序 複合契約の法的構造一 はじめに二 契約間の影響関係に関するフランス法上の議論三 考察四 本書の構成第一部 複合契約論の考察第一章 複合契約中の契約の消滅の判断枠組みと法的根拠一 はじめに二 判例におけるコーズ概念の主観化三 学説による理論化の試みと改正準備草案四 我が国の複合契約における契約の消滅の判断枠組みと法的根拠の考察五 おわりに第二章 フランスの債務法改正に見る複合契約の規律一 はじめに二 民法(債権関係)改正と複合契約の規律三 フランスの債務法改正と契約の集合の規律四 考察第三章 複合契約論のこれまでと今後一 はじめに二 いわゆる抗弁の接続をめぐって三 平成8年最判の登場四 複合契約論の展開五 まとめに代えて第二部 複合契約と公序良俗第一章 無効の判断枠組みの考察一 はじめに二 前借金契約の無効如何三 動機の不法による契約の無効四 複合契約に関する裁判例の検討五 おわりに第二章 裁判例の検討一 はじめに二 共通の事案の概要三 各争点についての裁判所の判断四 検討五 おわりに第三部 第三者与信型消費者信用取引の規律第一章 割賦販売法の規律の現状と課題一 はじめに二 与信契約の取消権と既払金の返還三 既払金返還を導くその他の民事ルール四 おわりに第二章 判例の現状と課題一 はじめに二 事案の概要三 判旨四 解説