일문목차
はしがき=i
序章 わが國における自動車流通史硏究の意義=1
はじめに=1
1. 自動車流通史硏究の貧弱性=2
(1) 忘れ去られた自動車流通=2
(2) わが國における生産過程の偏重=2
2. 自動車における流通系列化=3
(1) 流通系列化における自動車産業の特異性=3
(2) わが國の自動車流通の特徵=5
(3) 自動車における流通系列化による問題の表面化=5
3. 自動車流通におけるイノベ-ション=7
(1) 流通段階におけるイノベ-ションの重要性=7
(2) ディ-ラ-を中小企業としてみる視点=8
(3) 自動車メ-カ-とディ-ラ-との取引關係硏究=9
4. 自動車の流通過程における競爭=10
(1) わが國自動車流通における競爭の特異性=10
(2) 自動車流通をマ-ケティング·ネットワ-クとしてみる視点=11
おわりに=12
第1章 わが國におけるアメリカ系メ-カ-進出以前の自動車販賣―わが國での自動車開發から販賣開始時期を中心に―=15
はじめに=15
1. 自動車の誕生=15
(1) 馬車からの轉用としての自動車=15
(2) ガソリン自動車の完成=16
2. 海外における自動車の大量生産と大量販賣の開始=16
(1) 自動車の工場生産の開始=16
(2) ベルト·コンベアによる自動車生産の開始=17
(3) フォ-ド·システムの進展とGMの誕生=17
(4) 自動車におけるマ-ケティング政策の開始=18
3. 海外における自動車のマ-ケティング·チャネルの構築=19
(1) 自動車販賣における問題=19
(2) 初期の自動車販賣=20
(3) マ-ケティング·チャネルの構築=20
(4) 1920年代までの自動車流通形態=21
4. わが國における自動車の登場と販賣=24
(1) 自動車の登場=24
(2) 自動車の輸入販賣の開始=24
(3) 本格的な自動車販賣=25
5. わが國における自動車生産の開始=27
(1) 自動車組立の開始=27
(2) 自動車生産における試行錯誤の繼續=28
(3) 自動車生産における大きな壁=29
おわりに=30
第2章 わが國における1920年代のアメリカ系2社による自動車販賣―日本フォ-ドと日本GMのマ-ケティング·チャネル構築を中心に―=33
はじめに=33
1. アメリカにおける大量生産の擴大とモデルチェンジ=34
(1) 1920年代半ばにおけるアメリカの自動車生産の變容=34
(2) 自動車産業におけるマ-ケティング政策の浸透=34
2. アメリカにおける自動車流通システムの形成と革新=35
(1) 1900年代初期の自動車流通=35
(2) フォ-ドのマ-ケティング·チャネル政策=35
(3) GMのマ-ケティング·チャネル政策=36
(4) 販賣金融の開始=37
3. アメリカ系2社のわが國市場進出前後の狀況=37
(1) 關東大震災後のわが國自動車市場の變化=37
(2) わが國におけるフォ-ド車販賣=38
(3) わが國市場へのアメリカ系2社の直接進出=39
4. アメリカ系2社のわが國でのマ-ケティング=40
(1) アメリカ系2杜のマ-ケティング政策=40
(2) アメリカ系2社のわが國での販賣=41
(3) わが國での自動車販賣金融の開始=42
おわりに=43
第3章 わが國自動車メ-カ-による排他的マ-ケティング·チャネルの形成―第二次世界大戰前におけるわが國自動車メ-カ-のマ-ケティング·チャネル構築―=47
はじめに=47
1. 鮎川義介と日産自動車の設立=47
(1) 日産による自動車生産の開始=47
(2) 日産による大量生産=48
(3) 國産自動車メ-カ-としての自立=49
2. 日産のマ-ケティング·チャネルの構築=50
(1) ダットサンの販賣開始=50
(2) ダットサンの全國販賣=51
(3) 大衆車「ニッサン」の量産化と販賣=52
3. トヨダの生産開始と販賣責任者のリクル-ト=53
(1) トヨダによる自動車生産の開始=53
(2) トヨダによるマ-ケティング·チャネル政策の開始=54
4. トヨダの全國的マ-ケティング·チャネルの構築=56
(1) 全國的なディ-ラ-組織の形成=56
(2) マ-ケティング·チャネル構築への着手=57
5. トヨダのマ-ケティング政策=59
(1) マ-ケティング政策の實踐=59
(2) ディ-ラ-による販賣組合の設立と販賣金融=61
おわりに=62
第4章 わが國における1930年代前後の自動車流通チャネル―國策による自動車流通チャネルの變化を中心に―=65
はじめに=65
1. 1930年代前半の自動車關連政策=65
(1) 國産自動車工業の振興=65
(2) 國産自動車メ-カ-の合倂=66
(3) 國産自動車メ-カ-の育成=67
