はじめに
第1章
国内の不動産価値は2956兆円
日本の不動産が秘める驚異のポテンシャル
デフレを脱却したその先へ
まだまだ余力の残る日本の不動産価値
日本の不動産価値は2956兆円
日本全体の不動産ストックの状況と課題
民間企業のストックと経営状況
都道府県のバランスシートから見えてくる可能性
日本政府のストックと赤字体質
日本経済の活性化は不動産にかかっている
第2章
大胆な戦略で不動産価値を最大化させる
不動産トランスフォーメーションとは
不動産トランスフォーメーションとは何か
従来型のCRE戦略と不動産トランスフォーメーションの違い
不動産証券化と不動産トランスフォーメーションの違い
容積率の規制緩和による空間活用のトランスフォーメーション
コンセッションやPFIを活用する経営母体のトランスフォーメーション
ワーク/ライフスタイルの多様化に対応する不動産ビジネスモデルの変革
ストックの徹底活用に対応したリノベーションによるトランスフォーメーション
4つの変革を支える不動産DX
第3章
空中の利用、ワークプレイスの再構築、跡地の再活用……
不動産価値を高める5つのトランスフォーメーション
東京のパワーを活かす
首都圏で進められる容積率緩和
容積活用の視点に基づき相次ぐ高層開発
容積を活用する不動産トランスフォーメーション事例:浜松町エリア
税金を一切使わずに建て替えられた新庁舎
コンセッションやPFIを活用するトランスフォーメーション
コンセッション事例としての空港の運営委託
将来を見すえた新しい空港ビジネスモデルの構築~海外の事例
民間による公共施設再構築
雇用促進住宅を一括取得しリノベーション、低賃料で貸し出す
公立病院にPFIを導入
労働生産性の低い日本の現状
コロナ禍によるテレワークが変えた働く人の意識
どのような環境が働きやすいのか
ワークプレイスビッグバン~働く場所を変えて知的生産性を高める仕事内容に最適化されたオフィス環境
不動産のサービス化
全国の不動産を「空間×時間」として貸し出すサービス
償却済みの建物を有効活用する
生命保険会社ビルを総合庁舎として活用:目黒区役所
工場の管理棟を市役所の新庁舎として活用:山梨市役所
企業の事業縮小に伴い本社ビルを市役所新庁舎として活用:守口市役所
規模縮小、減築により低コストでの長寿命化を実現:青森県庁舎
市街地中心部への縮小移転:長岡市役所
公と民を結ぶ新しい手法「サウンディング」
廃校を利用して宿泊型英語塾として活用:前橋市
築古ビルを活用しB&B施設へ転換:山岸工務店
民間主導によるエリア全体の活性化:千島土地
ミニマムを選択する不動産トランスフォーメーション
不動産業は典型的な労働集約型産業
不動産管理を効率化するDX
求められる不動産管理の一元化
不動産管理は、BIMを活用したデジタルツインの時代へ
メリットの大きいストックにおけるBIM活用
第4章
あらゆる可能性を秘めた不動産を変革し
日本経済を活性化させる
社内ベンチャー第1号としての起業
吹いた神風、通信回線の高速化
不動産トランスフォーメーションを推進するビッグデータ活用
ビッグデータやAIの活用にも挑戦
放置しておけない日本の現状
不動産トランスフォーメーションの進展が、将来の日本を救う
不動産トランスフォーメーションに必要な長期的な視点
おわりに