일문목차
はじめに
第1章 日本海軍の謎
1. 日本海軍はどんな戰略思想を抱いていたのか
「百發百中の砲」一門と「百發一中の砲」百門の優劣とは?=19
二人の兵學者, ジョミニとクラウゼヴィッツの相違点=21
名參謀ㆍ秋山眞之の限界とは?=23
日本海軍はなぜアメリカを假想敵國としたのか=24
「艦隊決戰」は昭和海軍の固定觀念か=25
「漸減激擊」の作戰とは何か=27
2. 日本海軍はどのように戰ったのか
傳統の猛訓練 - 「月月火水木金金」が意味するもの=29
世界最强だった酸素魚雷とは?=30
驅逐艦は何本の魚雷を搭載していたのか=32
不死身の驅逐艦「雪風」のミステリ-=34
日本海軍はなぜ夜戰を好んだのか=35
章末コラム①/「面舵」「取舵」は, 右折か左折か=38
第2章 精强連合艦隊はなぜ敗れたのか
1. 戰艦「大和」は"張り子の虎"だった
「大艦巨砲」か「航空主兵」か=41
戰艦「大和」の砲彈一發の重量とは?=43
正規空母と護衛空母はどこがどう違うのか=46
日本海軍にはなぜ護衛空母の發想が缺落していたのか=48
日本海軍は潛水艦を活用していたのか=50
日米の對空砲火の較差とは?=52
陸海軍の兵器に互換性はあったのか=54
迎擊戰鬪機「紫電改」が, もしも空母に艦載されていたならば?=55
日本海軍ではどんな人事システムを採っていたのか=57
2. 連合艦隊は米國のどのような艦隊に敗れたのか
アメリカの第五艦隊, その恐るべき陣容とは?=59
空母機動部隊の堅固な「輪型陣」とは?=61
グラマンF6Fが零戰よりも强かった理由=61
P-51ムスタングは, 史上最强のプロペラ戰鬪機か=63
章末コラム②/日本海軍の士官と水兵はどんな食事をしていたのか=66
章末コラム③/司令長官の晝食は軍樂隊のBGMつきだった!?=70
第3章 江田島海軍兵學校の人間敎育
1. 傳統を誇る兵學校
ル-ツは幕府の軍艦操練所=72
なぜ英國式の敎育が行なわれたのか=73
「五分前の精神」とは?=74
2. 海兵生徒の「五省」
每晩, 全員で暗誦=76
海兵スピリットは如何に生きているか=77
3. 貴樣と俺とは海軍兵學校の同期生
分隊とはどういうものか=79
「俺」「お前」 で通る世界=80
4. 兵學校の最終期は「七十八期」
陸士と海兵, その期別の違いとは?=82
なぜ採用人員がふくらんだのか=82
章末コラム④/海軍兵學校と柔道の關係とは?=84
第4章 日本海軍を再建せよ
1. 海軍としての確固たる存在
波濤万里を越えて=85
不死鳥の如く復活した秘密=87
2. 海上自衛隊の誕生秘話
海軍再建への悲願=89
海軍のノウハウが殘っていた=90
ル-ツは舊海軍の掃海部隊=90
米軍貸與のフリゲ-ト艦をどう用いたのか=91
隊員たちの技量はどれほど確かだったか=93
第七艦隊とのパ-ドナ-シップとは?=95
章末コラム④/海軍同士の强い連帶感=97
第5章 アメリカ海軍に學べ
1. 和魂洋才の海上自衛隊
アメリカ海軍の合理主義とは何か=100
日本海軍の傳統を如何に踏襲したか=101
2. 良きパ-トナ-, 米軍海軍
どのようなノウハウを導入したのか=103
實力をつけた海上自衛隊=106
章末コラム⑥/「酒保」なのにアルコ-ル類は置いてないのか=109
第6章 海上自衛隊の現有勢力
1. 今や世界有數の海軍
海上自衛隊の現況=111
作戰用艦艇=112
小型で敏捷なミサイル艇=118
補助艦=120
2. 作戰用航空機
三位一體の空水協同對潛戰=123
固定翼哨戒機=124
回轉翼哨戒機=126
回轉翼掃海機=127
救難機=128
章末コラム⑦/護衛艦と驅逐艦は, どこがどう違うのか=130
第7章 中國海軍ともし戰わば
1. 各國海軍の現況
現代ロシアの太平洋艦隊=133
韓國の海軍=135
北朝鮮の海軍=136
臺灣の海軍=137
2. 眞の脅威は中國海軍
大洋海軍への轉換=139
海洋支配の國家戰略とは?=140
覇權確立のプログラム=141
中國海軍にどう對處するか=143
