일문목차
〈プロロ-グ〉變わりゆくフランスと日佛關係:フランス學への招待=3
I. グロ-バル化と歐州統合の中のフランス=23
1. 「文明の衝突」の中の「文化的例外」:フランスの對EU戰略=24
2. ヨ-ロッパの逆クレオ-ル化:一九九九年の風景=41
3. フランスから見たヨ-ロッパ統合の諸問題:移民ㆍ言語ㆍ經濟=49
II. 矛盾の國フランス=69
(1) 私のフランス學事始め=70
(2) フランスの移民政策=74
(3) 國民戰線と共和國論爭=78
(4) フランコフォニ-の課題=82
(5) フランコフォニ-とは何か=86
(6) 三回目のコアビタシオン=90
(7) フランス革新政權のゆくえ=94
(8) 南佛プロヴァンスの思い出=98
(9) ダイアナの死とスペクタクル社會=102
(10) クレオ-ルの夢と現實=106
(11) フランス文學のクレオ-ル化=110
(12) クレオ-ルとしてフランス=114
III. フランスを知るための19冊=119
(1) 自由の果ての混亂から=120
● 淺野素女『フランス家族事情』
(2) ゾラの『われ彈劾す!』から100年=124
● 平野新介『ドレフュス家の一世紀』
(3) フランス社會のトレランスについて=128
● 洪世和『コレアンㆍドライバ-は, パリで眠らない』
(4) グランゼコ-ルの功罪=134
● 柏倉康未『エリ-トのつくり方』
(5) 歐州統合と多民族社會のゆくえ=139
● 梶田孝道『新しい民族問題:EC統合とエスニシティ』
(6) 共和國原理としてのライシテ=143
● Jㆍコスタ〓ラスク-『宗敎の共生:フランスの非宗敎性の視点から』
(7) 統合イデオロギ-としての共和國=147
● 谷川稔『十字架と三色旗:もうひとつの近代フランス』
(8) 植民地帝國としての共和國=151
● グザヴィエㆍヤコノ『フランス植民地帝國の歷史』
(9) フランス語のフィ-ルドワ-ク=156
● 飛幡祐規『「とってもジュテ-ム」にご用心!』
(10) フランスの地域語の運命=160
● アンリㆍジオルダン編『虐げられた言語の復權』
(11) 日本の近代化とフランス=166
● 鳴岩宗三『幕末日本とフランス外交』
(12) 日本近代精神史におけるフランス=170
● 渡邊一民『フランスの誘惑:近代日本精神史試論』
(13) モラリストのフランス學案內=177
● 西永良成『變貌するフランス』
(14) フランス語一言語主義は死なず?=181
● 三浦信孝編『多言語主義とは何か』
(15) 現代思想と言語の問題=186
● 渡邊諒『フランス現代思想を讀む』
(16) 現代思想を難解でなくする本=190
● キ-スㆍAㆍリ-ダ-『フランス現代思想:一九六○年以降』
(17) 移民大國フランスの行方=195
● アリックㆍハ-グリ-ヴス『現代フランス:移民からみた世界』
(18) 佛文がおもしろかった頃=199
● 出口裕弘『辰野隆 日佛の円形廣場』
(19) フランコフォン文學の可能性=204
● アンドレイㆍマキ-ヌ『フランスの遺言書』
IV. 問われる共和國=209
(1) ナショナル共和主義の登場?=210
(2) 共和國とは何か=213
(3) 相違を消すか相違を認めるか=219
(4) コソボㆍ歐州選擧ㆍ地域語ㆍコルシカ=225
(5) コソボ戰爭と知識人=231
(6) 再び地域語ㆍコソボとジャコバン共和國=237
(7) フランスの多言語主義は本物か=242
(8) フランコフォニ-かポストコロニアリズムか=248
(9) ジャコバン共和國の普遍主義を問う=254
(10) 國民國家批判へのオ-ルタナティヴ=260
(11) 共和國とクレオ-ル=266
V. カリブ海からの問いかけ=273
1. マルチニック紀行:クレオ-ルへの旅=275
2. 日本はクレオ-ル性の零度か?:新しい精神の三角貿易のために=299
〈エピロ-グ〉フランスとその外部:『パサ-ジュ』と『普遍性か差異か』=329
あとがき=345