일문목차
はじめに=1
序章 「新たな時」に向かう廣西チワン族自治區=13
1. 「交流」の據点を形成する廣西=14
2. 本書の構成=22
第I部 廣西北部灣地域發展の基本構造
第1章 中國-ASEAN關係と廣西チワン族自治區=28
1. 中國と東南アジア諸國連合(ASEAN)=29
(1) 冷戰期のASEAN=29
(2) 市場統合と擴大のASEAN=31
(3) 中國とASEANの經濟協力體制の構築=34
2. 中國とASEANの經濟緊密化の幕開け=36
(1) 中國-ASEAN貿易の擴大=36
(2) 中國の對外經濟協力=43
(3) 中國とASEANの相互直接投資の現狀=46
3. 中國にとっての廣西=51
(1) 交流と交戰の最前線=52
(2) 中國の歷史舞臺での廣西の存在=56
(3) 「交流の時」を迎える中越國境=60
第2章 廣西チワン族自治區の産業經濟=69
1. 中國經濟の中の廣西=71
2. 廣西の産業構造の特色=80
(1) 廣西各市の人口とGDP=80
(2) 擴大する工業生産=81
(3) 30年間で50倍に增えた農林畜水産=84
3. 廣西經濟の對外關係=88
(1) 工業, 農業ともに伸びる輸出入=89
(2) 外資の狀況と港灣の貨物取扱量=95
4. 國境地域としての高いポテンシャル=98
第3章 北部灣開發計劃の展開=100
1. 北部灣開發の全體計劃=101
(1) 北部灣開發計劃の推進=101
(2) 北部灣開發計劃の現狀とASEANとの協力=107
2. 南寧市 / 東アジアの據点都市を目指す=109
(1) 發展計劃の輪郭=110
(2) 南寧高新技術産業開發區 / 廣西の最先端=114
(3) 南寧經濟技術開發區 / 珠江デルタ~ベトナム北部の「出會いの場」=118
(4) 南寧-ASEAN經濟開發區 / 華僑農場からの轉身=123
(5) 南寧保稅物流中心 / 西南地域最大の無水港を形成=127
(6) 農墾局と廣西日本産業園=129
3. 北海市 / 遲れてきた沿海都市が新たな優位性に向かう=136
(1) 北海市 / 甦る沿海都市=137
(2) 北海輸出加工區の形成=139
(3) 北海工業園區=142
(4) 鐵山港區の建設=144
4. 欽州市 / 西南地域最大の石油精製基地と保稅港區の形成=146
5. 防城港市 / 邊境港灣都市を形成=152
(1) 重工業都市化と邊境貿易の據点形成=153
(2) 東興市 / ベトナムとの國境都市=156
6. 憑祥市 / 國境貿易の地域=158
(1) ベトナムとの國境地帶を形成=159
(2) 中國-ASEAN自由貿易區憑祥物流園=162
(3) 浦寨ゲ-ト周邊 / 邊境貿易の據点=167
第II部 北部灣地域企業の發展方向
第4章 地域資源と低賃金を求めた日本企業進出=172
1. 日本企業の中國進出の意味と諸類型=173
2. リン肥料の原材料を求めて進出(コ-プケミカル)=177
3. 原材料を求めて合弁企業を買收(ダイセル化學工業)=180
4. 原材料を求めた海外展開(ハリマ化成)=184
5. 乾燥野菜の生産(イビデン物産)=189
6. ユ-カリ材の合板生産(ジャパン建材)=193
7. 低價格建材關連製品の輸出基地(タイガ-産業)=197
8. 廣東省からの低賃金を求めた進出(永昶科技電子[北海])=201
9. 日本企業進出のこれから=206
第5章 地域資源の産業化の推進=209
1. 付加價値を高める地域資源の加工=209
2. 水牛乳の生産(皇氏乳業)=211
3. 地域資源の輸出型企業の展開(百洋食品)=214
4. 農墾局のデンプン加工工場(明陽生化科技)=219
5. 農墾局の麻製品工場(劍麻集團)=224
6. 新たな農産品おろし賣市場の形成(南寧金橋農産品批發市場)=227
7. 循環型農業の展開(東園家酒)=230
8. 廣西の地域資源の魅力=232
第6章 廣西産業化の新たな可能性=236
1. 交流據点の環境都市の産業化=236
2. 廣東省企業の分工場の展開(佛塑股빈南寧經緯分公司)=239
3. 2次展開に踏み出す臺灣企業(貫銓鞋業)=243
4. 開發型企業の展開(廣通軟技術)=248
5. 環境ベンチャ-の展開(必佳微生物工程)=251
6. 廣西の民營中小企業のこれから=255
第7章 廣西チワン族自治區の林業=259
1. 廣西林業の發展と歷史=260
(1) 廣西の自然條件と林業の發展=260
(2) 廣西のユ-カリ=264
(3) 廣西における木材加工業の發展=269
2. 日本の林業の取り組み=274
(1) 日本國內における林業經營=274
(2) 日本國外における林業經營=277
(3) 中國における林業經營=279
3. 廣西をめぐる林業系企業の進出とユ-カリの植林=280
4. 王子製紙の事例=284
(1) 廣西事業の經緯と槪要=284
(2) 原料供給から木材ビジネスへ=287
第III部 産業發展の新たな可能性
第8章 廣西チワン族自治區の國境貿易=296
1. 中國にとっての國境貿易=297
(1) 陸上國境地域に形成される國境經濟圈=297
(2) 國境貿易の仕組み=301
2. 廣西とベトナムとの貿易=303
(1) 中越貿易と國境貿易=303
(2) 擴大するベトナムとの貿易=307
3. 國境地域の發展狀況(東興と友誼關)=313
(1) 國境の街同士が隣接する(東興=モンカイ)=313
(2) 國防の要衝から經濟フロンティアへ(友誼關[憑祥=ランソン])=317
(3) 互市貿易地点(浦寨=タンタイン)=320
第9章 廣西チワン族自治區金融の變化と發展=329
1. 廣西金融の基本構造=330
2. 中央政府による地域金融發展に向けた最近の政策=338
3. 廣西金融システムの現狀=346
(1) 社會インフラ投資への取り組み=347
(2) 民間金融市場への政府の關與=351
(3) 都市部での中小企業金融=354
(4) 農村金融=362
4. 今後の展望=367
第10章 北部灣地域の成長を支えるマ-ケティング戰略=377
1. 傳統的な國境が貿易のパタ-ンを決めるモデル=379
(1) 傳統的な比較優位の世界=379
(2) 貿易のメリットは中國が壓倒的に大きい=381
2. ボ-ダ-レスな中國國內の地域間連携=382
(1) 共存共榮モデル=383
(2) 集團的移轉モデル=385
(3) 企業內最適立地モデル=387
(4) 地域資源有效活用モデル=388
3. 産業集積の效果を考える=389
(1) ダイヤモンド·フレ-ムワ-ク=391
(2) 技術集積の三角形モデル=393
(3) モジュラ-型とインテグラル型=395
4. 北部灣經濟圈の發展と日本企業に殘された課題=397
終章 廣西チワン族自治區産業化の新たな展開=403
1. 「交流の時代」の「先端」=404
2. 「邊境」ゆえの獨特の資源=406
3. 農林水産物資源と人的資源の活用=411