일문목차
まえがき=iii
第1章 エクセルギ-の余剩と經濟=3
1. 食料によるエクセルギ-の余剩=3
1.1. 狩獵, 採集生活から農業へ=4
1.2. 原初的勞動の價値=5
2. 農業と工業における勞動の生産性と總生産=6
2.1. 均衡狀態における農業と工業における勞動生産性=6
2.2. 農業における勞動の生産性=9
2.3. 牛馬の利用, 勞動生産性と貧富の格差の發生=10
2.4. 農業から工業への過渡的過程=10
付論 いくつかの典型的經濟發展段階=12
3. 生産過程におけるエネルギ-の利用=17
3.1. エネルギ-の交換價値の分配=18
3.2. 勞動エクセルギ-と熱力學的エクセルギ-の關係=18
3.3. 工業における勞動の生産性の意味=19
3.4. 勞動と資源のエクセルギ-の倂投入による生産=20
3.5. GNP, エネルギ-彈性値, 生産關數=21
4. エネルギ-價格, 所得水準=24
4.1. 農業と工業の社會における所得レベル=24
4.2. 農業ならびにエネルギ-産業からなる社會=25
4.3. 農業, 工業ならびにエネルギ-産業からなる社會=28
4.4. エクセルギ-價格=30
第2章 資本とその成長=33
1. 經濟成長と限界, エネルギ-の大量消費=33
1.1. 成長のいくつかの段階=33
1.2. エネルギ-と勞動の代替=34
1.3. 收穫遞增と大量生産競爭=36
1.4. 大量消費のメカニズム=37
2. 資本=39
2.1. 不變資本と可變資本=39
2.2. 土地という資本の收穫遞減=39
2.3. 地代, 利潤の分配=41
2.4. 機械資本, 製品市場と資本の連動=44
2.5. 中間投入財と不變資本=45
2.6. 不變資本財の取り扱い=46
2.7. 産業連關表との關係, 生産關數=47
2.8. 中間投入財と不變資本, 資本と人の代替=49
付論 物價と賃金=51
3. 資本の成長=57
3.1. 資本としての人=57
3.2. 有機的組織體としての資本の成長=58
3.3. ソロ-モデルについて=59
3.4. 不變資本の成長=60
3.5. 資本の成長方程式(實質)=63
3.6. 資本の成長方程式(貨幣)=66
3.7. 一般ロジスティックカ-ブ=67
第3章 資本の運動(生態系)=71
1. 經濟と生態系のアナロジ-=71
1.1. 經濟成長と生物の成長=71
1.2. 經濟系と生態系の方程式の相似=74
1.3. 環境の方程式=77
1.4. 生態系のエクセルギ-收支=78
1.5. 生態系の方程式の適用例=79
2. 化學系における變化と生態系の關係=83
2.1. 化學系と生態系の差異=83
2.2. 生命に關する論爭=84
3. 生態系と經濟系の差異=85
第4章 資本の運動(短期經濟循環)=87
1. 加速度理論=87
1.1. 景氣變動の擧動=87
1.2. 加速度理論=89
2. 短期の經濟循環=90
2.1. 短期經濟循環の原因槪要=90
2.2. 價格變化の時間遲れ=93
2.3. 價格變化を考慮した短期景氣循環の特性方程式=96
付論 實質量の變動=99
2.4. いくつかの檢證=102
(付錄1) 式の導出=106
(付錄2) 位相差の求め方=109
第5章 價値と效用=111
1. 價値=111
1.1. 偉大なる退化なのか=111
1.2. 價値の尺度としての時間=112
1.3. りんごと本の效用, 價値=114
1.4. 價値についての考察=114
1.5. 必需的財の限界效用, 需要の限界=116
1.6. 貪欲的財の需要=117
1.7. 貪欲財の需要の限界=118
1.8. 成長の限界=120
2. 價値と效用=121
2.1. 使用價値, 交換價値, 效用=122
2.2. 效用=123
2.3. 留保價格=124
2.4. 投入勞動換算價格=127
2.5. 主觀的交換價値と客觀的交換價値=128
3. 需要曲線と供給曲線=130
3.1. マ-シャルの需要關數と消費者余剩=130
3.2. 供給曲線と生産者余剩, 需要/供給曲線の變化=131
3.3. 總所得の變化=133
4. 量や價格の尺度=135
4.1. 産業關連表における價格モデル=135
4.2. 個別價格と平均價格=136
4.3. 物價=138
4.4. 使用價値(效用)の測りかた=139
4.5. 需要曲線における價格=141
4.6. 限界費用と平均費用=144
第6章 マルサスの呪縛(英國を中心とする農業時代の長期經濟變動)=149
1. 第一期農業循環=150
1.1. 第一期農業擴大(12C~14C半)=150
1.2. 第一期農業恐慌(14C半~15C末)=152
2. 第二期農業循環=155
2.1. 第二期農業擴大(15C末~17C初)=155
2.2. 第二期農業恐慌(17C半~18C初)=157
3. 第三期農業循環=162
3.1. 第三期農業擴大(18C半~19C初)=162
3.2. 第三期農業恐慌(19C初~19C半)=166
3.3. 第三期農業恐慌の原因=168
付論 エネルギ-と人との關わりの歷史(俯瞰)=173
第7章 産業革命=193
1. イギリスの産業革命=193
1.1. 産業革命とエネルギ-=193
1.2. 何故イギリスで産業革命が始まったか=195
1.3. 産業革命に關わる論爭=199
2. 資本の運動=201
2.1. 資本の蓄積=201
2.2. 重商主義=203
2.3. 三角貿易=204
