일문목차
はじめに
I. わが國の臨床心理學=1
1. 日本の臨床心理學 - その三十年間の步みから學ぶもの=5
一. 黎明期 - 輸入と試行の時代 一九五○年代~一九六三=6
二. 高揚期もしくは幻の定着期 一九六四~一九六八=7
三. 混亂期 一九六九~一九七三=8
四. 模索期 - 事例硏究運動の時代 一九七四~一九八五年現在=10
2. 思春期を迎えた日本の臨床心理學=17
3. 臨床心理學にとって基礎學とは何か=21
II. 心理療法論=31
4. 心理療法の特質=35
一. 治療的人間關係=35
二. 信賴について=45
三. 治療的認識=53
5. 精神療法總論 - 精神療法の科學性と特質を中心に=65
一. 醫學と醫療における精神療法の特殊性=65
二. 精神療法の科學性=68
三. 精神療法の多樣性=83
四. 精神療法の構造的特質=88
6. 神經症の治療構造=95
一. 構造の意義=96
二. 構造の人爲性について=98
三. 構造の積極的役割と消極的役割=99
四. 人爲を生き拔くための强さ=101
五. 自然と人爲との, せめぎ合い=103
六. 構造の諸次元=104
7. 事例報告へのコメント=107
夢, 現, ことば=107
ロマンティックㆍカウンセリング, リアリスティックㆍカウンセリング=112
感じるㆍ見るㆍ聽く, 語る=119
ウィニコットと治療者M君の間に橫たわるもの=122
親の悲しみを汲みとることのむずかしさ=127
III. 來談者中心療法=133
8. 來談者中心療法との出會い=137
一. ウィリアムソンからロジャ-ズへ=138
二. カウンセリング硏究集會に出發して=140
三. 科學か人間か=146
四. 「來談者中心」の魅力=148
9. 患者中心療法=152
一. 治療者の基本的態度=155
二. 來談者中心療法の技術=165
三. 來談者中心療法の實際=169
四. 精神醫療と來談者中心療法=175
五. 來談者中心法と科學的硏究=178
10. 來談者中心療法の發展=187
一. 初期の時代=188
二. 治療からエンカウンタ-ㆍグル-プへ=198
三. フォ-カスィング技法の開發=199
四. その他の展開=200
IV. 體驗過程とフォ-カスィング=203
11. 體驗過程槪念からフォ-カスィング技法へ=207
12. フォ-カスィング - ことば以前の內なるメッセ-ジを聽く=219
13. 精神分析からフォ-カスィングへの道 - 身體性へのかかわり方を中心として=237
一. フロイトと身體性=237
二. ロジャ-ズ - 「關係」と「經驗」=239
三. ジェンドリン - からだの知惠の解放=241
V. 人格のアセスメント=257
14. カウンセリングと投影法 - ロ-ルシャッハ法の新しい活用法の試み=260
一. 共感的理解と診斷的理解との二律背反性=260
二. カウンセリングと心理テスト=261
三. 心理テストについての新しい考え方=266
15. 被檢者が自己解釋を行った一事例 - 診斷的理解と共感的理解の統合についての一考察=283
一. ケ-スの槪要=283
二. 治療者との關係=284
三. テスト狀況=288
四. テスト結果=288
五. 考察=288
16. ロ-ルシャッハ反應への現象學的接近=305
一. 問題=305
二. 現象學とは何か=307
三. ロ-ルシャッハㆍテクニックの現象學的解明の試み=319
四. 現象學的接近の意義とその限界および危險性=326
五. 一つの疑問提起=328
17. 自己像把握の現象學的硏究=333
一. 總合的人格評價における二つの問題点=334
二. 自己像の意義=334
三. 自己像尺度を用いてのアプロ-チ=335
四. 投影法を用いる際の自己像把握のポイント=342
五. 自己像把握のために設定された諸次元=343
六. 症例硏究=344
初出一覽=350
索引=356