これまで古代韓日?係史の主な?点の一つとなったのが、いわゆる倭の韓南部地域(任那)に?する支配問題であった。そして近年には倭の任那支配を否定するかのような論調が多く現れている。本考で私は、日本のいくつかの代表的論考の?討を通じて、過去の任那支配論は完全に消えたわけではなく、また現在では對韓半島優位?盟主論が日本學界の主な觀點をなしていることを言及した。そして??日本で任那支配のための機關として認識されてきた任那日本府 のイメ?ジを相?打ち破るに成功していると評價されているいわゆる日本府=ミコトモチ=使臣說も、?は日本書紀に出る日本府という機關の存在を十分否定してはおらず、なおかつ任那支配そのものを否定するものでもない、ということを指摘した。これは日本書紀に描かれた日本府の性格ないし實體はその古訓によって解決されるものではないことを意味する。