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はしがき
第1章 工藝産業の形態 - 八女工藝産業複合地域の構造=1
(1) 工藝産業の槪念=1
(2) 日本の工藝産業分布=5
(3) 八女地域の工藝産業分布=7
(4) 提燈生産構造の地域的展開=10
(5) 佛壇生産の地域文化と社會構造=12
(6) 産業複合の地域構造=14
喜多院本「職人盡繪」と元祿3年刊「人倫訓蒙圖彙」
第2章 工藝産業の分布=19
第1節 東日本型と西日本型 - 中小工業展開の地域的構造=19
(1) 中小工業の地理學的硏究=19
(2) 中小工業の內部格差=23
(3) 中小工場の分布=25
(4) 零細ㆍ家庭工場の分布類型=29
(5) 中小工業の地域展開=33
第2節 中央日本と傳統産業 - 現代生活と傳統工業:中央日本=34
(1) 在來工業と地場産業=34
(2) 地場産業の分布=35
(3) 傳統工業と傳統産業=39
(4) 傳統工業の分布=40
(5) 傳統的工藝品産業の振興=44
第3節 東北日本と農村工業 - 現代生活と傳統工業:東北日本=46
(1) 東北日本の地場産業=46
(2) 農村工業の槪念=50
(3) 農村工業の類型=52
(4) 農村工業の行くえ=55
(5) 東京の工業と雜貨工業=57
(6) 地方都市の工業と在來工業=59
第4節 西南日本と地場産業 - 現代生活と傳統工業:西南日本=61
(1) 西南日本の地場産業=61
(2) 地場産業の全國的分布=62
(3) 地場産業の分散性と中小性=66
(4) 地場産業の類型=67
(5) 地場産業の變容=69
(6) 地場産業の社會ㆍ經濟的要件と地域的基盤=70
漆器と陶磁器
第3章 工藝産業の發達=73
第1節 伊勢崎機業地域の形成 - 第二次世界大戰前における出機地域の形成と擴大=73
(1) 出機地域の分化=73
(2) 明治期の出機地域=75
(3) 戰前最盛期の出機地域=79
第2節 伊勢崎出機地域の變化 - 第二次世界大戰後における出機地域の縮小とその移動 =82
(1) 戰後における織物生産の變化=82
(2) 戰後最盛期における出機地域=84
(3) 戰後最低期における出機地域=86
(4) 出機地域の移動=88
埼玉の工藝産業
第4章 都市の工藝産業=95
第1節 東京の工藝産業 - 東京の零細ㆍ家庭工場=95
(1) 工業の變化=95
(2) 零細ㆍ家庭工場の重要性=97
(3) 零細ㆍ家庭工場の變化=99
(4) 區部の家庭工場=102
(5) 東京の工業の本質=104
第2節 東京の靴下工業 - わが國靴下工業地域の形成=106
(1) 全國的槪況=106
(2) 丸編靴下生産の分布=107
(3) 奈良靴下工業地域=110
(4) 東京靴下工業地域=114
(5) 播州靴下工業地域=117
(6) その他の古い靴下工業地域=120
(7) 新しい靴下工業地域=122
(8) 靴下工業地域の變化=124
(9) 全國的生産地域構造=125
東京の傳統工業
第5章 工藝産業の地域構造=129
第1節 東濃陶磁器業地域の構造=129
(1) 硏究の對象と目的=129
(2) 陶磁器業の生産と社會的分業=132
(3) 陶磁器業の分布と地域分化=137
(4) 陶磁器業地域の形成過程=140
(5) 流通構造と地域體系=144
第2節 織物産地における組織の役割=149
(1) 織物の組織=149
(2) 織物産地の構造=151
(3) 生産調整と産業轉換=153
(4) 共同施設と敎育施設=156
(5) 織物産地の組織構造=158
第3節 工藝産業の地域市場 - 1960年代のボロ市=159
(1) 市町の意義=159
(2) 市町の構成=161
(3) 市場圈の範圍=167
(4) ボロ市の將來=171
鴻巢の人形
第6章 工藝産業と地域=175
第1節 工藝産業地域の開發 - 新しい産業資源の再發見=175
(1) 新しい産業資源=175
(2) 再發見の方法=176
(3) 日本經濟との關係=179
(4) 地域經濟の構造=181
(5) 再構成への努力=183
第2節 産業地域の組織 - 商工會地域の性格=185
(1) 商工會地域の成立=185
(2) 商工會地域と人口規模=187
(3) 商工會地域の規模と商工業者=190
(4) 會員と商工會の地域問題=195
(5) 今後の課題=197
地域意識と地域愛
第7章 地域の論理 地域硏究の基底=201
(1) 地域硏究の普及=201
(2) 地域からの視点=203
(3) 地域槪念の整理=205
(4) 目的としての地域と方法としての地域=206
(5) 地域硏究の哲學的基底=208
參考文獻=211
初出一覽=219
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