総説 軍隊と社会/軍隊という社会第1部 旧日本軍と社会(軍事エリートと戦前社会―陸海軍将校の「学歴主義的」選抜と教育を中心に;徴兵制と社会階層―戦争の社会的不平等;退屈な占領―占領期日本の米軍保養地と越境する遊興空間;戦後日本における軍事精神医学の「遺産」とトラウマの抑圧)第2部 自衛隊と社会(自衛隊と市民社会―戦後社会史のなかの自衛隊;自衛隊基地と地域社会―誘致における旧軍の記憶から;防衛大学校の社会学―市民の「鏡」に映る現代の士官;自衛隊と組織アイデンティティの形成―沖縄戦の教訓化をめぐって;「自衛官になること/であること」―男性自衛官の語りから)