序章 子ども学とは−実践学としての子ども学の構築はじめに1.子どもと大人の関係2.子ども学の成立と展開3.未来をひらく子ども学の構築第1部 子どもを取り巻く研究第1章 教育学と子どもはじめに1.大人(教師)と子どもの区別2.啓蒙と子ども3.問い直される教育(学)の諸前提4.新たな教育(学)の構築に向けて−手引きとしての3つの視点おわりに第2章 心理学と子ども1.子どもにかかわる心理学領域2.心理学が子どもにもたらすもの第3章 教科教育学と子ども1.教科教育学(算数科教育学)から見た子ども学2.算数の学びのエピソード−分数のわり算を事例として3.算数科の学びから見える子ども4.子どもから見た算数科教育学の課題第4章 社会福祉学と子ども1.社会福祉学とは何か2.社会福祉学から見た子ども3.子ども家庭福祉の実践第5章 対人援助学と子ども1.対人援助学とは何か2.実践学としての対人援助第2部 子どもを取り巻く社会と文化第6章 子どもと表現1.表現とは何か2.幼児教育・保育における「表現」3.小学校教育における「表現」4.実践事例5.美的経験としての表現活動第7章 子どもと法はじめに1.シティズンシップ教育の目的,シティズンシップ教育の取り組み2.幼稚園における法教育の実践−シティズンシップ教育の具体的事例としておわりに−小学校教育とのつながり第8章 子どもとことば1.子どものことばの発達2.子どものことばの発達を促すために3.子どものことばの発達と情報メディア環境おわりに−子どもの理解を総合的に捉えることの大切さ第9章 子どもと外国語はじめに1.子どもを取り巻く言語環境と制度2.指導内容3.指導方法4.子どもを見取り,子どもと外国語のかかわりをイメージすること第10章 子どもとメディアはじめに1.マクルーハンにおけるメディア教育の萌芽2.マクルーハンの学校論3.マクルーハンの思考法の新たな展開4.「他でもありうる」という盲点−メディア論の限界おわりに第3部 子どもを取り巻く現代事情第11章 子どもと家族1.社会の中の家族の変遷2.多様な家族と子どもおわりに第12章 インクルーシブ教育はじめに1.インクルーシブ教育とは何か2.日本におけるインクルーシブ教育3.インクルーシブ教育と特別支援教育4.インクルーシブ教育の今後の展望第13章 災害と子どもはじめに1.見逃されやすい災害時の子どものニーズ2.災害が子どもに与える影響3.防災における子どもおわりに第14章 コロナ禍と子どもはじめに1.コロナ禍の教育政策2.コロナ禍の子ども3.子ども支援から見たコロナ禍を通じた変化4.コロナ禍の先に何を見るのか第15章 異文化の中の子どもと平和1.平和とは2.国際化の保育園等への影響3.外国にルーツをもつ子ども4.子どもと平和