일문목차
序章 方法としての移民 - 移動から場をとらえる / 伊豫谷登士翁=3
はじめに=3
1. 移動から空間を問う=4
2. 移動から場をとらえる - 方法としての移民=10
I. 越境する空間(移民のつくりだす場所)
1章 存在論的移動のエスノグラフィ - 想像でもなく複數調査地的でもないディアスポラ硏究について / ガッサン·ハ-ジ=27
はじめに=27
1. 複數調査地エスノグラフィについて=29
2. トランスナショナル·コミュニティ=35
3. ディアスポラ·移住·トランスナショナルな移動性=37
4. 移住と存在論的移動性=40
結論=47
2章 現われ出る移民國家 / ジェ-ムス·ホリフィ-ルド=51
はじめに=51
1. 國際移民の原因と結果=55
2. グロ-バル化の時代に移動を規制する=60
3. 現われ出る「移民國家」=70
3章 「沖繩系移民」硏究の展開と視座 / 山下靖子=85
はじめに=85
1. 日系アメリカ人硏究に包攝された「沖繩系移民」硏究=87
2. 1980年代以降 - 「沖繩系移民」を一エスニック集團としてとらえた硏究=90
3. 實證硏究 - アメリカの沖繩統治期(1945-72)におけるハワイの「沖繩系移民」=95
おわりに=101
II. 連接する空間(移民の結びつける場所)
4章 人身賣買の준と移民硏究の管理 / ダイアナ·ウォン=109
はじめに=109
1. 人身賣買という言說の力=110
2. 移民硏究の管理 - 問題設定=115
3. 槪念的還元主義=117
4. 方法論的ゆがみ=122
結論=123
5章 女はいつもホ-ムにある - グロ-バリゼ-ションにおけるフィリピン女性家事勞動者の國際移動 / ラセル·サルザ-ル·パレ-ニャス=127
はじめに=127
1. 再生産勞動の國際分業=129
2. 社會的再生産の負擔=133
3. 限定的なシティズンシップ - 制限される移住勞動者の再生産權利=138
4. トランスナショナルな母親業=141
結論=144
6章 女性化された移動と接續する場所 - 「家族」「國家」「市民社會」と交涉するトランスナショナルな移住女性 / ブレンダ·ヨ-=149
はじめに=149
1. トランスナショナリズムと家族=154
2. トランスナショナリズムと國民國家=159
3. トランスナショナリズムと市民社會=163
III. 移動する空間(移民の變容する場所)
7章 西洋と殘余の文明的差異における多義性 / 酒井直樹=173
8章 ア-バン·ディアスポラ - ポスト-エスニック·ヨ-ロッパにおける人種, アイデンティティ, ポピュラ-·カルチャ- / ファティマ·エル-タイェブ=201
9章 奴隷制廢止と「自由」移民 - 移民硏究における史實性とヨ-ロッパ中心性について / ラディカ·モンジア=235
はじめに=235
1. 主權「原理」について - 2つの歷史=241
2. 安全保障, 移動 - 複數の植民地的系譜(colonial genealogies)=245
結びに=255
あとがき=261
人名索引=264