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일문목차
第1章 病める國民健康保險=1
1. 加入者特性から見る構造的缺陷=2
市町村國保と國民皆保險の成立=2
日本における公的醫療保險の槪要=2
平均年齡が高い國保加入者=5
無職と雇用者が8割近く=8
加入世帶の4分の3は年間所得200万円未滿=8
無保險者の增加につながる構造的な問題=8
2. 子どもたちから醫療を奪う=11
全國で保險證のない子どもが3万人=11
資格證明書の發行と「無保險」狀態=13
資格證明書で受診できず, 病氣の不安に明け暮れる=14
3. 高額な保險料と保險證の取り上げ=16
空洞化と保險料高額化の惡循環=16
社會保障か相互扶助か=18
資格證明書の交付基準=20
後期高齡者醫療制度でも同樣の問題が=20
醫者にかかれずに亡くなる=21
醫療費の未收金問題=22
4. なぜ公的醫療保險を細らせるのか=23
國保財政の現狀=23
「財政健全化法」で國保はどうなる=25
小泉構造改革による社會保障費の削減=26
「自己責任」と「保險主義」=27
「國民負擔率」をめぐる數字のまやかし=29
5. 國保の歷史=31
第2章 後期高齡者醫療制度の問題点=35
1. 75歲で强制加入=36
75歲での線引きに根據はあるか=36
目的は高齡者醫療費の削減=38
老人福祉法の精神は捨て去られた=40
世代間の對立を煽る=40
高齡者醫療費5倍の問題=41
高齡者の勤勞意欲を低下させる制度=43
保險料をめぐる與野黨の攻防=44
保險料が高い·安いだけの議論は危險=45
2. タ-ゲットは團塊世代=46
厚生勞動省が想定する醫療費の推移=46
將來は路上死が增える?=47
あと2週間の命です - リビング·ウィルの問題=49
3. 病院·診療·藥が選べない=51
高齡者の醫療は月6000円?=51
イギリスの人頭登錄制=52
擔當醫制度を考える=53
生活保護者に强制されかけたジェネリック醫藥品の使用=54
4. 都道府縣單位の廣域連合=55
廣域連合の實態=55
最終責任は住民に=57
廣域連合の決議·實施項目=57
都道府縣單位にした理由=59
5. 自宅で看取ることは可能か, 介護保險制度との關係=60
在宅療養を支える醫療體制は脆弱=60
介護保險制度も危機的狀況=61
似通った財政構造=62
發動された給付抑制=63
6. 前期高齡者醫療制度=64
加入率による財政調整=64
西濃運輸健保組合などの解散=65
7. 新醫療計劃 - 都道府縣單位で進める醫療費の抑制=67
入院醫療費·生活習慣病患者の削減=67
入院期間を短縮するために療養病床を大幅削減=69
「メタボ」な人を抽出する=70
都道府縣を醫療費抑制推進主體に=71
がん·心筋梗塞は生活習慣病, 救急·小兒·周産期醫療は合理化對象=74
第3章 産業競爭力をも蝕むアメリカの醫療モデル=77
1. アメリカの現狀=78
OECDのなかで一番高額な醫療費=78
メディケア·メディケイドと民間保險=79
メディケアの定額支拂い制と患者を捨てる事件との關係=82
2. 醫療の規制緩和と財界の動き=83
經濟財政諮問會議と規制改革會議=83
經團連の構想は本當に産業競爭力を高められるか=85
産科醫療補償制度でも民間が介入=87
生活保護對象の高齡者が病氣になると家まで失う=88
3. 外貨にとって魅力ある日本の醫療·保險市場=90
日米經濟パ-トナ-シップ=90
日本の醫藥品·醫療機器市場は8兆円=92
民間保險の三つの分野=92
外國保險會社は第三分野で强み=95
保險大國日本を狙う外國·外資系保險會社=96
保險法改正の動きとその後のストップ=98
在日アメリカ商工會議所(ACCJ)からの要望書=100
4. 民間醫療保險では公的醫療保險は代替できない=101
第4章 絶對數が足りない醫師不足の現狀=105
1. 過勞で追いつめられる醫師たち - 醫師の勞動實態=106
めずらしいことではない醫師の過勞死=106
