일문목차
はしがき=i
第I部 黎明期のメディアを創った人人
第1章 岸田吟香 - 幕末に新聞雜誌を創刊, 日本初の從軍記者=3
1. ヘボン先生と出會うまで=3
2. 新聞草創=5
3. 『東京日日新聞』の時代=7
4. 廣告と淸國との交流=9
第2章 ジョン·レディ·ブラック - 開化日本を報じた英國人ジャ-ナリスト=11
1. 來日以前のブラック=11
2. 橫浜でのジャ-ナリズム活動=12
3. 『日新眞事誌』の發行=13
4. 左院お雇いから『万國新聞』刊行停止へ=16
第3章 福地おう痴 - 世論の風潮を顧ずして往進すべし=19
1. 幕臣として=19
2. 『江湖新聞』時代=22
3. 『東京日日新聞』時代=23
第4章 假名垣魯文 - 輕妙な文體とゴシップで庶民を新聞に親しませた戱作者=29
1. 戱作者になるまで=29
2. 新聞記者への轉身=31
3. 軟派のジャ-ナリズム=33
4. 言論彈壓下の小新聞=35
第5章 福澤諭吉 - 「日本一の時事新報」の盛衰=39
1. 『時事新報』誕生の背景=39
2. 「日本一の時事新報」=41
3. 福澤沒後の『時事新報』=44
4. おわりに=46
第6章 矢野龍溪 - 『郵便報知新聞』で新聞大衆化を斷行=47
1. 『郵便報知』記者の時代=47
2. 立憲運動と『經國美談』=49
3. 大新聞の改革=51
4. 啓蒙のジャ-ナリスト=53
第7章 村山龍平 - 『朝日新聞』を全國紙に育てた經營者=55
1. 大阪の雜貨商として=55
2. 『朝日新聞』創刊から社長へ=56
3. 東京進出と政論新聞の創刊=59
4. 白虹事件と晩年=61
第8章 黑岩淚香 - スキャンダル報道で讀者をつかむ=65
1. 『萬朝報』發刊以前=65
2. 『萬朝報』創刊と發展=67
3. 「赤新聞」の光と陰=70
4. たそがれの『萬朝報』=71
第9章 德富蘇峰 - 明治·大正·昭和三つの時代をリ-ドした新聞記者=75
1. 彷徨期=75
2. ジャ-ナリズムの世界へ=76
3. 政治の渦中に=78
4. 「立言者」となる=81
第10章 陸갈南 - 孤高の新聞記者=83
1. 模索の時代=83
2. 官報局時代=85
3. 「國民主義」の形成=87
4. 新聞『日本』創刊=88
5. 晩年=90
第11章 秋山定輔 - 利益と言うよりは寧ろ一人でも余計に讀んで貰う=91
1. 新聞創刊まで=91
2. 『二六新報』(第2次)=93
3. 日露戰爭前後=95
4. 『二六新報』のその後と秋山=96
第12章 本山彦一 - 新聞紙も一種の商品なり=99
1. 『大阪每日新聞』以前=99
2. 實業家から新聞經營者へ=101
3. 『大朝』『大每』の2大新聞時代へ=104
4. 「新聞商品主義」を揭げて=105
第13章 瀨木博尙 - 活字文化を支えた廣告人=111
1. なぞ多い業界パイオニアたちの履歷=111
2. 博報堂創業前でのメディア體驗=113
3. 『東京朝日』の一面, 出版廣告で埋める=114
4. 出版界コミュニティ神田村の廣告·金融センタ-=115
5. 電通との円本合戰=117
6. 東大に明治新聞雜誌文庫寄贈=118
第14章 光永星郞 - 世界の電通の創業者=119
1. 廣告業兼營の通信社史=119
2. 通信業經營の夢=120
3. 談合の排除=121
4. 創始者は序列第3位=122
5. 遂に通信業も開業=124
6. 急速な發展=125
7. 同盟通信との合倂, 廣告專業へ=126
第II部 メディアの變革を主導した人人
第1章 大橋新太郞 - 「博文館王國」を築いた出版人=129
1. 長岡時代=129
2. 博文館の創設=130
3. 「博文館王國」への展開=132
4. 出版人から財界人へ=135
第2章 佐藤義亮 - 文學出版社·新潮社の創立者にして近代文學史のプロデュ-サ-=137
