序論第1節 問題の所在第2節 研究史の整理第3節 方法と構成第1部 思想第1章 伝統的コモン・ロー理解とその変容第1節 イングランドの伝統的コモン・ロー観第2節 アメリカ法草創期におけるコモン・ロー思想の展開第3節 19世紀末の思想潮流とコモン・ロー思想小括第2章 歴史法学派の法思想第1節 コモン・ローの正統性第2節 アメリカの不文憲法小括第2部 実践第3章 制憲期から南北戦争前後における憲法論とコモン・ロー第1節 制憲期における権利論の欠如第2節 アメリカ法草創期の権利論第3節 修正第14条の成立と「権利の法」としての合衆国憲法第4節 州裁判所による実体的デュー・プロセス理論の展開小括第4章 Lochner期におけるコモン・ローと憲法の連関第1節 コモン・ローと憲法上の権利体系の連関第2節 契約法と憲法判断の連関第3節 ニューサンス法と憲法判断の連関小括第3部 批判第5章 革新主義第1節 ホームズ第2節 フロインド第3節 パウンド小括終章第1節 現代アメリカ法における憲法とコモン・ロー第2節 日本の憲法学に対する含意