일문목차
刊行にあたって
帝国の植民地支配がもたらしたもの プロローグ / 坂本悠一=1
I. 概論
植民地支配の最前線としての帝国軍隊 / 坂本悠一=10
はじめに=10
1. 「内国植民地」の統合=11
2. 「帝國」の成立―植民地領有の過程=15
3. ソ連社会主義·中国民族主義と日本帝国主義=35
おわりに=37
II. 臺湾
臺湾における植民地軍隊と植民地戦争 / 近藤正己=44
はじめに=44
1. 漢民族との植民地戦争=45
2. 先住民との植民地戦争=57
3. 帝国日本にとっての植民地軍隊=66
おわりに=71
コラム1. 霧社事件 / 都留俊太郎=75
コラム2. 臺湾空襲 / 都留俊太郎=80
III. 南樺太
サハリン住民と日本·ソ連の軍政 / 竹野学=86
はじめに―サハリン島の四〇年=86
1. 日露戦争とサハリン住民=88
2. 第一次大戦期のサハリン住民―南北の分断と合併=93
3. 日ソ戦争とサハリン住民=97
おわりに=102
コラム3. 真岡郵便局事件―「九人の乙女」の集団自決 / 竹野学=106
IV. 満洲
独立守備隊と満鉄附属地―関東軍の基幹部隊 / 加藤聖文=112
はじめに=112
1. 独立守備隊の特徴=116
2. 独立守備隊と満洲事変=120
おわりに―独立守備隊の「消滅」=123
関東軍と満洲国―政治権力を握った軍隊 / 加藤聖文=126
はじめに=126
1. 満洲国と内面指導=129
2. 治安維持機能としての満洲国軍=132
おわりに―関東軍の最後=136
コラム4. モンゴルと興安軍 / 加藤聖文=139
コラム5. 満鉄と鉄路愛護運動 / 加藤聖文=143
コラム6. 国共内戦と日本軍兵士たち / 加藤聖文=147
V. 朝鮮
韓国駐箚軍の形成から朝鮮軍へ―常設師団の誕生 / 徐民教=152
はじめに=152
1. 朝鮮における日本軍=153
2. 日清戦争と朝鮮の日本軍=155
3. 日露戦争と韓国駐箚軍の誕生=158
4. 韓国駐箚軍の拡張政策=163
5. 占領と治安の確保=166
6. 朝鮮駐屯軍の変化=169
おわりに―常駐師団「朝鮮軍」へ=172
コラム7. 韓国駐箚軍と義兵闘争 / 朴廷鎬=176
朝鮮に常設された第一九師団と第二〇師団 / 庵逧由香=186
はじめに=186
1. 常設師団の創立と編制=188
2. 三.一運動後の改革と軍事行動=193
3. 朝鮮の戦争動員と朝鮮軍=198
おわりに=202
コラム8. 朝鮮北部に残る日本軍の施設 / 庵逧由香=205
朝鮮海峡への要塞·軍港建設と国際関係 / 金慶南 ; 柳敎烈=214
はじめに―西洋列国のアジア侵攻と朝鮮海峡=214
1. 海軍の軍港都市建設と鎮海の変容=221
2. 戦時体制期における要塞開発と地域社会=230
おわりに―釜山要塞地帯と住民生活=234
「本土決戦」体制と朝鮮半島南部·済州島 / 塚崎昌之=242
はじめに=242
1. 「本土決戦」前の朝鮮半島南部―一九四四年春季頃まで=243
2. 日中戦争と済州島からの南京渡洋爆撃=244
3. 半島南西部·済州島の重要性の浮上―一九四四年=247
4. 済州島での「本土決戦」準備の開始―一九四五年春=250
5. 第一七方面軍の半島南西部集結と朝鮮分断の悲劇の開始―戦争末期=255
おわりに=257
VI. 南洋群島
南洋群島の日本の軍隊 / 今泉裕美子=260
はじめに=260
1. 海軍による南洋群島の占領と軍政=262
2. 委任統治と海軍=270
3. 南洋群島の兵站基地化と軍隊=280
おわりに=285
コラム9. サイパン島·テニアン島の「玉砕」 / 今泉裕美子=291
試製基地要図第一(千島樺太地方)
戦争関連施設·遺跡
編者·執筆者紹介