はじめに――本書のねらい第Ⅰ部 持続可能性・SDGsはどのように世界展開したか[1] 持続可能な開発目標(SDGs)の登場と世界動向[2]SDGsにおける環境分野の進展と大きな壁[ 3 ] 気候変動とグローバル・リスク世界[4] 脱成長・持続可能な地域社会の展望第Ⅱ部 自然共生とエコロジー社会の展望――食・農・環境からの社会変革[1] 技術革新がもたらす近未来の世界――バイオ経済と生命操作、食・農・環境への影響[2] 進展するグローバル世界 ―3つのパラダイムとフード・レジーム[3]グローバリゼーションと有機農業の展開 ――つながり合う欧・米・日本の歴史的変遷[4]世界の縮図・日本から世界を展望する―食生活・農業の変遷からみる「グ・ローカル」ビジョン―[5] 食文化と農の尊厳性――グ・ローカルな安全保障と地域の自立性[6] エコロジーと農業がむすぶ潮流――アグロエコロジーと農業・農村[7] 持続可能なエネルギーの実現をめざす地域と市民自治社会第Ⅲ部 ビジョン形成と経済社会システムの変革[1] 人口減少・脱成長社会をどう生きるか――みんな幸せな社会を実現するために[2] 社会変革をめざす事業体のグ・ローカルな展開[3]持続可能な日本と地域社会ビジョン――FEC自給ネットワークと地域循環共生圏[4] 資本主義のゆくえと環境・持続可能な社会――社会経済システムの変革と「公」「共」「私」の再編終章 自然界における人間の未来―人新世(アントロポセン)、SDGsを実現する世界