1 マンガ文化(マンガ・メディア論少年マンガ小史青年文化としてのマンガ文化劇画表現の構造と論理原作者小論劇画の変貌―「巨人の星」と「あぶさん」のあいだいい女たちの肖像少女マンガ管見―一九七七年成人女性コミックスの成立コミック表現における「私」と「地域」タフな被疎外者の肖像子どもとマンガ―「ドラえもん」人気をめぐって断章I断章II)2 現代マンガ論(パロディについて―東海林さだお「新漫画文学全集」現代日本におけるホワイト・カラーの状態―福地泡介「ドタコン」「ドボン氏」地平線からの呼び声―園山俊二「ギャートルズ」日常生活の思想―長谷川町子「サザエさん」好色・ナンセンス・反権力―黒鉄ヒロシ小論政治マンガの第三の領域―はらたいら「ゲバゲバ時評」など追跡譚―篠原とおる「さそり」、さいとう・たかを「ゴルゴ13」父親について―古谷三敏「ダメおやじ」、小池一雄・小島剛タ「子連れ狼」男と女―上村一夫「狂人関係」三つのエッセイ―つげ義春の世界(拒否と孤独―つげ義春論・序説、現代の貧しい生―「ねじ式」、仮面の思想―「ゲンセンカン主人」)憎悪について―楳図かずお「おろち」劣等感と自尊心―「赤い靴」と「ゲゲゲの鬼太郎」巨人伝説の崩壊と再建―われらの怪獣はどこにゆくのか附章 マンガ文化の社会学的考察)3 遊びの社会学(少年マンガにおける想像力の問題―楳図かずお「漂流教室」を素材として
「ゴルゴ13」はどう制作されているか―さいとう・プロダクション小論少年マンガの魅力―ひとりの愛好者の微視的感想)