일문목차
第I部 社會福祉の基本理念
第1章 人間の發達と社會福祉=1
1. 「この子らを世の光に」 - 絲賀一雄の人間觀·發達觀=1
(1) 絲賀一雄の重症心身障害兒觀=1
(2) 絲賀一雄の發達觀=3
2. 福祉とは何か=4
(1) アマルティア·センの福祉理論=5
(2) 人格と潛在能力·殘存能力の發達を保障する勞動の意義=6
(3) 福祉と社會福祉=6
3. 貧困は自己責任か=7
(1) 貧困と生活自己責任原則との關係=7
(2) 日本社會の構造轉換と貧困問題=8
(3) 貧困問題と自己責任論=9
4. 社會福祉制度の變容=10
(1) 福祉の市場化·營利化と契約制度の導入=11
(2) 社會保險方式への移行と利用者負擔の增大=11
(3) 福祉なき就勞(ワ-クフェア)政策への轉換=12
(4) 人間發達と人權保障の原則に立った社會福祉制度に=12
第2章 平和·人權·福祉 - 憲法と社會福祉=14
1. 事實·現實·眞實から學びの出發を=14
2. 戰爭は最も非福祉的行爲=15
(1) 戰爭と平和をめぐる歷史の敎訓=15
(2) 戰爭をする國·しない國=16
3. 人權を大切にする意味=17
(1) 人權を考える視点=17
(2) 樣樣な人權 - 國際連合の宣言や條約を紹介しながら=18
4. 憲法こそ平和·人權·福祉の源泉=22
(1) 憲法9條と平和的生存權=22
(2) 憲法24條と兩性の平等權=22
(3) 憲法25條と生存權=23
(4) 平和·人權·福祉を守り發展させるチカラ - 權利は行使しなければ守れない=23
5. 社會福祉の發展の指標-人間の安全保障-を考える=24
(1) いのちの平等=24
(2) 人間の安全保障とエンパワメント=25
(3) 共生社會の實現=25
第3章 暮らしの現實と社會福祉=27
1. 「ワ-キング·プア」が增えている=27
(1) ワ-キング·プアって何?=27
(2) 動く人の二極化 - 動きすぎの人といくら動いても貧しい人=28
(3) ワ-キング·プア增大の背景には政策の變化がある=29
(4) 動くことと社會福祉=30
2. 火を噴く家計とため息=30
(1) 減少する所得と縮まる家計=30
(2) 樣樣な借金と貧困のかたち=31
(3) 貧困とたたかう社會福祉=32
3. 赤ちゃんからお年寄りまで=33
(1) 家族の激變 - 「ひとり暮らし社會」がやってきた=33
(2) 子育てが大變, 介護が大變=34
(3) 暮らしと生涯に寄り添う社會福祉=35
4. 地域の暮らしと助け合い=36
(1) 「限界集落」の寂しさと大都市での孤獨死=36
(2) 地域で暮らす多樣な人人と居住環境=37
(3) 地域で社會福祉をつなぐ=38
第4章 社會福祉の基本理念=40
1. ノ-マライゼ-ション理念の生成と意義=40
(1) 反ナチズム·平和思想としてのノ-マライゼ-ション=40
(2) ノ-マライゼ-ションの國際的展開とその意義=41
(3) ノ-マライゼ-ションに含まれる2つの要素=42
(4) 障害者の權利條約とノ-マライゼ-ション=44
2. 全人間的復權としてのリハビリテ-ション=45
(1) リハビリテ-ションの誤用例=45
(2) リハビリテ-ション=全人間的復權=45
(3) リハビリテ-ション槪念の變遷=46
(4) 第二次世界大戰後のリハビリテ-ションの展開=48
(5) 全人間的復權の理念の新しい發展 - ADL自立からQOL自立へ=50
第II部 人人の福祉課題と福祉システム
第5章 暮らしの危機と所得保障=52
1. 所得保障って何?=52
(1) なぜ所得保障が必要なのか?=52
(2) 救貧對策から防貧對策へ=53
(3) どの程度の所得が保障されるのか=54
(4) 所得保障にはどんな制度がある?=55
2. 社會保險という所得保障のしくみ=56
(1) 社會保險とはどういうしくみか=56
(2) 社會保險の限界性 - 制度から漏れ落ちる人人=58
3. 日本の所得保障の現在=59
(1) 公的年金の現狀=59
(2) 日本の年金制度の問題点=61
(3) 雇用保險, 兒童手當などの現狀と問題点=62
(4) 最後のセ-フティネットとしての生活保護の現狀=63
第6章 子ども福祉·家族福祉の現狀と課題=66
1. 危機にさらされる生命=66
2. 子どもの人生を支える福祉=66
(1) Tちゃんの事例を通して - あるひとり親家庭=66
(2) Tちゃん第1段階 - 乳兒院への措置, そして家庭引き取り=67
(3) Tちゃん第2段階 - 父子家庭のスタ-ト=68
(4) Tちゃん第3段階 - ネグレクト, 兒童養護施設保護=70
(5) 專門職協動, 專門性の發揮=72
3. 子どもたちの生きることと學ぶこと=74
(1) 敎育競爭と學びの確保=74
(2) 自然のリズムと子どもの生活=75
(3) 「おとなが育つ」地域づくり=76
第7章 高齡期の生活問題と社會福祉=78
1. 急增する高齡者人口=78
(1) 急速に進む人口高齡化=78
(2) 急增する後期高齡者=79
2. 高齡者の生活狀況=80
(1) 健康狀況=81
(2) 經濟狀況=81
(3) 居住形態=82
(4) 居住環境=82
