일문목차
本書の刊行にあたって=3
第1章 自閉症の人への直接支援者とは=11
1. 子どもにとってのよい直接支援の出發点=12
2. 理解者としての直接支援者=12
3. 心に寄り添う=14
4. 自閉症の人からの學び=15
5. 言葉のない子どもから感覺, 情緖, 認知などを推測する=16
6. 本人への氣遣い=17
7. わかりやすい說明=19
8. 支援者の役割演技=20
9. 直接支援者の三要素=21
10. 支援者としての自分作り=22
第2章 幼兒期の支援=25
1. 自閉症の子どもたち=26
2. 療育の目指すもの=29
3. 安心できる狀態を作る - 人の動きかけを安心して受け入れられるようにする=29
4. 關わりを育てる=31
5. いろいろな子どもや場面を通しての例=33
【事例1】 他の子どもとのトラブルが目立つようになったA君=33
【事例2】 周圍の些細な刺激や變化で不快になり, 集團のなかで過ごせないB君=38
【事例3】 感情やコントロ-ルできずに激しく怒りを表すC君=45
第3章 學童期·思春期の支援=51
學童期·思春期の子どもの心はどのようになっているのか=52
【事例1】 同じクラスのかわいい女の子に興味をもったE君=53
【事例2】 大人の氣づきが遲れてしまい, 引きこもりと自傷行爲に至ってしまったF君=54
【事例3】 「學校でみんなから笑われることはいっぱいある. それがいやだ」というG君=56
【事例4】 友だちから「いじめ」を受けているのにSOSを出せないH君=57
學童期·思春期の子どもへの對應や行動障害に惱む子どもが立ち直る對應とは=59
1. 學校に通いながら通所療育機關を利用している子どもの例=60
① 個別指導の實踐から=61
【事例5】 I君の場合 - コミュニケ-ションを成立させていく取り組み=61
② グル-プセッションから=69
【事例6】 思春期を迎えた高機能廣汎性發達障害兒への試み - 「性の問題」への取り組みを例に=69
③ 家族支援を通して=82
【1】 親子の間での人間關係のもちにくさ=82
【2】 家庭や地域社會で暮らしていく際に起きてくる難しさ=83
【事例7】 幼兒期より一貫した療育を受けているP君=84
2. 入所施設の支援機能により學校や地域生活へ再適應できた例=88
【1】 入所施設に入所してくる子ども=88
【事例8】 氣持ちと行動のギャップからスム-ズに行動できなくなったQ君=92
【事例9】 激しい自傷行爲で失明の恐れがあったため愼重に登校をすすめたR君=101
3. 施設の機能を活用した地域生活支援の例 - 地域のなかにト-タルケアシステムの構築を=107
【1】 地域生活支援センタ-の立ち上げ=107
【2】 地域生活支援のあり方 - 必要なサ-ビス量·質が屆くシステム=111
【3】 地域でト-タルなケアシステムを - 出會った子どもが大人になるまで=112
コラム 親から學ぶ(1) 「子どもに愛されている, その自信があるから頑張れる」 / 齋藤弘子=114
第4章 成人期の支援=119
通所施設における援助實踐=121
1. おおらか學園を利用する人たちの狀況=122
2. 援助の實際=126
【事例1】 物事への强いこだわりに對して强壓的な指導や强制的な學習指導を受け續け, 人に對する過剩な警戒心, 嫌惡感, およびこだわりをいっそう增幅させたAさん=127
【事例2】 認知力の高さに比べ現實場面における行動力が低く家庭內暴力が絶えないBさん=133
【事例3】 外出先で他害行爲を引き起こすCさん - 新しい生活パタ-ンの獲得と自己認知を促す取り組み=140
グル-プホ-ムの生活 - 入所施設の暮らしから地域社會の暮らしへ=152
1. 自閉性障害がもたらすトラブル=153
2. 非社會的行爲によるトラブル=155
3. 地域社會のなかで起きるトラブル=157
4. それでも地域のなかで育っている=159
コラム 親から學ぶ(2)
「大變なことも大變じゃなくなりました」 / 石丸晃子=160
「嫌なことは嫌だと言える, そのほうが大事」 / 田村紀子=163
第5章 高機能自閉症, アスペルガ-障害に關わる課題を通して福祉を考える - 相談支援の現場から見えてくるもの ~成人期にある高機能廣汎性發達障害者の特徵と對應~=167
1. はじめに - 知的な高さと抱える困難さのギャップ=168
2. 具體的な支援「以前」にある課題=168
3. 二次的困難に陷るパタ-ンの例=170
4. 支援の際に配慮すること=172
5. 今後の課題に向けて=180
第6章 强度行動障害特別處遇を通して福祉の課題を考える=183
1. はじめに=184
2. 强度行動障害特別處遇に關する發端と經過=185
3. 强度行動障害特別處遇の出發点=187
4. 行動障害療育に關する基本的な視点=188
5. 支援の考え方=190
6. 支援の基本的なすすめ方=191
【1】 療育の初期段階=191
【2】 療育の第二段階=194
【3】 療育全般に關わること=196
7. 强度行動障害特別處遇加算への提言=197
8. 强度行動障害の發生過程と社會=198
9. 事例を通したこれまでの强度行動障害特別處遇加算の課題=201
【事例1】 施設·職員の負擔が增え續ける現狀=201
【事例2】 强度行動障害再發のリスクは關係性にある=202
【事例3】 地域に資源がない=204
【事例4】 彼らの生活を受け入れてくれる場所がない=206
【事例5】 對應方法の獲得と關係性の改善は一筋繩ではいかない=207
【事例6】 人材·人員配置と施設の專門性=209
10. おわりに=211
振り返り=213
1. 自閉症兒·者へのライフステ-ジを追っての支援 - 最善の人生を過ごすための援助=216
2. 自閉症兒·者の特性と援助の基本的理念=217
あとがき=220
各章扉繪の紹介=222
嬉泉の紹介=224
著者紹介=225