일문목차
はじめに3
Prologue 日本企業(没落)の真実を韓国企業に学べ!=15
01. 【なぜ負けたのか?】 ロンドン五輪での敗北. ビジネスの敗北も構造は同じ.=16
02. 【なぜ韓国か?】 サムスン·LG·ヒュンダイに現状打破のカギがある.=23
Chapter1. 人材戦略, 経営戦略, マーケティング戦略…日本企業の(没落)はこうしてはじまった!
03. 【韓国企業のいま】 不振の真の理由は, 韓国企業に奪われたシェアだ.=30
04. 【敗北の構造】 「日本の技術力」という神話から抜け出せなかった.=35
05. 【人材戦略】 アジアで働ける人材がいない.=39
06. 【経営スタイル】 日本 : 大技を追求した浅田真央と技術重視の「モノづくり指向経営」 韓国 : 審査方法をリサーチしたキム·ヨナと「マーケティング指向経営」=45
07. 【韓流マーケティング】 韓流マーケティングを「逆利用」せよ.=51
08. 【そのほかの戦略】 日本 : 「日本製品」を売り, 利益を国内戦略に投資する. 韓国 : 「現地化」した製品を売り, 利益を海外戦略に投資する.=59
Chapter2. FTA戦略, 産業政策, 開発戦略, リーダーシップ…韓国企業の(躍進)はこうして可能になった!
09. 【FTA戦略①】 日本 : 経済外交は一向に進まず. 国内産業の保護が第一. 韓国 : 46カ国とFTAを締結. 「東アジアのハブ」を目指す.=68
10. 【FTA戦略②】 日本 : 韓米FTAの成立により, 3兆円超の生産機会が奪われる. 韓国 : 米国の思惑も利用し, 中南米進出も見据える.=74
11. 【FTA戦略③】 日本 : 米中の間で引き裂かれ, 「一兎をも得ず」となるか. 韓国 : 日中韓FTA交渉でも, 日本を「置いてけぼり」に.=78
12. 【国家戦略】 日本 : 己のヴィジョンに無責任な総理大臣. 韓国 : トップセールスで大型受注を決める大統領.=86
13. 【新興国戦略】 日本 : アジアの可能性に疑心暗鬼. 結果, 致命的な出遅れ. 韓国 : 迅速なチンディア戦略で, サムスンは利益1兆円.=92
14. 【製品開発】 日本 : メイドインジャパンを国外でもそのまま販売. 韓国 : 地を這う現地化戦略で, 製品を徹底的にカスタマイズ.=98
15. 【人材戦略】 日本 : 花形社員はアジア転勤にならない. 韓国 : 「ヒトの現地化」を徹底. 現地ニーズを洗い出す.=103
16. 【リーダーシップ①】 日本 : 成功体験から抜け出せず, 方針転換できない経営者. 韓国 : 経営方針を改め続ける強烈なオーナー経営者.=108
17. 【リーダーシップ②】 日本 : 調整力を武器とするサラリーマン経営者. 韓国 : 「リスクテイク」が仕事のオーナー社長.=115
Chapter3. ―ロシア戦略に見る具体例―韓国企業は(市場攻略)する
18. 【ヒュンダイ自動車】 官民連携·現地化の合わせ技でプーチンの心をわしづかみ.=122
19. 【LGの現地化戦略】 ソ連崩壊直前から市場に入り, インタビュー調査を徹底.=128
20. 【国家的な対ロシア戦略】 ロシアの思惑を汲み取り, 「3つのシルクロード」を構想.=137
Chapter4. 世襲経営, 勞使紛争, マネジメント, 対日貿易赤字…韓国企業は(リスク)を抱えている!
21. 【経営スタイル】 財閥ベースの世襲経営で, 企業統治が不透明に.=144
22. 【勞使紛争問題】 世界最低ランクの勞使関係が, 世界企業への躍進を阻む.=152
23. 【マネジメント】 エリート社員が自殺するサムスン. 「先頭を走る」ことに不慣れ.=156
24. 【対日赤字】 部品素材を日本に依存. 貿易赤字をどう食い止めるか.=162
Chapter5. トヨタ, 東レ, 旭化成, リバースイノベーション…日本の企業が韓国企業に学びはじめた!
25. 【トヨタ·日弁連】 「ヒュンダイに学ぶべきだ」と韓国トヨタ社長が明言=170
26. 【東レ·旭化成】 韓国企業に「学ぶ」だけではなく, 韓国企業を「使う」道もある.=173
27. 【アジア企業に学ぶ】 「日本発」ではない革新, リバースイノベーションの時代へ.=178
Epilogue ―領土問題を超えて―「アジアの知恵」への試金石=183