일문목차
はじめに/高橋哲哉=11
第一章 「强い國家」を支える人間觀について=16
「突然變異」と言われて
强者の論理に居直る
新自由主義=弱肉强食の社會觀
敎育の機會が奪われる
差別と戰爭は相性がいい
競爭原理を徹底させると競爭はなくなる?
弱い者をつぶすのはテロでない?
人びとが强い國家を求める
空氣と勢い
渦卷く不平, 不滿, 不安, 不機嫌
安樂の全體主義
生活保守主義は自分にはね返る
スタ-トラインの差
あらゆることを單純化
思考停止の「平和ボヶ」
社會ダ-ウィニズム
「壓制もまた愉快なる哉」
「成功」體驗の裏で起きたこと
なぜアジアと仲良くできないか
日本拔きで東アジアの連携も
虎の威を借る帝國主義
第二章 戰後, そして思春期に見た夢は=76
戰爭を引きずる家
漫書と野球の放課後
父たちの沈默
生きるのに必死だった
シべリア歸りの息子
批判原理としての左翼陣營とその脆弱さ
社會に發言を始めたころ
自由とパン
第三章 差別と戰爭=112
「備えあれば憂いなし」の意味
「徵兵制」を言う者たちの目線
戰爭讚美, 始まる
軍隊は國民の生命ㆍ財産は守らなぃ
多數派が樂 戰爭への想像力
小泉「改革」がしたこと
アメリカといっしょの戰爭は連戰連勝するだろう
戰前の軍と自衛隊の連續性
懲りない, 繰り返す
グロ-バル化は軍事大國化を招く
デンマ-クの戰爭絶滅請合法案
第四章 走り出してしまったバスのゆくえ:大學ㆍ司法改革=154
「表現の自由」「學問の自由」を言うのは特權階級?
國立大學法人化の問題点
大學人ㆍ學校の先生ㆍ弁護士ㆍマスメディア
大學が行政に包攝されていく
考える時間がなくなっていく
民族學校の受驗資格問題
司法改革:「迅速化」の看板の下で
責任はポストにあって個人にはない?
人權裁判ができなくなる
批判や抵抗が困難な體制づくり
憲法は國家權力を縛るもの
權力者とお友達感覺
現實の進行, 理解のスピ-ド
第五章 マスメディアとぼくたちの同時代史=187
突然, 切られた
メディアは治安維持法下?
記者はサラリ-マン
朝日新聞ㆍ産經新聞で育った
グロ-バリゼ-ションに逆らうと保守派扱い
だれも「鬼畜米英」など信じていなかった
カッコよくありたい
第六章 あしたのジョ-を泣かせるな=210
選擧を演出するメディア
いつ日本社會の雰圍氣は變わったか
戰後民主主義最後の砦
なめられた國民
ここまできたら, 鬪わないと
宗敎は國家よりも廣くて深い
政府が一度でもレジスタンスを評價したことがあるか
支配と服從の敎育現場
「生活」という言い譯
茶色の安心
日本では茶色は特別な色ではない
考えつづけること
「どうしたらいいですか」と訊く人
「こちら側」にいたい理由
奴隷の平和
第七章 憲法零年=248
「尊い犧牲」
お國のために命を投げ出す日本人
カント『永遠平和のために』
「皇國の興廢, この一戰にあり」
內心の自由と外形的行爲
行政寄りの司法
惡法ㆍソクラテスㆍ愛國心
憲法「改正」はどのように行われるか
「國民の精神」をつくる敎育
普通の國
自主的にアメリカに從屬する憲法
憲法が「改正」されたら後悔するか
ひとたび人權意識が失われたら
あとがき/齋藤貴男=290