2. 自動車製造事業法による生産·流通への影響=69
(1) 自動車製造事業法の影響=69
(2) 自動車販賣承認制の實施=70
3. わが國メ-カ-によるアメリカ系2社のディ-ラ-轉換=71
(1) 自動車製造事業法の販賣への影響=71
(2) 國産メ-カ-によるアメリカ系メ-カ-のマ-ケティング·システムの受容=72
4. 第二次世界大戰中の自動車流通(配給)=72
(1) 戰時體制における自動車販賣=72
(2) 自配による自動車配給の開始=74
おわりに=75
第5章 わが國における第二次世界大戰直後の自動車流通(1)―GHQ, 主務官廳, 自動車産業團體の動きを中心として―=79
はじめに=79
1. GHQによる自動車を中心とした對日産業政策=80
(1) 自動車による陸路輸送の復興=80
(2) GHQによる自動車(トラック)の生産許可=80
(3) GHQによる自動車(乘用車)の生産許可=81
(4) GHQによる自動車流通改革=82
(5) アメリカの對日政策による自動車産業への影響=82
2. 第二次世界大戰後の自由販賣獲得をめぐる動き=83
(1) 運輸省による配給(販賣)統制=83
(2) 自由販賣の方針決定=83
(3) 自由販賣方針決定の意圖=84
3. 第二次世界大戰後の自動車配給制度=85
(1) 第二次世界大戰後の配給制度の決定=85
(2) 自動車の自由販賣をめぐる運輸省とメ-カ-·販賣組合の對立=86
(3) ク-ポン制度の實施=87
(4) 自動車の生産·販賣の自由化=87
4. 第二次世界大戰後の自動車關係團體の活動=89
(1) 自動車統制會の機能喪失と自動車協議會=89
(2) GHQに對する自動車協議會の發足說明と承認=90
(3) 第二次世界大戰後の販賣體制についての議論=91
(4) 各メ-カ-·ディ-ラ-による連絡會設置=91
(5) 外國乘用車販賣可能性=92
(6) 自動車普及のための業界活動=92
おわりに=93
第6章 わが國における第二次世界大戰直後の自動車流通(2)―各自動車メ-カ-の再起動を中心として―=97
はじめに=97
1. 終戰直後における自動車産業に對する行政と業界の動き=98
(1) 自動車行政をめぐる動き=98
(2) 自動車關連團體の動き=99
2. 自動車生産への參入·退出と金融事情=101
(1) 自動車生産への參入·退出=101
(2) 金融事情とドッジ·ライン=102
3. 各メ-カ-の狀況と朝鮮戰爭特需の發生=103
(1) トヨタ自工の狀況=103
(2) 日産重工(日産)の狀況=105
(3) ヂ-ゼル自工の狀況=106
(4) 3社以外の自動車メ-カ-の狀況=107
(5) 朝鮮戰爭特需の發生=108
4. 各メ-カ-のマ-ケティング·チャネル再編=109
(1) トヨタ自工による販賣體制の再編=109
(2) 日産の販賣體制の再編=115
(3) ヂ-ゼル自工のディ-ラ-設置=116
(4) 自動車販賣の近代化=118
おわりに=118
第7章 朝鮮戰爭から貿易自由化時期におけるわが國自動車産業の環境―複數マ-ケティング·チャネル制への移行背景―=125
はじめに=125
1. わが國における1950年代から60年代半ばまでの自動車産業の環境=126
(1) 朝鮮戰爭特需による自動車産業の再生·發展=126
(2) 高度經濟成長の出發点と自動車産業=127
(3) 貿易自由化による自動車産業への影響=128
2. 朝鮮戰爭後の自動車生産の變化=130
(1) 大型トラックから小型トラック, 乘用車への轉換=130
(2) わが國メ-カ-による海外メ-カ-との技術提携=132
(3) 國民車構想とその影響=133
3. 自動車需要の變化=135
(1) 營業車から自家用車, 普通車から小型車への移行=135
(2) モ-タリゼ-ションのはじまり=136
(3) 乘用車中心のモ-タリゼ-ション=138
(4) わが國のモ-タリゼ-ション=139
4. 各メ-カ-のマ-ケティング·チャネル政策=140
(1) 排他的マ-ケティング·チャネルの確立と系列化=140
(2) 複數マ-ケティング·チャネルの採用=142
5. 販賣競爭の激化とディ-ラ-經營=144
(1) ディ-ラ-における自動車販賣の變化=144
(2) 自動車需要の開拓=146
(3) 自動車の貿易自由化直前のディ-ラ-經營狀況=147
(4) 自動車ディ-ラ-の經營問題=148
おわりに=150
第8章 わが國モ-タリゼ-ション發展期における自動車メ-カ-のマ-ケティング政策―自動車産業の環境と複數マ-ケティング·チャネルの進展―=159
はじめに=159
1. モ-タリゼ-ション發展期における自動車生産量の變化=160
