일문목차
はじめに―これまでの〈性〉の相談と〈性〉の學習の實踐をふりかえりつつ=3
序章 問題の所在と課題の分析方法=17
第1節 本書の問題意識と構成=17
第2節 用語と表記=20
第1部 兒童福祉施設で生活する子どもたちの〈しょうがい〉と〈性〉=25
第1章 兒童福祉施設で生活する〈しょうがい〉のある子どもたち=27
第1節 兒童養護施設などで生活する〈しょうがい〉のある子どもたちの實態=27
第2節 特別支援敎育の施行とその課題=29
第3節 特別ニ-ズ敎育と兒童養護施設における靑年期の自立支援の課題=33
第4節 中·輕度の知的〈しょうがい〉のある子どもたちの養護實踐と兒童養護施設の課題=36
第2章 兒童福祉施設で生活する知的〈しょうがい〉のある子どもたちへの養護實踐の手がかり―特に〈しょうがい〉と知的〈しょうがい〉の理解を中心にして=58
第1節 兒童養護施設で生活する知的〈しょうがい〉のある子どもたちの實態=58
第2節 〈しょうがい〉の理解=61
第3節 知的〈しょうがい〉の理解=72
第4節 兒童養護實踐への手がかり=79
第3章 "性的トラブル"をもつ子どもたちとそのケア=83
第1節 問題意識=83
第2節 性的虐待の被害者となった子どもたち=88
第3節 性的虐待の加害者となった靑年=93
第4節 性的虐待問題解決への理論的わく組み=95
第5節 性的虐待への取り組み=100
第4章 知的〈しょうがい〉のある子どもたちの性的行動の相談と支援の課題―思春期·靑年期に焦点を當てて=105
第1節 問題意識=105
第2節 思春期·靑年期の實際の相談事例=106
第3節 思春期·靑年期の相談事例の特徵=110
第4節 思春期·靑年期の支援上の課題=113
第5節 まとめ=115
補論1. 「どんなセックスしてみたい」―大人たちのためのワ-クショップの試み=118
第2部 〈しょうがい〉のある子どもたちへの〈性〉敎育實踐の課題=127
第5章 知的〈しょうがい〉のある子どもたちへの〈性〉敎育實踐と課題―知的障害兒施設における實踐を手がかりに=129
第1節 知的障害兒施設で生活する子どもに對する〈性〉敎育の必要性=129
第2節 子どもの性的發達と〈性〉敎育―何をいつどのように敎えることが望ましいか=131
第3節 〈しょうがい〉のある子どもたちへの〈性〉敎育實踐の現實=134
第4節 A學園での學び合い實踐=136
第5節 知的〈しょうがい〉のある子どもたち, 大人たちの〈性〉と〈性〉敎育の現實と理念=142
第6節 私たち指導援助をする側が學んだこと=148
第6章 知的〈しょうがい〉のある靑年たちの自慰と自慰支援の課題=152
第1節 問題意識=152
第2節 自慰と自慰支援の敎育=152
第3節 〈しょうがい〉のある靑年たちの自慰と自慰支援=160
第4節 自慰の支援の實踐的な意義と課題=169
第5節 おわりに=176
第7章 人權の視点から考える〈しょうがい〉のある子どもたちの〈性〉敎育の課題=178
第1節 〈しょうがい〉のある人たちの〈性〉と人權=178
第2節 〈しょうがい〉のある子どもたちと〈性〉と發達=186
第3節 〈性〉と〈しょうがい〉に關する國際人權文書=191
第4節 〈しょうがい〉のある子どもたちの敎育·學習·發達權の保障=197
第5節 〈しょうがい〉のある人たちの〈性〉の權利の更なる發展のために=201
補論2. 〈しょうがい〉のある人に對する〈性〉への支援の一つのあり方―シドニ-在住の代理パ-トナ-(Surrogate Partner)とのインタビュ-を通して=206
第3部 兒童福祉施設における「性的事故」への對應とその課題=217
第8章 施設內で子ども同士の性暴力場面な發見した時―當事者の視点で考える「危機管理マニュアル」=219
第1節 問題意識=219
第2節 場面の設定とマニュアル作りの方法=221
第3節 實際に作成したマニュアル=222
第4節 こうしたマニュアル化に對するいくつかの課題=225
第5節 まとめ=228
第9章 「性的事故」への對應の課題=231
第1節 問題意識=231
第2節 事例=232
第3節 事例の檢討を通して出てきたいくつかの課題=234
第4節 まとめ=238
第10章 兒童福祉施設の專門職員による虐待―常にありうることとして=241
第1節 問題意識 : 「あるはずがない」意識の陷穽=241
第2節 三つのケ-ス=243
第3節 「ありうること」として豫防するために=246
補論3. 性的虐待を受けた男の子たちと兒童福祉施設での取り組み=248
第4部 兒童福祉施設における〈性〉敎育支援實踐の課題=259
第11章 〈親密な關係における暴力〉の顯在化と對人支援援助實踐の課題=261
第1節 問題意識=261
第2節 〈親密な關係における暴力〉の增加と顯在化の大きな要因=262
第3節 對人支援實踐現場の中でのいくつかの〈親密な關係における暴力〉=264
第4節 〈親密な關係における暴力〉の特徵とそのメカニズム=267
第5節 〈親密な關係における暴力〉と向き合うための對人支援實踐の課題=269
第6節 「市民社會における個(私)と公の再定義, 再構築」の時代に=271
第12章 轉換期の施設養護職員―求められる「專門性」とその主體となる力量獲得のために=274
第1節 問題意識=274
第2節 施設養護職員をとりまく動向と「專門性」=275
第3節 施設養護職員の「專門性」の內實=277
第4節 「專門性」を確保する諸條件=283
第5節 施設養護職員の「專門性」の基本構造=286
終章 「包括的〈性〉敎育」と兒童福祉施設實踐の課題―「〈性〉の權利宣言」と『「〈性〉の健康」の推進―行動のための提言』に學ぶ=289
第1節 問題意識及び目的と方法=289
第2節 「包括的〈性〉敎育」の目的は「〈性〉の健康」=293
第3節 「〈性〉の權利宣言」(1999)=296
第4節 「包括的〈性〉敎育(Comprehensive sexuality education)」=300
第5節 兒童福祉施設における〈性〉敎育實踐の課題に應えるために=304
あとがき=309
初出一覽=311
文獻=315
索引=327