1. 生い立ち=137
2. 新聲社時代=138
3. 雜誌『新潮』の創刊と展開=139
4. 文學出版社·新潮社=141
5. 近代文學·文化史のなかで=143
第3章 羽仁もと子 - 生活への着目から『婦人之友』へ=145
1. 婦人記者になるまで=145
2. 『家庭之友』の創刊=147
3. 『婦人之友』の創刊=149
4. 羽仁もと子の結婚觀·家庭觀=151
5. 戰時下のもと子と『婦人之友』=152
6. おわりに=153
第4章 嶋中雄作 - 讀者は單なる商品の顧客とは違ふ=155
1. 生い立ち=155
2. 中學入學, 卒業と上京=156
3. 中央公論社入社=157
4. 中央公論社社長就任=160
5. 不自由な時代へ=162
6. 戰後とその死=163
7. おわりに=164
第5章 山本實彦 - 「出版界の四天王」の榮光と挫折=167
1. ジャ-ナリストとしての山本實彦=167
2. 經營者としての山本實彦=169
3. 政治家としての山本實彦=172
第6章 菊池寬 - 生活第一, 藝術第二=175
1. 劇作家·小說家として=175
2. 社長, 天才プランナ-として=176
3. 戰爭への協力=180
第7章 野間淸治 - 「雜誌王」の立身出世主義=183
1. 田舍敎師の人生登山=183
2. 大日本雄弁會と講談社=184
3. 「九大雜誌王國」への道=185
4. 「雜誌王」の夢=188
5. おわりに=190
第8章 岩波茂雄 - 出版の理想を求めて=191
1. 岩波書店創業まで=191
2. 起源としての夏目漱石=193
3. 円本時代の展開=195
4. 時局下の出版活動=197
第9章 小林一三 - 「大衆本位」「家庭本位」を貫いた異色の實業家=199
1. 「みみず電車」の專務取締役へ=199
2. 寶塚少女歌劇のPR作戰=201
3. 東京進出を果した寶塚歌劇=202
4. 異色の實業家·小林一三=205
第10章 下中彌三郞 - 出版は敎育である=207
1. 獨學の時代=207
2. 敎壇から演壇へ=209
3. 出版人として=211
4. おわりに=214
第11章 岩永裕吉 - 通信社の基礎を築く=217
1. 通信社を志すまで=217
2. 不平等との鬪い=220
3. ナショナル·ニュ-ス·エ-ジェンシ-=222
第12章 正力松太郞 - 讀賣新聞·日本テレビの總帥=225
1. 正力松太郞の虛像と實像=225
2. 正力松太郞と『讀賣新聞』=227
3. 日本テレビと正力松太郞=231
第13章 前田久吉 - 『大阪新聞』『産經新聞』の創立者=235
1. 2つの「ハシゴ」=235
2. 『夕刊大阪新聞』, 『日本工業新聞』, そして『時事新報』=238
3. 戰後の動き=241
4. おわりに=242
第14章 今道潤三 - 俗番組に徹せよ=243
1. 海運から放送の世界へ=243
2. テレビの發展とともに=245
3. 大衆文化としての放送文化=246
4. おわりに=249
第15章 前田義德 - NHK中興の祖=251
1. 朝日新聞社特派員として=251
2. 新聞人から放送人へ=254
3. NHK會長としての前田義德=258
(コラム)
ジョセフ·ヒコ(浜田彦藏) - 數奇な運命のもと最初の日本語新聞を發行=18
柳河春三 - 會譯社を組織し『中外新聞』を創刊した多才な先覺者=28
成島柳北 - 『朝野新聞』を主宰, 文人ジャ-ナリストとして世情を諷刺=38
大島宇吉と小山松壽 - 『中日新聞』の祖=109
堺利彦 - 週刊『平民新聞』=136
平塚らいてう(平塚明) - 『靑탑』をめぐって=165
增田義一と『實業之日本』 - 野依秀市との倂置から見えること=216
年表=259
人名索引=268
事項索引=272