章末コラム⑦/現場の指揮官を重視すべし=145
第8章 海上自衛隊はどう指揮され, どう動くのか
1. 海上自衛隊の任務
冷戰時の假想敵はどこの國だったのか=147
多岐にわたる任務には何があるか=148
2. 海上自衛隊の組織と編成
トップは誰なのか=152
自衛艦隊と五つの地方隊=152
練習艦隊の任務は何か=155
パイロット養成の機關とは?=156
幹部候補生學校はどんなシステムか=157
術科學校ではどんなことを敎えるのか=159
幹部學校の校風とは?=164
補給本部はどんな機能を有しているか=165
3. 高能率のC⁴I(シ-ㆍフォ-ㆍアイ)
軍隊を動かす五つの機能とは?=167
なぜ通信に時間がかかったのか=168
海上作戰部隊はどんな狀況で發動するのか=169
指揮運用の要, MOFシステムとは?=170
4. 高能率の組織
司令部はどうあるべきか=172
簡素でスリムな組織とは如何なるものか=173
章末コラム⑨/世界有數の碎氷艦「しらせ」=174
第9章 北朝鮮の核, 中國の原潛から日本を守る
1. 最も危險な國は果たして暴發するのか
獨裁國家の悲慘な實情=176
第二次朝鮮戰爭が勃發す=179
38度線の悲劇, 歷史は繰り返すのか=180
ソウルは火の海となるのか=182
北朝鮮の潛水艦は特殊工作員を日本に運べるか=183
大量の難民が日本海側の沿岸に殺到=185
中國は第二次朝鮮戰爭に介入するか=186
北朝鮮は核彈頭を保有しているのか=188
北朝鮮のミサイルがもし日本の首都を直擊したら=190
金王朝が崩壞するとき=193
2. 中國の危險な賭け
東シナ海は中國の內海?=196
國際法を無視した海洋調査=198
中國の原潛はなぜ日本の領海を侵犯するのか=200
尖閣諸島は日中どちらの領土なのか=201
尖閣諸島をめぐって, 日中が武力對決するとき=203
3. 臺灣海峽, 波高し
中國最大の禁忌, 「臺灣の獨立問題」とは何か=207
究極の통喝か? 「反國家分裂法」が意味するもの=209
米軍の來援は果たして間に合うのか=210
もし中國軍が臺灣に攻めこんだら……?=211
着着と進む「對中國シフト」とは?=214
4. 紛爭多發か……中國VS.東南アジア
南シナ海の雷鳴=216
飽くなき領土への野心=218
5. 北方領土を奪還せよ
北方四島の戰略的な價値とは?=219
日ロの武力衝突は起こり得るのか=220
北方領土の問題, その落としどころを探る=222
章末コラム⑩/南シナ海の豊富な海底油田=225
章末コラム⑪/オホ-ツク海は水産資源の寶庫=226
第10章 出船の精神 - 新ㆍ海軍の人材育成
1. バランスのとれた能力
敎育と實踐をどう繰り返すのか=228
なぜシステムㆍエンジニアの素養は必須か=231
2. 自己硏鑽のすすめ
コミュニケ-ションは如何に圖られるか=233
現代に生きる靑年士官の心得とは?=235
章末コラム⑫/凜凜しい女性の海上自衛官=239
第11章 海上自衛隊の實力
1. 賢明な選擇 - 槍と楯
新ヘリ搭載艦は輕空母か=242
海上自衛隊が空母を持たない理由=244
「楯」の役割とは何か=245
2. 高度な運用能力
オ-シャンㆍネイビ-の實力とは?=247
士氣の高さ, その秘密=248
防勢面では世界一=251
章末コラム⑬/隊員氣質のお國柄=253
第12章 海自は新海軍となるのか
1. 近未來の望ましい姿
裝備はどのように充實していったか=255
解決すべき大きな問題点は何か=257
2. 海上自衛隊は輕空母を持つべし
ロシアが「航空巡洋艦」と稱するものは?=260
輕空母のメリットには何があるか=261
3. 國際社會と海上自衛隊
基準になるものは何か=263
集團的自衛權をどう考えるか=265
4. 自衛隊の統合運用
軍隊の究極の理想とは?=267
組織は如何に運用されているのか=269
自衛隊統合の方向性=271
何が統合運用のネックとなるか=272
統合運用に對する危懼=275
章末コラム⑭/海上自衛隊と茶道に共通するもの=277
おもな參考文獻=279