일문목차
序章 本書の硏究方法と構成=3
第1節 硏究對象および分析方法=3
1. 問題の所在=4
2. 分析方法=8
第2節 本書の構成=10
第1章 滯日中國人硏究の視角の批判的檢討=13
第1節 國際勞動力移動論の系譜と理論的課題=13
1. 經濟學的アプロ-チ=14
2. 社會學的アプロ-チ=18
3. 國際勞動力移動論の相互連關と理論的課題=25
第2節 國際移動者のアイデンティティ分析へのアプロ-チ=28
1. 準據集團論=28
2. 「ソジョナ-(sojourner)」槪念=29
3. トランスマイグランツとしての中國人 - トランスナショナリズム硏究=31
4. チャイニ-ズ·ディアスポラ論 - カルチュラル·スタディ-ズの觀点から=34
5. 「華僑」槪念の誕生 - 歷史的アプロ-チ=35
第2章 中國人の日本留學にみる「國際移民システム」=37
第1節 中國人と移動 - 國際移動へと押し上げる諸要因=38
1. 近代以降の大陸中國から日本への人の移動(1949年まで)=38
2. 國內における社會移動(1949年以降)=40
3. 留學という「ル-ト」の選擇をめぐって - 改革·開放後の「出國熱」のなかで=42
4. 中國の單純勞動力輸出=43
第2節 中國人と海外留學 - 世界的動向と政策=45
1. 中國人留學生の世界的潮流と「學而不歸」問題=46
2. 歸國促進政策=48
第3節 アジアからの留學生增加を招いた要因 - 「留學生受け入れ10万人計劃」と入國管理法の改正=51
1. 留學生受け入れの量的な强調(1983~1995年)=52
2. 一連の規制緩和による「10万人」の達成(1996~2003年)=55
第4節 ホスト社會における學業終了後の就職=57
1. 專門的移民受け入れの「先驅者」的存在?=57
2. 留學生を雇用する企業側の意圖=61
3. 行爲主體としての中國人たちの動機にみる「日本留學」=64
第3章 「永續的ソジョナ-」意識の形成とアイデンティティ=67
第1節 滯日中國人の生活の實態 - 二つの質問紙調査の結果から=68
1. 基本的屬性からみる調査回答者の特徵=69
2. 多樣な來·滯日へのアプロ-チ=78
第2節 中國人にとっての日本「留學」の意味=79
1. 「日本留學」という選擇をめぐって=80
2. 中國における移動へのさまざまな制約=82
3. 「留學」行爲の主觀的意味づけの分析=84
第3節 滯日中國人たちの複數の準據集團との關係=86
1. 職域における不安感·不滿·反發=88
2. ホスト社會の規範の內面化と新たな役割取得=90
3. 「イマジナリ-な準據集團」 - 日本滯在を映し出す「反射鏡」としての「歐米社會」=93
4. 滯日中國人の準據集團の五つのタイプ=97
第4節 「永續的ソジョナ-」としての滯在意識とアイデンティフィケ-ション=99
1. 滯在プランにみる「永續的ソジョナ-」意識の形成=99
2. 「永續的ソジョナ-」の諸相 - 個人の經驗から=109
3. 「永續的ソジョナ-」中國人のナショナル/エスニックなアイデンティティの形成=118
第4章 「永續的ソジョナ-」中國人の家族と再生産戰略=123
第1節 國際移動プロセスにおけるジェンダ-と夫婦間關係=125
1. ジェンダ-からみた移民世帶の就勞と夫婦間役割=125
2. 國際移動プロセスを經た就業の男女差=128
3. 滯日中國人の夫婦間役割の變容=131
4. 文化變容と家族內葛藤 - 女性の「主婦」經驗から=134
5. 親族サポ-トに缺ける出産や育兒の選擇=141
6. 「永續的ソジョナ-」中國人夫婦における問題回避機能?=144
第2節 「永續的ソジョナ-」の第二世代 - 敎育とエスニック·アイデンティティ保持の試み=146
1. 中國人移民のアイデンティティの維持と再生産戰略=146
2. 滯日中國人の子どもの特徵と敎育の現狀=150
3. 日本の公敎育への相反する評價 - 子どもの適應と「いじめ」問題=154
4. 「永續的ソジョナ-」中國人における再生産戰略=161
5. 「永續的ソジョナ-」中國人の子どもたちの將來 - 進學·進路への期待=168
6. 新たなアイデンティティの萌芽=171
第5章 日本社會における中國人の階層化と境界の再編成=175
第1節 エスニック·バウンダリ-の設定と强化=177
1. 中國人人口の階層的分化のなかで=177
2. 「エリ-ト」性と優位さを强調する論理=181
3. 滯日中國人の組織化および團體活動 - その目的と機能=186
4. 組織的な同國人ネットワ-クの缺如=191
第2節 日本の地域社會における政治參加への關心=193
1. 高い參政權への要求と地域社會で抱える問題=194
2. 參加へのモティベ-ションの諸相=199
第3節 トランスナショナルな新中間層とエスニシティ=204
1. トランスナショナルな行爲主體が取り持つ社會空間=205
2. 同化なき社會的統合=207
3. 「リプリゼンタティブ·エスニシティ(representative ethnicity)」 - 「中國人であること」の重視=211
4. トランスナショナルな社會空間を生きる - プラグマティズムと本質主義的「中國人アイデンティティ」の均衡=218
終章 「永續的ソジョナ-」中國人の重層的アイデンティティ - 「國際移民システム」の視点からの展望=223
第1節 「國際移民システム」における「留學」という行爲 - 移民硏究のパラダイム轉換の必要性=223
第2節 「國際移民システム」の再變容 - 「次世代」の中國人留學生增加の含意=226
第3節 「永續的ソジョナ-」という生き方の可能性=229
引用文獻=235
付錄 インタビュ-調査I·II·III對象者のプロフィ-ル一覽=244
あとがき=251
索引(卷末)