【目次より】◆序章 大前提――力を抜いて自分を守る――善・悪・社会教室のなかの安全保障だれも立派にはなれません友だちが100人も必要なワケがない世界史に一度しか登場しない僕たち◆第1章 言うことを聞く/聞かせるということ――権力・合意・自治政治とは「選ぶ」こと僕たちの心の習慣――理由を放置したまま従うトンデモ校則は守るべき?「みんなで決めた」というフィクション◆第2章 どうして「話し合い」などするのか――議論・中立・多数決話し合いは失敗する偏りを確認するために「論破」に含まれているもの多数決=民主主義?――とりあえずの風速計黙っているが考えている言い出せない人のための政治◆第3章 仲間をつくるということ――対立・支持・連帯友だちより「仲間」を対立を恐れず、やみくもに戦わず上も下もない対等な僕たち――協力関係の組み立て◆第4章 平等をめぐるモヤモヤ――公平・公正・分配心がザワつく厄介な「平等」平等を切り分けてみる平等でないと困る理由◆第5章 政治は君たちの役に立つ――責任・民主主義・政治自己責任論なんて無視してよいのだやり直しが前提のシステム――民主主義学校でも家でもない場所へ