일문목차
刊行に寄せて=3
はじめに=7
序章 問題の所在と本硏究の目的=19
第1節 問題の所在=20
1. 深刻な問題行動を表出する少年の抱える問題=20
2. 深刻な問題行動を表出する靑少年の社會的自立をどこで支援していくのか=21
第2節 本硏究の目的=24
第I部 深刻な發達上の課題を抱える靑少年の社會的自立に向けての課題=29
第1章 深刻な發達上の課題を持つ靑少年の問題=31
第1節 兒童虐待について=33
1. 兒童虐待がどのような深刻な發達上の課題を引き起こすのか=33
2. 兒童虐待と少年非行·少年犯罪=38
第2節 發達障害について=40
1. 發達障害とは何か -廣汎性發達障害とADHDの問題に視点を當てて-=40
2. 發達障害の二次障害としての激しい問題行動や少年犯罪=47
第2章 深刻な發達上の課題を抱える靑少年への治療·援助モデル=51
1. F·パトナムの解離性障害に對する治療モデル=53
2. ジュディス·L·ハ-マンの心的外傷からの回復に關する治療モデル=55
3. E·ショプラ-らの自閉性障害兒·者に對する構造化された指導プログラム=58
4. 加害者性と被害者性の統一と修復的司法=61
第3章 日本における深刻な發達上の課題を抱える靑少年の社會的自立を支援する治療·敎育實踐=69
1. 兒童養護施設における「システム形成型アプロ-チ」(田島·2008他)=70
2. 國立武藏野學院(富田·2006他)=72
3. 宇治少年院(向井·2003他)=75
まとめ - 深刻な發達上の課題を抱える靑少年の社會的自立を支援する治療·敎育實踐の課題=82
第II部 土井ホ-ムにおける深刻な發達上の課題を抱える靑少年への治療敎育的な取組み=89
第1章 土井ホ-ムの槪要と實踐方針=91
第1節 本グル-プホ-ムの特徵=92
1. 入所靑少年の特徵=92
2. 他のホ-ムとの比較檢討による本ホ-ムの特徵=92
第2節 本ホ-ムの歷史的經緯と實踐方針の變遷=95
第3節 本グル-プホ-ムの日課と實踐方針=102
第2章 本ホ-ムの入所少年の類型別, 入所理由別の處遇效果=111
1. リスク要因による類型化=112
2. 入所理由=112
3. 處遇效果の基準=112
4. 入所靑少年の類型別および入所理由別の處遇效果=113
まとめ=123
第3章 實踐硏究=127
1. 實踐硏究の目的=128
2. 考察對象ケ-ス=128
3. 考察對象の少年たちの在籍時期=130
第1節 A男 - 虐待的な養育環境に育ち, 心的外傷から解離性障害をみせたケ-ス=132
1. 入所までの經緯=132
2. 入所後の經緯=133
3. 考察=140
第2節 B男 - 虐待とADHDの重複による衝動統制の困難さから激しい非行を示したケ-ス=146
1. 入所前の經緯=146
2. 入所後の經緯=147
3. 考察=154
第3節 D男 - 虐待的養育環境の影響で激しい行動化と病的解離を示したケ-ス=158
1. 入所までの經緯=158
2. 入所後の經過=160
3. 考察=172
第4節 E男 - 廣汎性發達障害の二次障害で, 深刻な他害行爲に及んだケ-ス=178
1. 入所前の經緯=178
2. 入所後の經緯=181
3. 考察=188
第5節 F男 - アスペルガ-障害と虐待的な環境のもと觸法行爲に至ったケ-ス=193
1. 入所までの經緯=193
2. 入所後の經緯=195
3. 考察=202
第6節 G男 - 高機能自閉症への不適切な對應によって他害行爲に及んだケ-ス=210
1. 入所までの經緯=210
2. 入所後の經緯=212
3. 考察=219
まとめと今後の課題=229
1. 本硏究の槪要=230
2. 本ホ-ムにおける實踐の成果と課題=238
3. 今後の硏究課題=243
參考·引用文獻=245
索引=250
おわりに=259