일문목차
資源が國の首根っこを押さえる時代/三橋規宏=i
序章 無資源國ゆえに知っておきたい資源の特性=3
資源利用と經濟發展=4
資源消費量の幾何級數的な增加=5
ダイナマイトの發明=6
資源を考える四つのポイント=8
資源の枯渴性について=9
資源の賦存(分布)狀況と偏在性=11
國際大資本による寡占化=13
川上に利潤あり=14
太平洋戰爭の遠因は歐米列强との資源爭奪戰か?=16
長期資源戰略の必要性=20
資源戰略と資源外交のなさは資源學の缺落によるもの=23
資源の開發ㆍ利用と地球環境問題のかかわり=25
第1章 現代金屬文明の主役たち - 鐵ㆍ非鐵金屬=33
靑銅器時代と非鐵金屬資源=34
やがて鐵器時代へ=38
豊かさをつくった鐵の時代=41
現代, 國際大資本による資源の寡占化=43
アングロㆍアメリカン社=47
リオㆍティントグル-プ=49
BHPビリトン社=51
リオㆍドセ社=53
ニュ-モント社=55
コデルコ社=57
バリックㆍゴ-ルド社=59
フリ-ポ-トㆍマクモランㆍカッパ-ㆍアンドㆍゴ-ルド社=60
ゴ-ルドㆍフィ-ルズ社=61
フェルプスㆍドッジ社=62
ノランダ社=63
グル-ポㆍメヒコ社=66
インコ社=67
プラサ-ㆍド-ム社=69
テックㆍコミンコ社=70
WMCリソ-スィズ社=71
露天掘り金鑛山の規模の大きさ=73
世界の鐵鑛石需給 - 原料爭奪戰がはじまる=79
日本の非鐵金屬鑛山および鐵鋼各社は=84
長期資源戰略と資源外交の必要性=89
第2章 日本産業のアキレス腱 - レアㆍメタル, レアㆍア-ス=91
産業の調味料かビタミンか=92
① ニッケルの資源事情=95
② クロムの資源事情=96
③ モリブデンの資源事情=99
④ タングステンの資源事情=102
⑤ コバルトの資源事情=105
⑥ マンガンの資源事情=108
⑦ バナジウムの資源事情=111
⑧ 白金族金屬の資源事情=113
情報化社會を支え, 科學技術の進步を促すレアㆍメタル, レアㆍア-ス=120
先端材料の魔術師=122
第3章 現代金屬器文明の名脇役たち - 機能性原材料としての工業用鑛物=127
二酸化炭素(CO₂)の化石, 石灰石 - 地球環境の敵か味方か=128
情報通信産業のコメ - 石英(珪石)=134
石膏 - 天然と合成(副生)の攻防=138
リン鑛石 - 枯渴がもっとも心配される資源=141
近代歐米列强によるリン鑛石 - "鳥の糞"の爭奪戰=143
かくしてグアノはなくなった=145
ボ-キサイト - アルミニウム原料=147
チタン鑛石 - ミネラルサンド(重い砂)=148
變遷激しいミネラルサンドの主力供給元=150
かくも多種多樣な工業用鑛物=153
第4章 エネルギ-資源 - 石炭とウラン=157
もっとも安定したエネルギ-資源 - 石炭=159
世界でもっとも荷動きの激しい貨物=160
世界一の石炭輸入國 - 日本=164
高騰をはじめた一般炭=166
原料炭の爭奪戰がはじまる=168
原子力エネルギ- - ウランの資源事情=170
わが國の進むべき道は?=176
第5章 資源開發と地球環境問題=179
鑛山による環境破壞のはじまり - 靑銅器時代=180
木炭から石炭へ - かくしてヨ-ロッパの森林破壞は終わった=183
日本の森は殘った - 『もののけ姬』の世界=185
資源開發は環境破壞そのもの=188
資源産出途上國の實態 - 深刻な經濟ㆍ社會ㆍ環境問題=196
テ-リングの深海底投棄=200
世界銀行と鑛山開發=204
ブラジルのジレンマ - 鐵鑛石開發と熱帶雨林保護=208
ニッケル鑛採掘と天國に一番近い島=212
クロム鑛採掘とカザフスタンの環境問題=218
金ㆍ銅ㆍ鐵に劣らぬボ-キサイトの環境負荷の大きさ=220
惱み多い石炭利用による地球溫暖化效果=221
環境負荷の大きい酸性雨=225
炭鑛地域の環境負荷=228
ウランの採掘ㆍ精製による各種の環境負荷=230
終章 資源と環境 - 國益と地球益の狹間でわが國の國家戰略および資源外交は?=237
"スイカ縱割り理論"に基づく資源戰略と外交=240
M&A戰略と自主探鑛活動=243
① 低品位鑛の利用技術=246
② 省資源ㆍ省エネルギ-技術(資源生産性の飛躍的向上)=248
③ 地上資源の開發技術(地下資源から地上資源へ)=251
④ 環境汚染防止技術=255
⑤ 希少資源の代替材料の開發=256
資源學の再構築と資源敎育の復活=257
資源開發と地球環境問題=264
經濟ㆍ環境ㆍ文明の出發点, 川上の資源問題に目を向けよう=266
世代間と南北間の衡平性=268
おわりに=274
參考文獻ㆍ參考資料一覽=283
索引=290