第1部 フェミニズム歴史学に向けて(女性史について;ジェンダー―歴史分析の有効なカテゴリーとして)第2部 ジェンダーと階級(言語・ジェンダー・労働者階級の歴史;『イングランド労働者階級の形成』のなかの女たち)第3部 歴史のなかのジェンダー(男にとっての労働、女にとっての労働―一八四八年のパリ衣料産業における労働と家族をめぐる政治;統計は労働をどう描いたか―『パリ産業統計 一八四七‐四八年』;「女性労働者!神を恐れぬ汚れたことば…」―フランス政治経済学の言説に見る女性労働者、一八四〇‐六〇年)第4部 平等と差異(シアーズ裁判;アメリカの女性歴史家たち―一八八四‐一九八四年;平等という難問)