第1章 水の利用・管理をめぐるガバナントとガバナンス―世界と日本の動向第2章 河川行政の焦点と変容―雑誌『河川』の内容分析第3章 河川のガバナンスの動態―「市民参加」「連携」の魅力と脆さ第4章 脱ダムとオルタナティブな発展をめざす社会的企業の展開―「キャパシティ」の構築第5章 東日本大震災・津波被害からの復旧・復興活動と受援力―住民・市民セクターの対応と課題第6章 都市河川の利用・開発と景観変容―消えた川の記憶第7章 ベトナム・メコンデルタ農村の近代化と住民生活―グローバル経済の下で第8章 規制なき「コモンズ」の行方―メコンデルタ農村の水利用と環境認識終章 ガバナンス研究の充実に向けて―本書の総括と展望