勤務醫の3~4割超が過勞死ラインを超える殘業 - 各地の醫師の勞動實態調査より=108
5割以上の醫師が職場を辭めない - 日本醫療勞動組合連合會の調査=108
約半數が週60時間以上の長時間勞動. 危險と隣り合わせも - 大阪府保險醫協會調査=110
3人に1人が月100時間超える時間外勤務 - とち木縣醫師會調査=112
さらに過酷な急性期病院の小兒科醫師の狀況 - 醫療制度硏究會調査=113
勤務醫だけでない, 開業醫も長時間勞動 - 大阪府保險醫協會調査=113
女性開業醫の勞動時間は同世代女性より平日で1時間半長い, 家事援助者の有無が診療時間や育兒時間に影響=115
2. 醫師の絶對數不足を招いた國の失政=117
1980年代初めの臨調「行革」路線が出發点=117
醫師數抑制, 醫療費抑制政策に大きな影響を與えた「醫療費亡國論」=118
2回にわたる醫師養成數削減の閣議決定=122
醫師不足問題を一擧に顯在化させた新臨床醫師硏修制度=125
3. 深刻化する醫師不足による地域の醫療崩壞=126
救急患者の搬送遲れの背景には, 醫師不足や經營難による救急病院の減少がある=126
東京では總合周産期母子醫療センタ-が醫師不足から受け入れ困難に=129
離島·へき地を持つ自治體では一層深刻な醫師不足問題=131
看護師不足がさらに醫師不足·醫療崩壞を深刻化させている=133
4. 國際的に見た日本の醫師數はOECDのなかで最下位クラス=136
OECD平均値に比べ13万人も不足している日本の醫師數=136
ようやく醫師養成增への舵を切った政府の最近の動き=138
醫師不足を解消し, 地域醫療崩壞を防ぐために=142
第5章 病院を取り卷く問題=145
1. ベッドが足りない=146
療養病床を大幅に削減=146
退院しても行く施設がない=148
病院のベッド數の變遷=150
團塊世代が高齡者になる頃には入院ベッドはますます不足する=153
2. 岐路に立つ國公立病院=155
多くの病院が赤字に=155
財政健全化法により公立病院が閉鎖·民間賣却に=156
社會保險病院や厚生年金病院がなくなる=158
39の國立病院が債務超過に陷っている=159
3. 病院に迫る營利資本=160
病院再生ビジネスと詐欺事件=160
病院不動産の賣却と病院ファンド=162
民營化のシンボルPFIの實態=164
醫療特區とス-パ-特區=167
混合診療の危險性=169
第6章 日本の醫療費は高くない=171
1. 醫療機關の窓口で支拂う醫療費と國民醫療費の違い=172
國民醫療費とは=172
國庫負擔が減った分を都道府縣が負擔=173
2. 日本の醫療費は國際的に見て高いか=174
日本の醫療は國際的に評價が高い=174
日本は高齡化にもかかわらず醫療費の對GDP比はOECD平均より低い=175
日本の醫療費が少ない理由は醫師など醫療從事者が少ないため=176
醫療費に對する國の負擔割合は減少している=177
日本の患者の窓口負擔は世界一といわれる=178
3. 適正な醫療費の水準を考える=180
國の醫療費に關する豫測は外れてばかり=180
大半の病氣やけがの醫療費は高くなく, 早期受診·治療で醫療費は低減される=183
終末期の醫療費は厚生勞動省が問題視するほど大きくはならない=185
4. 醫療費と大きく關わる診療報酬=186
診療報酬の持つ四つの役割=186
診療報酬のダウンと保險範圍を狹める影響=189
5. 地域間の醫療格差を助長する「特例診療報酬」=191
都道府縣獨自の特別診療報酬の設定が可能に=191
都道府縣の格差が醫療機關や患者を混亂させる=192
6. 醫療費抑制政策を見直し, 社會保障で國づくりを=193
社會保障分野は産業としても重要=193
産業連關表でわかる社會保障費の經濟波及效果=194
社會保障分野の高い雇用誘發效果と地域經濟への波及效果=197
醫療費抑制から擴大に政策轉換したイギリス=199
問われるべき社會保障への還元率=200
參考文獻=203
索引=206
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