2.4. アメリカ植民地=205
2.5. 資本の運動=206
第8章 アメリカ經濟の成長と南北戰爭=211
1. アメリカ經濟の成長(南北戰爭まで)=211
2. 南北戰爭=212
2.1. 南部奴隸制と北部工業=213
2.2. 奴隸制の限界=215
2.3. 南北戰爭の原因=217
3. 南北戰爭後のアメリカ(大恐慌まで)=220
3.1. 西部入植=220
3.2. 産業革命=221
3.3. アメリカシステム=222
4. 世界の狀況(第四期長期經濟循環)=223
4.1. 第四期經濟擴大(19世紀後半まで)=223
4.2. 第四期農業恐慌=225
第9章 大恐慌(農業時代から工業時代へ)=233
1. 大恐慌前夜(槪況)=233
2. 大恐慌=235
2.1. 工業の狀況=237
2.2. 農業の狀況=242
2.3. 金融と株=248
3. 集中と格差=252
3.1. 資本の集中=252
3.2. 農業における集中化=255
3.3. 所得格差の擴大=256
4. 大恐慌の原因=258
(付錄) 所得分布の推移から個人所得分布の推移の推定=260
第10章 コンドラチェフ循環とエネルギ-=263
1. 大恐慌前後のアメリカ=263
1.1. エネルギ-源の變遷=263
1.2. 消費革命=265
1.3. エネルギ-と勞動生産性=266
2. コンドラチェフ循環とエネルギ-轉換=267
2.1. コンドラチェフ循環とエネルギ-轉換=268
2.2. 挾狀變化と賃金の硬直性=271
2.3. 長期經濟循環と人口=276
2.4. 收穫遞減=279
2.5. 石炭と20年恐慌=281
2.6. コンドラチェフ循環とジュグラ-循環, P型とB型=287
(付錄) 恐慌史メモ=291
第11章 物價と賃金, 出生率, 雇用=295
1. 農業時代における物價と賃金, 出生率(英國を中心として)=295
1.1. リグリィによる關係=295
1.2. 物價と賃金の鋏狀變化と硬直性=298
1.3. 實質賃金と人口の關係=300
2. 實質賃金と出生率の關係=303
2.1. 農業時代における出生率=303
2.2. 實質賃金と出生率=305
2.3. 物價と賃金の上昇=307
付論 物價上昇と賃金の下方硬直性=309
2.4. 農業時代における物價と失業(歷史的背景と議論)=313
3. 工業時代の物價と失業=320
3.1. イギリスの場合=320
3.2. 米國と英國の比較=323
3.3. 物價についての考察=324
第12章 貨幣と利子=329
1. 貨幣と爲替=329
1.1. 貨幣の變遷(實質貨幣と信用貨幣)=329
1.2. 金本位制の變遷=331
1.3. バブル崩壞(日本とアメリカ)=335
1.4. 貨幣の二面性=342
1.5. 交易のメカニズムと爲替=346
1.6. 國際的收支均衡と平價決定=352
2. 利子率とケインズ理論=354
2.1. 貨幣の流れと成長=354
2.2. ケインズ理論への疑問=357
2.3. 利子の發生, 實物資本と貨幣の利子率=359
2.4. 利子率と成長率の調整=361
3. 名目値と實質値, IS-LM分析=364
3.1. 名目値と實質値=364
3.2. 實物投資とIS曲線=365
3.3. 貨幣需要とLM曲線=367
3.4. IS-LM分析(利子率の效果)=369
3.5. IS-LMによる經濟變動分析=372
3.6. 實物と金融資産, 國富の成長=375
第13章 日本の近代化(江戶から昭和へ)=379
1. 江戶時代中·後期の經濟=379
1.1. 農業の槪況1(江戶時代中期頃まで)=379
1.2. 享保の改革, 米價安の諸色高=381
1.3. 江戶と大阪=383
1.4. 農業恐慌と農民の窮乏=386
1.5. 百姓一揆と凶作, 氣候變動と經濟變動=388
1.6. 農業の槪況2(幕末まで)=391
2. 明治維新と日本の産業革命=392
2.1. 纖維産業=392
2.2. 松方デフレと1890年恐慌=394
2.3. 動力革命の開始(纖維業を中心として)=396
3. エネルギ-=399
3.1. エネルギ-の變遷(槪要)=399
3.2. 石炭鑛業の推移=402
3.3. 石炭産業における收穫遞減=405
4. 農業=408
4.1. 米價と米騷動=408
4.2. 農業技術の展開と收穫遞減=409
第14章 經濟變動と社會の變化=415
1. 1920年恐慌と昭和恐慌=415
1.1. 日淸戰爭~大恐慌までの恐慌(槪要)=415
1.2. 昭和大恐慌まで(槪要)=418
1.3. 格差の擴大と20年恐慌の意義=420
2. 昭和恐慌から第二次大戰へ=424
2.1. 格差の推移=424
2.2. 社會の變化と高橋財政, 個人所得のジニ係數=428
2.3. 失業率とジニ係數=431
3. 第二次世界大戰と石油危機=434
3.1. 經濟循環=434
3.2. 石油危機=436
付論 失業率と物價(補足)=439
3.3. 社會の變化=442
第15章 社會/經濟と氣候變動=447
1. 黑点と農業時代の社會/經濟=447
2. 世界規模の連動=454
3. 種種の氣象指標との關係=457
4. 經濟の周期的循環=459
第16章 統合經濟學の樹立に向けて=465
1. 價値濃度 -價値の運動-=466
2. 空間槪念の導入 -流體力學との關係-=468
3. 熱力學との關係=472
4. 本著を閉じるにあたって -統合經濟學の樹立に向けて-=475