일문목차
近代日本における社會調査軌跡
はしがき=ⅲ
序章 社會變動と社會觀察ㆍ社會調査=1
一. 自然現象や人間事象ㆍ社會事象に對する人間の好奇心の潛在化と顯在化=1
二. 社會變動と社會觀察ㆍ調査の必要性=3
三. 江戶時代の社會觀察の試み=6
四. 幕末ㆍ明治前期の歷史ㆍ社會認識と社會觀察ㆍ探訪=9
五. 近代日本の社會學の步み=14
第一章 近代日本社會調査史硏究の課題=17
一. 社會調査史硏究序說=17
二. 社會調査史硏究の動向=21
三. 社會調査史硏究の論点=27
四. 一八六八年- 一九一四年の時期における社會調査活動=35
五. むすび=45
第二章 社會觀察の胎動:參與觀察としての松原岩五郎と構山源之助の社會觀察=51
一. 松原岩五郎の參與觀察=51
二. 近代日本と構山源之助=62
三. 構山源之助の生涯=65
四. 社會調査史からみた『日本の下層社會』と『內地雜居後の日本』=69
五. 『南米ブラジル案內』=84
六. 構山源之助による社會觀察の特徵=89
第三章 「社會踏査」を試みた「月島調査」:近代日本における社會調査方法の模索と「月島調査」=97
一. 社會調査方法史序說=97
二. 社會調査方法論の生成=103
三. 「月島調査」と調査地選定=111
四. 「月島調査」の方法=121
五. むすび=124
第四章 「月島調査」再考察:わが國近代都市勞動者生活の形成と「月島調査」=131
一. はじめに=131
二. 「月島調査」とその背景=135
三. 高野岩三郞と「月島調査」=159
四. 「月島調査」の特徵=169
第五章 星野鐵男の保健衛生調査:「愛兒のために何を爲すか」=199
一. 都市工場勞動者の衛生狀態調査=199
二. 北陸地方における衛生思想の普及實踐活動=206
三. 「愛兒のために何を爲すか」=216
第六章 國勢調査の開始:民勢調査から國勢調査へ=223
一. はじめに=223
二. 國勢調査實施の經緯と背景=227
三. 一九二○年の第一回國勢調査の實施=237
四. その後の國勢調査の轉回=253
第七章 戶田貞三による社會調査論の展開=265
一. はじめに=265
二. 戶田貞三の社會調査論の展開とその特徵=269
三. 戶田の家族硏究とその調査方法=280
四. 植民地視察=293
五. むすびに=298
第八章 奧井復太郎の都市社會調査=311
一. 開拓者としての奧井復太郎=311
二. 奧井の都市社會調査の展開=315
三. 奧井の都市社會調査についての評價=326
四. 市民生活と未完の都市硏究=329
第九章 戰時下ㆍ戰中期における失業調査:「失業銃計調査」と「失業者生活狀態調査」=333
一. はじめに=333
二. 失業調査の背景=336
三. 「失業統計調査」=340
四. 名種の「失業者生活狀態調査」の試み=355
五. 社會調査と人人の生活=365
終章 近代日本における社會調査の步み=373
一. 本書の知見=373
二. 社會觀察ㆍ社會調査の軌跡=381
三. 今後の課題=393
補論Ⅰ 「月島調査」について=395
一. 「月島調査」とその歷史的背景=395
二. 「月島調査」の調査地選定と調査方法=401
三. 「月島調査」の內容=405
四. 「月島調査」に參劃した人人=412
補論Ⅱ 日本の社會學史と社會調査史=419
一. 「學び」「問う」試みとしての社會學の生成=419
二. 近代日本社會學の草創と變轉=423
三. 戰後日本社會學の展開=432
あとがき=447
初出一覽=450
事項索引=Ⅳ
人名索引=Ⅰ