序文 伝統回帰の思想的課題第1講 共同体の思想(ヨーロッパの文明思想が限界を迎えた;日本の伝統的社会観の特徴 ほか)第2講 関係と実体(本質は関係にある;関係本質論と仏教)第3講 明治以降の日本を問いなおす(明治が潰したもの;国民の形成、国家への集約 ほか)第4講 変革の思想を再検討する(しのいでいく柔らかな発想;役割を引き受ける)