일문목차
序章 經濟とは, 經濟學とは?=11
1. 經濟とは, 經濟問題とは=11
1.1. 「經濟=おカネ」と捉えてよいか=11
1.2. 定義と語源から考えると=14
1.3. 經濟問題の核心は何か=16
2. 經濟學はどんな學問か=17
2.1. 硏究對象, 分析方法を明確に=18
2.2. 實踐に役立つ學問として=20
第1章 商品·貨幣の基本分析=23
1. 商品とはどんなものか=23
1.1. 商品生産の4條件=23
1.2. 使用價値と交換價値の統一體=24
1.3. 「商品→貨幣→資本」という體系の出發点=27
2. 貨幣生成の論理と歷史=28
2.1. 價値形態の發展=28
2.1.1. 簡單な, または偶然的な價値形態=28
2.1.2. 展開された價値形態=29
2.1.3. 一般的價値形態=30
2.1.4. 貨幣形態=30
2.1.5. 兌換紙幣形態=31
2.1.6. 不換紙幣形態=32
2.2. 貨幣制度の變遷=32
2.2.1. 鑄貨の登場まで=32
2.2.2. 紙幣流通の段階以降=33
3. 貨幣の機能=35
3.1. 貨幣の本質とその機能との關わり=35
3.2. 貨幣の諸機能=36
4. 價値法則と價格メカニズム=39
4.1. 價値とは, 價値法則とは=40
4.1.1. 價値とはどういうものか=40
4.1.2. 價値法則の3つの作用=41
4.2. 價値法則論と價格メカニズム論 : 價値と價格の關係=45
第2章 資本·企業の基本分析=47
1. 貨幣から資本へ : 槪念の展開として=47
2. 資本とはどんなものか=49
2.1. 資本の定義=49
2.2. 資本の循環定式と2通りの資本區分=50
3. 利潤とはどんなものか=53
3.1. 利潤の本質としての剩余價値=53
3.2. 資本が剩余價値增大を圖る方法=55
3.3. 剩余價値が生まれるしくみ=58
4. 賃金とはどんなものか=59
4.1. 賃金の本質 : 勞動力の再生産費=59
4.2. 賃金の現象論=60
4.2.1. 1990年代半ばまでによく見られた賃金の形=60
4.2.2. 近年增えてきた賃金の形=62
5. 資本の諸類型=64
5.1. 循環定式で見る資本の諸類型=64
5.2. 資本の諸類型の生成·發展の意義=65
第3章 社會的再生産と國民所得=70
1. 再生産とは=70
1.1. 富·資本の社會的再生産=71
1.2. 勞動力の再生産と生命の再生産=72
2. 單純再生産と擴大再生産=73
2.1. 單純再生産の表式モデル=73
2.2. サ-ビス部門を含む再生産モデル=76
2.3. 擴大再生産の表式モデル=78
[補論a] 「サ-ビス經濟化」の經緯と現狀=79
3. 資本蓄積の影響=82
3.1. 雇用·失業問題への影響=82
3.2. 景氣循環への影響=85
3.3. 利潤率の傾向的低下との關連=87
4. 富の社會的再生産と所得分配=89
4.1. 再生産表式に見る分配問題=89
4.2. 再生産構造を表現する現代的方式=90
4.3. 「國民所得」の槪念と統計指標=91
4.4. GDP等の現實的問題点=93
第4章 現代の市場經濟=97
1. 市場經濟とは=97
1.1. 「市場」槪念の確定, 「市場經濟」の基本的意味=97
1.2. 「市場」の種別·分類=100
1.3. 特殊な外國爲替市場=102
2. 價格メカニズム論の展開=103
2.1. 價格メカニズムと部分均衡·一般均衡=104
2.2. 價格メカニズムの新展開=107
3. 獨占的市場支配について=110
3.1. 競爭と獨占=110
3.2. 獨占的市場支配の諸形態=113
3.3. 獨占禁止政策=115
4. 經濟のグロ-バル化の進展=116
4.1. 「經濟のグロ-バル化」とは何か=116
4.2. グロ-バル化の諸影響=117
[補論b] 爲替變動と私たちの暮らし=120
1. 円高/円安という相場變動と, その要因=120
1.1. 円高とはどういうことか=120
1.2. 長期的·根本的に見た爲替相場=121
1.3. 中期的·短期的な相場變動の要因=123
2. 円高/円安による産業·生活への影響=125
第5章 日本の經濟社會の危機=127
1. 經濟社會の危機的狀況=127
1.1. 過勞死, 自殺者の增加=127
1.2. 深刻な雇用情勢=128
1.3. 環境惡化と自然から遠い生活=130
1.4. 經濟社會の危機の根源=132
2. 近未來の經濟社會の危機=136
2.1. 勤勞生活の危機, 不安=137
2.2. 老後の生活不安=138
2.3. 資源·エネルギ-問題=141
[補論C] 日本社會の危機と「構造改革」=143
第6章 非市場的な現代經濟=146
1. 家事·育兒の活動=146
1.1. 「經濟問題」の定義と「生命再生産」=147
2. 地域通貨·エコマネ-が結ぶ活動=149
2.1. 地域通貨·エコマネ-と通常の通貨との相異=149
2.2. 地域通貨·エコマネ-を介する活動の意義=150
3. 非營利·協同セクタ-の事業=152
3.1. 非營利·協同セクタ-とは=153
第7章 反グロ-バル化への道=159
1. グロ-バル化の惡影響をとり除くには=159
1.1. グロ-バル化に對抗する運動の基本=159
1.2. 多樣な反グロ-バル化の動き=161
2. 反グロ-バル化に關わる諸課題=163
2.1. 循環型社會の再構築=163
2.1.1. 「再構築」のための基本戰略=163
2.1.2. 循環型社會のイメ-ジ=165
2.1.3. 現代の循環型社會構築のために=167
2.2. 「スロ-ライフ」實踐の意義=170
[付錄] 「省察」のすすめ=172