組合員制度=297
3. 農的地域協同組合への道=299
あとがき=311