일문목차
まえがき / 新村洋史=i
第1部 大學政策と大學の將來像
第1章 高等敎育の將來像と大學政策の根本問題 / 細井克彦=2
はじめに=2
1. 日本における高等敎育像の構造的變容=3
2. 大學論の現代的課題=14
3. 大學政策の根本問題, 將來像=29
おわりに=38
第2章 「大學像」の變容と大學評價の課題 / 早田幸政=42
はじめに 課題の設定=42
1. 「大學像」の普遍性と可變性=43
2. 敎員個人評價=46
3. 認證評價の仕組みと課題=48
4. 中敎審のいわゆる「學士力答申」に見る「大學像」と大學評價―結びにかえて―=60
第3章 FDとSDの新たな展開―なぜ, 今敎職協動が求められるのか― / 佐佐木一也=65
はじめに=65
1. 日本の大學の活性化という達成不能に見える課題=66
2. 近代的自律性の危機=67
3. ポストモダン的自律性という目標=69
4. 自律性の根據としての多樣性=71
5. 多樣性が維持される場としての大學=73
6. 大學內での相互チェック機能の重要さ=74
7. 大學の多樣性を支える職員·職員の機能=75
8. 期待される敎員像·FD像=78
9. 期待される職員像·SD像=79
10. 大學の傳統による自律性の多樣性=81
11. 結論 : 未來の敎職協動型運營の大學へ=83
第4章 「評價」の問題と大學職員 / 津田道明=85
1. 大學職員に加わる三つの壓力=87
2. 「アドミニストレ-タ-論」をどうとらえるか=98
3. 職員と事務局の內的統制としての「評價制度」=110
4. 大學職員の課題と役割―「戰略的經營」, 「戰略的思考」と「大學の個性化」をめぐって―=116
第2部 大學敎育論, 學生論, 大學の敎育力, 「質」保證
第1章 あらためて問う敎養, 敎養敎育とは何か―ルイス·マンフォ-ドがなお提起する問題について― / 志摩陽伍=126
はじめに 現代的課題に直面して=126
1. 知られざる著作=129
2. 二つのエピソ-ド=130
3. 「統合」の意味=133
4. 歷史的方法=136
5. 共通敎養とカリキュラム問題=139
6. 共通敎養におけるバランスと能力の發達=141
7. まとめにかえて―戰後世界への展望―=143
第2章 美術敎育の視点と大學の授業展開 / 松岡宏明=147
1. 本章の目的=147
2. 美術に對する學生の現狀と授業評價の結果=148
3. 美術敎育の性質=150
4. 授業實踐とその工夫=155
5. 美術敎育の視点を大學の授業展開に生かす=164
第3章 敎養形成の今日的な意義と課題―敎養を貧困化させる社會と生成させる社會― / 新村洋史=169
序 本章の問題意識と硏究目標=169
1. 高校生·大學生の自己形成の現狀と敎養敎育の可能性=171
2. 現代社會を生きるに必要な敎養と自己形成へのまなざし―大學生は非人間化社會と自己責任論にどう對決しうるか―=181
3. 敎養形成をはばみ貧困化する文明論的問題の考察=187
4. 敎養形成の貧困化と新自由主義·市場原理主義の社會システム―その社會解體と非人間化の構造―=190
5. 結び : 非人間化社會と對峙する敎養·敎養敎育=194
第4章 「共に生きる」體驗を通して, (いのち)への感性と人權感覺を育む―新設學部で, 學生と共に創った敎育實踐の足跡― / 近藤眞庸=201
はじめに=201
1. 地域科學部の學生像=202
2. 「共に生きる」體驗の創造―「社會活動演習」での試み―=205
3. (いのち)と(人權)を學ぶ―「健康敎育論」講義より―=212
第5章 學生の成長と職員の仕事―學生のコミュニティづくりに關わって― / 小倉浩幸=219
はじめに=219
1. パラダイス☆さんしゃ=220
2. 學生のコミュニティとしての學部=220
3. 學生たちにもらった「寄せ書き」から=222
4. さんしゃ自治會=224
5. 「スポリッツ團」と「學びっつ團」=225
6. 學生にとって「居場所」とは=227
7. 産業社會學會學生委員會=230
8. 「ゼミナ-ル大會」の改革=231
9. 新入生をサポ-トするエンタ-=234
10. 「學びのサポ-ト」もできるエンタ-團に=236
11. 學生のコミュニティにおけるいくつかの問題点=240
12. アメリカの大學の學生コミュニティ調査=243
13. 多樣化する學生實態の中で强まる支援の必要性=246
第6章 大學の敎育力の充實―その方向を考える― / 松岡信之=249
1. 「大學の敎育力」をどう考えるか=249
2. 「學士課程敎育」の「學習成果」=250
3. 期待される敎育力=252
4. 社會の實態=253
5. 大學と社會=261
第3部 大學づくりの步みと課題
第1章 大學の自治を支える敎育硏究の基盤づくり / さかき達雄=266
1. 大學の自治の考え方=266
2. あるべき大學像=269
3. 大學の自治を支える敎育硏究の基盤としての管理制度=273
4. 學生·敎員·職員の役割=276
5. 敎育硏究の基盤づくりにとっての問題と課題=279
第2章 大學の發展を支える職員の仕事 / 式庄憲二=284
はじめに=284
1. 「アドミニストレ-タ論」と大學職員論=290
2. 敎育關係法規と職員の役割=293
3. 敎授會と事務局=296
4. 學生のための大學か―本學の實踐例―=297
5. 事務職員に問われる敎育者性=299
6. 理事會の使命=301
7. 「生き殘り」とこれからの取り組み=302
8. 質疑=303
第3章 大學の自治を發展させる評價 / 光本滋=309
はじめに=309
1. 日本における大學自治の爭点=310
2. 條件整備のための評價と大學自治=312
3. 大學自治と評價の轉換=315
4. 評價による大學敎育の統制=319
5. 大學の自治を發展させる評價の課題=321
第4章 大學の歷史的變容と大學づくりの今日的課題―入試システムの變遷と(子ども系)學部の增設動向をめぐって― / 龜谷和史=325
はじめに=325
1. 日本の大學の現狀―「大學全入時代」の到來―=326
2. 戰後大學の歷史的變遷の槪觀=333
3. 大學の變化と連動する日本の入試制度の狀況―少子化と「受驗學力」競爭の二極化と激化―=338
4. 大學づくりの課題―(子ども系)學部の增設動向を中心に―=343
おわりに 眞の大學づくりのために=347
第5章 地域に生きる大學づくり / 住吉廣行=352
1. はじめに=352
2. 中敎審答申と學士力の育成=354
3. 敎育的課題と地域連携―地域連携の「必然性」と「偶然性」―=357
4. 地域連携敎育の檢證―テ-マ·內容の分類と學生の成長―=362
5. 地域連携の究極の課題―地域活性化と大學敎育―=365
資料編
1. 硏究所のあゆみ(年表)=372
2. 歷代役員=374
3. 硏究例會等の開催=375
4. 職員フォ-ラムの開催=377
5. 季刊誌『大學と敎育』=380
あとがき=392