일문목차
はしがき=iii
第1章 社會經濟史からみたフランス革命=3
I. 硏究動向と問題点=3
II. 革命の土地改革の社會經濟的影響=6
III. 海外貿易の衰退と貿易構造の變化=10
IV. フランス的工業化の道 -近年の主要な學說から-=15
第2章 フランス的工業化の道 -三つの路線の提起とその意義-=21
はじめに=21
I. 二つの貿易政策論の對立 -フランス革命前夜から1793年まで-=22
(1) 1786年英佛通商條約をめぐる論爭=22
(2) 立憲議會における貿易·關稅論爭=27
(3) 對イギリス戰爭開始と「武裝國民の工業主義」の登場=29
II. フランス革命末期~復古王政初期におけるフランス經濟再編·發展構想=31
(1) 「ナシオンの經濟學者」の工業主義=31
(2) ナポレオンの植民地帝國再建の企てとその挫折=34
(3) 大陸封鎖前夜におけるフランス貿易體制論 -フェリエ-=36
(4) 「新·重農主義者」の經濟政策論 -ガルニエとボワランドリ-=40
III. 新しい工業化モデルの提起 -シャプタルのフランス經濟再編構想-=46
おわりに=50
第3章 總裁政府期フランスにおける貿易擴大政策の方向轉換=53
はじめに=53
I. 總裁政府による對スペイン通商條約提案とその挫折=54
(1) 先行硏究と本論の目的=54
(2) 18世紀フランス·スペイン間貿易の推移=56
(3) 史料1 : ドラクロワの通商條約草案と總裁政府への報告=58
(4) 史料2 : 公安委員會內商務局の意見書=61
(5) 史料3 : ドラクロワのアンケ-トに對する商工業都市の回答=63
(6) 史料4 : リヨン商業諮問局の意見書拔萃=68
(7) スペイン政府による拒否=71
II. イタリアへの商業的進出の試みとその結果=72
おわりに=78
第4章 フランス革命と土地所有の社會的移動=81
はじめに=81
I. 國有財産の賣却規模をめぐる問題=82
II. 國有財産の賣却, 轉賣と土地所有の社會的移動=87
III. 通常の土地取引の活發化とその理由=94
おわりに=100
第5章 革命·ナポレオン期におけるフランス工業の變容=105
はじめに=105
I. 工業生産の全般的動向=105
II. 傳統的諸工業の變動=107
(1) 麻·亞麻(リンネル)工業=107
(2) 羊毛工業=112
(3) 絹織物業=115
(4) 奢侈品工業=118
III. 近代的諸工業の發展=120
(1) 綿工業=120
(2) 石炭業=123
(3) 製鐵業=124
(4) 機械製造業=126
(5) 化學工業=127
おわりに=129
補論 工業企業家の連續と更新=132
はじめに=132
(1) 製鐵業經營者の異動=134
(2) 纖維工業家の連續と更新=137
おわりに=141
第6章 革命·ナポレオン戰爭とフランス商工業中心地の對應=143
はじめに=143
I. 英佛海上戰爭とボルド-貿易商人の戰略=144
(1) 18世紀ボルド-における植民地貿易の發展=144
(2) 海上戰爭の開始と私掠活動の展開=145
(3) 中立國貿易の發展とボルド-貿易商人の對應=147
(4) 大陸封鎖期における非合法貿易の盛行=153
(5) ボルド-貿易商人の海外渡航=154
(6) 革命·ナポレオン戰爭とボルド-貿易商人の變容=156
II. ル-アン及びル·ア-ヴル經濟における海上戰爭の影響=158
(1) アンシアン·レジ-ム末期 ~ フランス革命期の貿易と工業=158
(2) ナポレオン期における貿易·海運業の不振=160
(3) ル-アン綿工業の動態と發展の阻害要因=164
(4) 「商人共同體」の存續=170
III. ナポレオン期における內陸商業中心地ストラスブ-ル=173
(1) フランスの「大陸市場計劃」とアルザス=173
(2) 1807-10年の經濟的繁榮=175
(3) 1810-11年危機後の不況局面と綿花輸入ル-トの問題=179
(4) 大陸封鎖とアルザス經濟=182
おわりに=184
第7章 革命·ナポレオン戰爭期における國際貿易構造の變化=189
はじめに=189
I. 18世紀の國際貿易におけるフランスの地位=189
II. 革命·ナポレオン戰爭期における國際貿易の變容=195
(1) 英佛海上戰爭とフランス植民地貿易の崩壞=195
(2) イギリス·スペイン海上戰爭とスペイン植民地貿易の衰退=197
(3) イギリス大西洋貿易及び東インド貿易の新展開=203
III. 國際貿易における佛英兩國の地位の變化=208
おわりに=210
第8章 ナポレオンの「ヨ-ロッパ統合」 -大陸體制の夢と現實-=211
I. 考察の視角と對象=211
II. 大陸體制の政治的·制度的側面=214
(1) 最盛時におけるナポレオン帝國の構造=214
(2) 「ナポレオン改革」の實施=216
(3) 「改革」の效果と限界=220
(4) 未完の政治統合=224
III. 大陸體制の經濟的側面=226
(1) 大陸封鎖の實施とその效果=226
(2) 經濟統合の拒否=229
(3) 支配下の地域に對するナポレオンの經濟政策の影響=231
IV. 大陸體制構想の挫折とナポレオンの「遺産」=242
結語=245
註=248
索引=294