(5) 就勞·社會參加の狀況=84
3. 要介護高齡者と家族介護者の狀況=84
4. 高齡者に對する權利侵害=86
(1) 高齡者虐待=86
(2) 介護殺人=87
(3) 身體拘束=87
(4) 消費者被害=87
5. 介護保險制度=88
(1) 5番目の社會保險制度=88
(2) 利用狀況=90
6. 高齡者福祉の課題=90
第8章 障害者の自立と社會福祉=92
1. 現代社會と障害者問題=93
(1) 障害者問題を發生させる構造をもつ資本主義社會=93
(2) セ-フティネットを張れない現代社會=94
2. 障害者の自立とは=96
(1) 現代社會が求める障害者の自立とは=96
(2) 障害者の「自立」とは何なのか=97
3. 障害者の家族における生活問題と社會福祉=99
(1) 障害者の家族とは何か=99
(2) 障害者の家族における生活問題とアイデンティティ=99
(3) 障害者の家族に對する社會福祉の課題=100
4. まとめにかえて - これからの社會福祉のあり方=101
第III部 人人の福祉を守るしくみと取り組み
第9章 社會福祉の法制度と行政のしくみ=104
1. 社會福祉の法體系=104
(1) 社會福祉の擔い手と法=104
(2) 社會福祉の法體系=104
(3) 社會福祉法=105
(4) 福祉6法=109
(5) その他の社會福祉關係法律=111
2. 社會福祉行政のしくみ=112
(1) 社會福祉行政の實施體制=112
(2) 國の社會福祉行政の實施體制=114
(3) 地方自治體の社會福祉行政の實施體制=115
第10章 社會福祉の機關と施設の役割=116
1. それぞれの生活課題に對應する機關は=117
(1) あなたは「民生委員」について知っているか=117
(2) 福祉事務所をはじめとする各種事務所=118
2. 社會福祉施設の施設數と從事者數=119
3. 社會福祉の機關や施設は人人の生存權をどこまで守ってくれるか=119
4. 人人の生存權を守るしくみと取り組み=122
5. 社會福祉の機關と施設の役割=123
6. 社會福祉施設の役割を考える=125
第11章 福祉權確立の步み - 社會福祉裁判·當事者運動を通して=128
1. 社會福祉裁判の展開=129
(1) 戰後の民主改革と社會福祉裁判=129
(2) 朝日訴訟 - 憲法25條は繪に描いた餠ではない=130
(3) 牧野訴訟 - 老齡福祉年金の夫婦受給制限は平等原則を侵す=132
(4) 堀木訴訟 - 全盲で離別母子世帶の母のねがい=133
(5) 無據出制の年金·手當におけるナショナル·ミニマムの確立=135
2. 當事者運動と社會福祉=136
(1) 當事者運動の發展=136
(2) 福祉の事業運動の展開=137
(3) 地域福祉運動としての發展=138
3. ナショナル·ミニマムの確立における社會福祉運動の役割=138
第IV部 暮らしを支える福祉援助
第12章 社會福祉の仕事と動く人たちの專門性=140
1. 社會福祉の分野に動く人たちの特徵と實態=140
2. 利用契約制度のしくみと弊害=143
(1) 介護保險制度のしくみ=143
(2) 障害者自立支援法のしくみ=144
(3) 制度が仕事に及ぼす影響=145
3. 社會福祉の仕事と專門性=146
(1) 福祉·介護の現場と專門性=147
(2) 障害者福祉の現場と專門性=148
(3) 保育·兒童福祉の現場と專門性=149
4. 福祉勞動·福祉實踐の課題=152
第13章 社會福祉援助の意義と方法=155
1. 社會福祉制度の變容と社會福祉援助=155
2. 社會福祉援助と社會的價値=156
3. 社會福祉援助の方法=158
(1) 直接援助技術=159
(2) 間接援助技術=162
(3) 關連援助技術=165
4. 社會福祉援助の「評價」=166
第14章 市民が擔うボランティア活動と社會福祉協議會における活動=168
1. 社會福祉におけるボランティア事情=169
(1) ボランティア活動の運動的機能=169
(2) 「有償ボランティア」の登場=170
(3) 新しいボランティア像=172
2. ボランティア活動の取り組みとその意義=174
(1) 施設の「社會化」への取り組み=174
(2) みんなで子育て - 子育てサ-クル·異世代交流の試み=175
(3) セルフヘルプグル-プ - 當事者からの發信=176
3. 社會福祉協議會の活動=178
(1) 社會福祉協議會の組織構成=178
(2) 小地域福祉活動への取り組み=179
第15章 人人の權利を守るしくみ - 權利擁護の現狀と課題=182
1. 社會福祉における權利擁護の必要性=182
(1) 權利侵害の實情=182
(2) 援助者に期待される權利擁護の役割=184
(3) 權利侵害から人人を守るしくみの必要性=184
2. 權利擁護に必要な視点と制度=185
(1) 權利擁護制度の經緯と目的=185
(2) 權利擁護に必要な4つの視点=185
(3) 權利擁護のしくみ=187
3. 權利擁護の問題点と課題=191
(1) 權利擁護の諸制度の問題点と課題=191
(2) 權利擁護はだれのためのものか=193
(3) 援助者の課題=193