일문목차
はしがき=i
序章 社會保障をどうすればよいか -格差社會の進行のもとで-=1
第1章 福祉國家の變容と社會保障行財政の課題 -地域福祉における公的扶助の問題を中心に-=5
はじめに=5
1. 現代福祉國家の性格とその歷史的沿革=6
2. 福祉國家の變容と社會保障關係費の國際比較=10
(1) 福祉國家の變容と危機=10
(2) 社會保障給關係費の國際比較におけるわが國の特徵および問題点=11
3. 公的扶助, 特に生活保護費の現狀と課題について=13
(1) わが國の生活保護行政の現狀=13
(2) 國庫補助負擔金の削減問題=15
(3) 2005年度以降の生活保護基準の見直し=16
(4) 保護率の地域格差をめぐって=18
(5) いわゆる「水際作戰」について=21
(6) 生活保護行政と窓口支給=22
(7) リバ-スモ-ゲ-ジについて=23
(8) 政府の積極的勞動政策との關連=24
むすび -生活保護行政と社會保障費をめぐる今後への課題-=25
第2章 戰前·戰後の社會保障と社會福祉財政の展開=31
はじめに=31
1. わが國戰前の社會保障·社會福祉財政の特徵=32
(1) 明治期の特徵=32
(2) 大正デモクラシ-期=34
(3) 準戰時·戰時期=35
(4) 戰前の歲入と稅制の特徵=36
2. 戰後の社會保障·社會福祉財政の擴大と變貌=36
(1) 戰後の社會保障·社會福祉の展開 -「福祉元年」前期-=36
(2) 「福祉元年」後の財政と社會保障關係費の擴大=39
3. 社會保障財政の國際比較=47
(1) 國民負擔率の國際比較=47
(2) 財源構成からみた比較=48
(3) アンデルセンの福祉國家類型論=50
(4) 財政歲出に占める社會支出の國際比較=50
4. わが國の社會保障·社會福祉財政と改革への課題=52
第3章 社會福祉·社會保障をめぐる行財政の課題=55
1. 社會福祉と社會保障の關係=55
2. 社會福祉の法體系=58
(1) 社會福祉關連制度の法體系=58
(2) 社會福祉關連法と措置制度=59
3. 社會保障と社會福祉の財政の體系=61
(1) 國·地方における目的別歲出と社會保障關係費の位置=63
(2) 國の一般會計における社會保障關係費の伸び=64
(3) 國の特別會計=66
(4) 社會保障關係費の國·地方間の歲出の狀況=70
(5) 地方政府の普通會計と民生費=73
(6) 地方政府(市町村)の社會保險關係の事業會計=77
4. 社會福祉·社會保障における政府間財政關係と分權化の意義=82
第4章 年金保險財政の再檢討=84
はじめに=84
1. 年金制度のしくみと財政方式=86
(1) 年金制度のしくみ=86
(2) 公的年金の財政方式=90
2. 年金財政の現狀と將來見通し=91
(1) 厚生年金の財政=91
(2) 國民年金の財政=92
(3) 共濟年金の財政=93
3. 非正規雇用の擴大と年金制度=94
4. 年金財政の改革課題=95
(1) 2004年以降の年金改革=95
(2) 少子高齡化の影響=97
(3) 年金財政の一元化をめぐる課題=98
(4) 年金積立金の管理運用について=102
(5) 年金改革をめぐる諸提案 -改革をめぐる論議から-=103
むすび=109
第5章 介護保險の見直しと制度持續性の課題 -制度存續の危機と改革問題-=114
はじめに=114
1. 制度施行8年目の現狀と介護保險の見直し=116
(1) 認定者數と給付費の狀況=117
(2) 受給者數の狀況=117
(3) 2005年の介護保險制度の改正と見直しについて=119
2. 「三位一體改革」後の市區町村財政と介護保險特別會計の現狀=122
3. 市町村における介護保險制度の現狀と課題=124
(1) 岡山市の場合=124
(2) 制度見直し後の倉敷市のケ-ス=130
(3) 兵庫縣赤穗市の現狀=137
(4) 長野縣町村自治體の現狀 -泰阜村のケ-ス-=143
4. 障害者福祉財政の現狀と課題 -支援費から障害者自立支援へ-=143
むすび=146
第6章 醫療費·介護費と在宅福祉の課題 -長野縣モデルをもとに考える-=151
はじめに=151
(1) 醫療費と醫療構造改革の現場から=151
(2) 醫療費と介護費の現狀=153
1. 長野縣における醫療費と介護費の現狀=154
(1) 長野縣の老人醫療費の現狀=154
(2) 介護保險の現狀=153
(3) 長野縣の老人醫療費·介護費の支出が低い經濟的·社會的背景=156
2. 泰阜村の醫療·介護の現狀と財政の課題=162
(1) 泰阜村の在宅醫療の現狀=162
(2) 泰阜村の介護保險の現狀=162
(3) 介護保險特別會計と上乘せ行政=164
(4) 村の財政の現狀=165
(5) 泰阜村の自律(立)構想といくつかの課題=166
むすび=168
第7章 少子化社會の社會保障豫算と子育て支援の課題 -「新しい公共性」の役割と課題をめぐって-=173
はじめに=173
1. 少子化の現狀とその背景=176
2. 少子化社會對策豫算の現狀=184
3. わが國の兒童手當等の現狀 -歐米との比較において-=187
(1) 日本の兒童手當·育兒休業制度について=187
(2) フランス=189
(3) イギリス=190
(4) ドイツ=191
(5) スウェ-デン=191
4. 少子化對策への施策と多樣な地域での取り組み=193
(1) 政府の施策と豫算=193
(2) 多樣な取組みへ=194
(3) 子育て支援に關連する自治體の施策の事例=197
5. 子育て支援と指定管理者制度の活用をめぐる問題=201
むすび -子育て支援事業と「新しい公共性」の役割をめぐって-=203
第8章 福祉國家の危機と「新たな公共」をめぐる課題=210
1. 福祉國家の財政危機をめぐる動向=210
(1) 福祉國家の危機=210
(2) 「新たな公共の形成」への總務省硏究會の提言=214
(3) 地域福祉學からの「新たな公共」への問題提起=217
(4) 財政學者·行政學者の見解=217
2. 「新たな公共」に向けての諸形態と可能性 -いくつかの事例の檢討-=221
(1) 指定管理者制度の可能性と課題=221
(2) 社會福祉協議會=222
(3) コミュニティとNPO法人の役割=224
(4) ロ-カル·ガバナンス=226
(5) 社會的企業の動向=227
(6) 高齡者福祉生活協同組合 -地域福祉と福祉文化の役割-=228
むすび=230
あとがき=234
わが國の社會保障·社會福祉關係年表=241