일문목차
日本語版への序文 / M.S.Swaminathan [HLPE運営委員会議長] ; 関根佳恵=1
凡例=5
序文 小規模農業への投資―食料保障と栄養供給のための新政策―=15
要約と勧告=19
主要な報告=20
勧告=28
世界食料保障委員会への勧告=32
序章=35
第1章 小規模農業と投資=43
第1節 小規模農業とは何か=43
1. 小規模農業の基本的な特徴=43
2. 小規模農業をどう定義するか=46
「小規模経営」についての公的な定義に関するさまざまな事例=47
3. 世界の小規模農業の全体像=49
経営規模に基づく現状の概観=49
データの利用性を高めるために=53
1. 小規模経営はかなり不均質でダイナミックな部門を形成している=55
第2節 投資=57
1. 投資を理解するための持続的生活様式フレームワーク=57
2. 投資と生産性=60
3. 小規模経営が主要な投資者である=60
第3節 小規模農業への投資の制約条件=62
1.永続的貧困·資産利用の缺如·複合的危機=62
2. 市場の失敗=66
公的部門の役割の変化=69
3. 経済的·政治的関係における力の不均衡=69
小規模経営の基本的人権に対する社会的承認およびアクセスの缺如=71
4. 小規模農業における投資の制約条件の類型化に向けて=72
第2章 なぜ, 小規模農業へ投資するのか=79
第1節 食料保障と持続可能な発展を実現するための小規模農業の役割=80
1. 食料保障=81
生産=81
所得=82
食生活の多様化=84
安定性=84
2. 食品加工, フードチェーン, 消費者とのつながり=87
3. 小規模経営の組織と市場アクセス=88
4. 小規模経営, 多様な経済活動, 農村における農外経済=90
5. 経済成長における役割=93
6. 環境上の重要性=94
7. 社会的·文化的重要性=95
第2節 構造変化と小規模農業=96
1. 経済および農業の構造変化への経路=97
2. 構造変化の原動力=101
人口動態および農業人口=101
四つの対照的事例=104
生産力の上昇=104
3. グローバルな構造変化のもとでの小規模農業の選択肢の開発=106
第3章 どのような投資が必要か=113
第1節 小規模経営による農場の生産財への投資=114
1. 生産性の向上=114
2. 弾力性の向上=117
3. 小規模農業の条件に合った生産モデル=118
4. 重勞働, とくに女性の重勞働の軽減=119
第2節 資産の乏しさを克服するための共同投資=121
1. 生産財への共同投資=121
2. リスク管理戦略への投資=123
第3節 市場を機能させるための投資=126
1. 生産資材市場への小規模経営のアクセスを改善する=126
2. 小規模経営にとって有利な市場開発に投資する=127
3. 金融サービスへの小規模経営のアクセスを増やす=129
4. 契約農業と投資―社会的包摂過程としての契約農業の経済的·制度的条件―=132
5. 市場アクセス改善における小規模経営組織の役割=140
第4節 制度を機能させるための投資=141
1. 公共財の供給のための投資=141
2. 研究開発への投資=142
3. 政府と公的サービスの能力強化=145
4. 投資のための社会的保護=146
5. 投資を可能にする土地保有権の保証=148
3. 効果的で代表性のある小規模経営組織をつくるための投資=150
第4章 小規模農業―投資のための戦略的アプローチ―=155
第1節 小規模農業のためのビジョンを基礎にした「小規模経営投資国家戦略」=156
第2節 新しい政策課題の要素=158
1. 資産へのアクセスをどう改善するか=158
自然資産=159
人的資産=159
金融資産=160
2. 既存の市場や新規の市場へのアクセスを改善する=161
3. 制度をどう強化するか―小規模経営組織から公共セクターまで=163
ボックス1. ラテンアメリカの小規模農業の多様性=56
ボックス2. 相互に関連するリスクについてのラテンアメリカの事例=66
ボックス3. 市場と小規模農業=67
ボックス4. 農村生産者組織の能力向上における世界銀行の経験から得られた主要な教訓=70
ボックス5. インドとコロンビアにおけるサトウキビの小規模加工業の可能性=83
ボックス6. インドの「白の革命」=86
ボックス7. ケーススタディ : 日本におけるCSA(提携)=88
ボックス8. マリ·セゴウ地方の小さな「ベンカジ·エシャロット女性生産者協同組合」=89
ボックス9. ケニアの酪農協同組合と小規模経営部門=89
ボックス10. 生産者と消費者を直結させる新しい市場の創出=90
ボックス11. 収量格差を縮めることは, 多様な農業生態学的条件に取り組むことである=115
ボックス12. 環境保全型農業を, 現地の状況に合うように調整する=122
ボックス13. 投資としての防除=125
ボックス14. 協同組合銀行 : ラボバンク, 過去の教訓と新たな可能性=129
ボックス15. 農業金融へのアクセスを可能にする=130
ボックス16. マイクロファイナンス金融機関と投資=132
ボックス17. ラテンアメリカの事例=138
ボックス18. アジアの事例=139
ボックス19. 農村部と都市部での野菜農園と果樹園が, 小規模農家や弱い立場の人びとの食料保障を強化する=147
付録1. 第1章の図の算出に用いた81ヵ国のリスト=167
付録2. 図8で用いられた各国の略語=167
付録3. 世帯レベルの食料保障に影響を及ぼすさまざまな要素に取り組む際に, 活用できる政策手段の事例=168
付録4. HLPEプロジェクト·サイクル=170
参考文献一覧(REFERENCES)=184
謝辞=185
編集後記=185
訳者あとがき=186
表1. さまざまなレベルでの小規模農業にとってのリスク=63
表2. 資産·市場·制度にまつわる投資の制約条件の類型化に基づく小規模経営の典型例=74
表3. さまざまな発展経路に基づく制約条件への異なる対応(少数の事例)=75
表4. 中国の農村地域における公共投資からのリターンに関する過去の研究事例=143
図1. 小規模経営における所得の流れと投資の源泉=45
図2. FAO世界農業センサス81ヵ国における農地面積規模別経営体構成=50
図3. FAO世界農業センサス81ヵ国における経営規模の地域的多様性=50
図4. アフリカー4ヵ国およびEU27ヵ国の農業経営の規模別分布と農地面積シェア=52
図5. 生活様式を構成する資産/資本およびその利用を実現するための要素=59
図6. 資産·市場·制度にまつわる投資制約に対する小規模経営の多様な状況=73
図7. アルゼンチン各地における小規模経営と大規模経営の生産比較―単位面積当たり·経営生産額当たり―=85
図8. 発展途上国の構造変化とこれまでの経路(1990~2005年)その1=100
図8. 発展途上国の構造変化とこれまでの経路(1990~2005年)その2=101
図9. 生産年齢人口比率と各年における勞働市場参入年齢層の推移(1950~2050年)=103
図10. ブラジル, アメリカ, インド, フランスにおける農家数および経営規模の推移(1930~2000年)=105
図11. 世界各地の農業就業者1人当たり経営面積, ha当たり生産量, 農業就業者1人当たり生産量(1961~2003年)=107
図12. 構造変化(1970~2007年)=108
図13. HLPEのプロジェクト·サイクル=171