일문목차
はしがき=ⅰ
第1章 序論:わが國における團結權の課題と展望=1
1. 勞動組合の存在意義と本論の目的=1
2. 非權利義務的勞使關係の形成とその要因=6
1. 戰後勞動改革の成果と限界=6
2. 高度經濟成長と勞動運動ㆍ勞動者意識の變化=8
3. 「日本的經營」と共同體的勞使關係の展開=12
1. 「日本的經營」と「日本的勞使關係」の構造的特質=12
2. 共同體的意識と價値觀の支配=14
3. 企業別組合と「日本的勞使關係」=15
4. グロ-バル化と變革の射程=19
1. 日本的經營ㆍ企業中心社會の轉換と修正=19
2. 變革主體の人間像と新たな勞動者像=22
3. 企業タイプの變化と雇用システムの改編=24
4. 勞動者の法意識と勞動組合の責務=28
5. 若干の結語=35
第2章 勞動團體法の變容と課題=41
はしがき=41
1. 戰後勞動團體法の發展=43
2. 勞動團體法の變容=50
3. 勞動團體法の課題=63
第3章 規制緩和政策と社會的人權ならびに勞動法の課題=77
1. 「經濟のグロ-バル化」ㆍ規制緩和の展開と勞動法の改編=77
2. 「規制緩和」から「社會的規制の補强」へ=80
3. 對應の原則的立場と具體的方策=82
1. 社會的ㆍ人間的目標と結びついた經濟發展の追求=83
2. 「勞動の基本的な權利と原則」の實效的保障の實現=85
3. 新たな狀況に適應した勞動者保護の促進=86
4. 「人間の尊嚴」に基づく社會的保護の確保=87
4. 勞動法の現代的意義と「守るべき價値」=86
1. 勞動法の國際的發展と社會的人權の確立=89
2. わが國勞動法改編の問題點と今後の課題=92
第4章 最高裁「都敎組事件判決」の20年と最高裁「埼敎組事件判決」=97
1. 問題の所在=97
2. 「4.2判決」と判例理論の變遷=99
1. 「4.2判決」の意義と限界=99
2. 判例理論の再轉換:「4.25判決」から「5.4判決」へ=101
3. 「5.4判決」の論理の特異性=102
3. 埼敎組事件の槪要と判決の內容=104
1. 事件の槪要=104
2. 1, 2審の判決內容=105
3. 最高裁の判決內容=109
4. 埼敎組判決の論點=111
1. 公務員の權利主體性=112
2. 合憲判斷の新たなアプロ-チ=115
3. 「あおり」罪とストライキの自由=118
補論 1. 地方公營企業職員の爭議行爲禁止の合憲性=120
補論 2. 人事院勸告の凍結と代償措置の限界=134
1. 勞動基本權と代償理論=134
2. ILO條約と公務員の勞動基本權=138
1. スト權制約に關するILOの原則=138
2. 公務員に對する原則の適用=140
3. わが國における代償理論とその特徵=144
1. 判例と代償理論=145
2. 代償措置の正常な運用を求める爭議行爲=148
4. 人事院勸告制度の限界=150
むすびにかえて=155
第5章 地方公務員の派遣と混合組合問題:「21世紀ひようご創造協會事件」を契機として=157
はじめに=157
1. 事件の槪要=158
2. 地方公務員の派遣問題の槪況=164
3. 派遣職員の勞動關係=169
4. 派遣職員と混合組合問題=174
第6章 戰前の日本における團結權思想の發展=187
はじめに=187
第1節 槪況=190
1. 日本資本主義の構造的特質=190
2. 團結權思想の發展を規定した要因=192
1. 勞動力構成と勞動關係の特質=193
2. ブルジョア民主主義の未確立=194
3. 國家による國民的精神運動=195
4. 勞動運動と政治運動との結合=196
第2節 前史=199
1. 自然發生的運動と勞動組合の存在意義の自覺=199
2. 法制度に關する動向=202
1. 勞動關係近代化のための法制度=202
2. 勞動者保護のための法的措置=204
第3節 團結權思想の序幕:日淸戰爭から第1次大戰まで=206
1. 勞動組合の誕生とその基盤=207
1. 勞動組合の誕生と爭議の頻發=207
2. 近代的勞使關係の伸張=209
3. 先覺的指導者の影響とその限界=214
2. 社會主義との結合=221
3. 政府ㆍ經營者陣營の對應=223
1. 治安警祭法:團結否認政策=223
2. 工場法:慈惠的保護政策=227
3. 經營家族主意の展開=231
第4節 勞動運動の再生と團結權思想の發展:第1次大戰後から昭和初期まで=235
1. 勞動運動の再生ㆍ發展と團結權思想の展開=237
1. 團結權を求める思想的基盤の擴大=237
2. 經營不況の勞動運動內部への影響=240
3. 勞動運動分裂後の團結權公認運動=244
4. 團結交涉權の確立ㆍ承認の要求=249
2. 立法構想と團結權思想=254
1. 勞動立法構想に對する制約=255
2. 勞動組合法制定に關する政府の取り組み=263
3. 團結權理論と團結權思想=278
1. ワイマ-ルㆍトイツ理論の影響とその限界=279
2. 勞動組合の正統(當)性と團結權の根據=279
初出一覽=287