はじめに第1部 ADR •司法アクセス対話型調停における共同での語り調停実務家の役割認識と実際の役割「待機型事務所」を通した法テラスの人事政策ADR和解の執行力について——執行合意を中心として民事法律扶助と司法へのアクセス第2部 判決手続LES ACCORDS PROCESSUELS EN DROIT FRANQAIS(訳文)フランス法における訴訟上の合意「手続保障の第三の波」理論の源流とその展開近時の裁判例に現れる共有物分割訴訟の実情と課題当事者間の衡平を図るための移送と 併合の利益遺産確認の訴えの訴訟物に関する少考集合訴訟制度におけるオフ。トアウト方式の導入——近時の欧州の動向についての覚書債権者代位訴訟における当事者間の負担分配第三者の訴訟担当と判決効の拡張——変動する第三者に対する判決効の拡張相殺の主張と反対債権の訴訟係属民事訴訟における争点の形成と憲法問題の取扱い民事訴訟法246条と釈明権-—当事者権の保障に着目した釈明権行使の類型化の一端として民事訴訟法248条の類推適用の範囲について訴え提起前の和解の機能の変遷に関する一試論訴訟上の例外事象に対する救済手続について第3部 執行•倒産賃金仮払仮処分における保全の必要と債権者の稼働能力子の引渡義務の実現——令和元年民事執行法改正の意義執行債務者の給料債権の保護——ドイツ法を参考にして破産法における「将来の請求権」の意義会社更生手続における手続開始原因等に関するー試論池田辰夫先生 略歴•主要業績一覧