第1部 知的財産権と損害賠償序章第Ⅰ章 文理論第Ⅱ章 系譜論第Ⅲ章 制度論第Ⅳ章 解釈論結語第2部 四つの知財高裁大合議判決Ⅰ 侵害による利益を損害額と推定する特許法102条2項の適用の要件と推定の覆滅の可否Ⅱ 特許法102条2項における利益の意義・推定の覆滅と同条3項の相当実施料額の算定についてⅢ 特許法102条1項の逸失利益の推定とその覆滅についてⅣ 特許法102条2項の推定の一部覆滅後に同条3項の賠償が認められる条件について第3部 特許法102条各項の役割分担論と損害論定立の試みⅠ 序Ⅱ 特許法102条の俯瞰Ⅲ 特許権侵害についてなぜ特則を設ける必要があるのかⅣ 賠償額の水準の高度化の歴史Ⅴ これからの課題:損害額算定の予測可能性の確保Ⅵ 結び