일문목차
はじめに/佐佐木交賢;ピエ-ルㆍアンサ-ル
序章 大衆長壽時代のいのちのあり方/濱口晴彦=1
Ⅰ. いのちのあり方を求めて=1
Ⅱ. 比較硏究の試み=2
第Ⅰ部 老いと高齡社會への視角=7
第1章 フランスにおける老いの歷史的變遷:老いには制約が多いのか, あるいは自由が多いのか/ピエ-ルㆍアンサ-ル;三橋利光 譯=9
Ⅰ. 序=9
Ⅱ. 歷史上の「制約」と「自由」=10
Ⅲ. 高齡者の現狀=14
Ⅳ. 第3期の政治力(まとめ)=24
第2章 大衆長壽時代の3つの命題/濱口晴彦=29
Ⅰ. 大衆長壽時代ヘ=29
Ⅱ. 老いを命題化する=32
Ⅲ. 老若定めなく, 壽命こそはかりたし=36
第3章 高齡期の生活費:日佛比較硏究/松村祥子=45
Ⅰ. はじめに=45
Ⅱ. 「家計狀況についての意識」の日佛比較=46
Ⅲ. 「消費支出と非消費支出」の日佛比較=48
Ⅳ. 社會的收入の日佛比較=50
Ⅴ. 社會的支出の日佛比較=52
Ⅵ. まとめ:新しい生活保障のあり方=54
第4章 勞動市場における高齡者層の參加:國際比較の觀点から/アンヌ=マリㆍギルマ-ル;松村祥子 譯=57
Ⅰ. 高齡者集團の勞動市場への參加についての比較分析の槪念圖式=57
Ⅱ. 公的介入により媒介される規範と秩序=63
第5章 高齡者のボランティア活動とそのパワ-/モニクㆍルグラン;齊藤悅則 譯=67
Ⅰ. 運動の發生とその社會的背景=67
Ⅱ. 退職者のボランティア活動=70
Ⅲ. 社會を變える力=72
Ⅳ. 結論=73
第6章 いかに老い, いかに連帶するか/ミッシェルㆍメスュ;佐藤典子 譯=75
Ⅰ. 社會:人口統計上の新たな層と新たな問題=77
Ⅱ. 社會の老齡化と槪念の再考=79
Ⅲ. 「人口統計上の高齡化」がもたらす社會的影響は何か=82
Ⅳ. 消費社會の「仕掛人たち」=85
Ⅴ. 家族, 市場, 國家=86
Ⅵ. 社會的裝置にとって高齡化の影響とは=91
第Ⅲ部 高齡期の生活サポ-ト=95
第7章 變わる日本人の高齡期:「多産少死」世代の高齡期への移行/田中里美=97
Ⅰ. はじめに=97
Ⅱ. 問題の所在:急激に高齡化する日本社會, これに對する高齡者の對應=98
Ⅲ. 社會福祉サ-ビスの選好と自助の現狀=100
Ⅳ. 急激な高齡化への對應:「20世紀近代家族創生世代」としての前期高齡者=107
Ⅴ. おわりに=109
第8章 要介護高齡者の諸問題/高倉節子=113
Ⅰ. 高齡化の進展=113
Ⅱ. 要介護高齡者の增加=114
Ⅲ. 要介護老人の槪念=115
Ⅳ. 要介護高齡者に對する制度ㆍ施策の推移=116
Ⅴ. 介護保險について=117
Ⅵ. サ-ビスの變遷=120
Ⅶ. 在宅介護の問題=123
Ⅷ. 結語と考察=123
第9章 成年後見制度の國際比較:イギリスㆍドイツㆍ日本の比較から鎌田眞理子=127
Ⅰ. はじめに=127
Ⅱ. 日本社會と權利擁護意識の動き=128
Ⅲ. イギリスㆍドイツㆍ日本の狀況=134
Ⅳ. ドイツ世話法との日本の成年後見制度の比較=138
Ⅴ. まとめにかえて=141
第Ⅳ部 高齡者と終末=147
第10章 高齡期の醫療化:後期高齡者の(生活の質)/中野秀一郞=149
Ⅰ. まえがき=149
Ⅱ. 老人醫療費に見る醫療の介入=150
Ⅲ. 高齡者の生活=153
Ⅳ. 醫療化の論理=156
Ⅴ. おわりに=160
第11章 大衆長壽時代の時間意識:平均壽命の伸長と近代的時間意識の變容/石丸純一=165
Ⅰ. はじめに=165
Ⅱ. 平均壽命の伸長が意味するもの=167
Ⅲ. ライフコ-スの齊一化=169
Ⅳ. 時間意識變容の兆候=172
Ⅴ. 大衆長壽時代のライフコ-スと自己アイデンティティ=176
第12章 高齡者の自殺と生きがい:秋田縣と沖繩縣の高齡自殺者の分析を通して日本の高齡自殺者の現狀を展望する/佐佐木交賢=181
Ⅰ. 秋田縣における自殺=181
Ⅱ. 日本における自殺の特徵=182
Ⅲ. 高齡者の自殺率の縣別比較=183
Ⅳ. 各國の高齡者の自殺率=183
Ⅴ. 秋田縣と沖繩縣の高齡者の自殺=184
Ⅵ. 家族形態と世代間のギャップ=191
Ⅶ. 高齡者の役割と地位=192
Ⅷ. 結論:生きがいと自殺の關係=194
第13章 高齡社會における葬儀のあり方/嶋根克己=199
Ⅰ. はじめに=199
Ⅱ. 村落社會における共同體中心の葬儀=200
Ⅲ. 現代社會における葬儀の家族化=202
Ⅳ. 變化しつつある現在の葬儀=206
Ⅴ. フランスの葬儀における自己決定權=209
Ⅵ. 今後の展望:何をなすべきか?=212
執筆者ㆍ譯者紹介=215
佛文タイトル=218