(1) 國際的な自動車工業の地位向上=160
(2) 乘用車産業の活性化=161
(3) 自動車の車種クラスにおける競爭=163
2. モ-タリゼ-ションによる自動車販賣(需要)の變化=163
(1) 自動車需要の伸長背景=163
(2) 自動車の主要ユ-ザ-の變化=165
(3) 個人ユ-ザ-の需要變化=165
(4) 自動車保有狀況變化における特徵=166
(5) 自動車の複數保有と女性ユ-ザ-の增加=168
(6) 國民所得と自動車普及率の相關關係=169
3. 自動車の資本自由化をめぐる對應=171
(1) わが國自動車メ-カ-の提携·合倂促進政策の展開=171
(2) 日産とプリンス自工合倂後の展開=172
(3) 自動車の資本自由化による影響=173
4. モ-タリゼ-ション發展期におけるマ-ケティング對應=174
(1) わが國におけるメ-カ-とディ-ラ-の關係=174
(2) 複數マ-ケティング·チャネル制=176
(3) モ-タリゼ-ション發展期における流通問題=177
5. モ-タリゼ-ション時期における自動車産業の發展區分=179
(1) 自動車産業における發展時期の區分=179
(2) 自動車流通におけるモ-タリゼ-ション時期の區分=179
おわりに=181
第9章 1960年代半ばから70年代にかげてのわが國自動車メ-カ-のマ-ケティング·チャネル政策―トヨタによる複數マ-ケティング·チャネルの積極的展開を中心に―=191
はじめに=191
1. 1960年代後半におけるトヨタのマ-ケティング·チャネル=192
(1) 1960年代後半における自動車メ-カ-の競爭環境の變化=192
(2) 1960年代後半における製品政策とプロモ-ション=194
(3) 複數マ-ケティング·チャネルの開始=194
2. トヨタによる複數マ-ケティング·チャネルの積極的展開=196
(1) トヨタ「オ-ト」チャネルの設置=196
(2) パブリカ·チャネルからカロ-ラ·チャネルへの轉換=198
(3) トヨタ自販主導による1チャネル2乘用車體制の推進=199
3. トヨタにおける1960年代後半から70年代にかけてのディ-ラ-經營問題=201
(1) トヨタによるマ-ケティング·活動の展開=201
(2) ディ-ラ-の成長とマ-ケティング體制の整備=202
(3) ディ-ラ-における倂賣の發生=203
4. ディ-ラ-の營業活動における制約としてのテリトリ-制=204
(1) テリトリ-制=204
(2) テリトリ-制とハウスセ-ルス制の關係=205
(3) トヨタにおけるテリトリ-制の變遷=206
(4) トヨタにおける特約擔當者の配置=208
おわりに=209
第10章 石油ショック後のわが國自動車メ-カ-のマ-ケティング展開―トヨタによる積極的マ-ケティング·チャネル政策の展開を中心に―=215
はじめに=215
1. 1970年代前半のトヨタのマ-ケティング·チャネル政策=215
(1) ニクソンショック後のディ-ラ-政策=215
(2) 人材確保の困難性と資金支援=217
(3) ディ-ラ-の經營環境=218
2. 石油ショックをめぐるトヨタの對應=220
(1) 2度の石油ショックによるトヨタへの影響=220
(2) 第一次石油ショック直前の人材不足による生産問題=221
(3) 第一次石油ショックによる生産と販賣面での對應=222
(4) 排出ガス規制問題への對應=223
3. 第一次石油ショック後のトヨタ自販のディ-ラ-對應=224
(1) 販賣力增强とディ-ラ-支援=224
(2) 第5のマ-ケティング·チャネル「ビスタ」チャネルの設置=226
(3) 訪問販賣の轉換と新たなプロモ-ション試行=228
おわりに=229
第11章 1960年代半ばから70年代のわが國自動車メ-カ-による複數マ-ケティング·チャネル政策―フォロワ-·メ-カ-による複數マ-ケティング·チャネル政策の展開―=235
はじめに=235
1. 日産とプリンス自工の合倂とマ-ケティング·チャネル政策=236
(1) 日産とプリンス自工の合倂による變化=236
(2) 販賣管理システムの開發と補助販賣機構の利用=238
2. 東洋工業におけるマ-ケティング·チャネルの整備=240
(1) 東洋工業におけるマ-ケティング政策の展開=240
(2) 東洋工業における複數マ-ケティング·チャネルの採用=240
3. 富士重工における業務提携とマ-ケティング·チャネル=242
(1) 富士重工と他メ-カ-との業務提携=242
(2) 富士重工のマ-ケティング·チャネルの整備=243
(3) ディ-ラ-企業に對するマ-ケティング=245
4. 三菱におけるマ-ケティング·チャネルの變革=246
(1) 三菱自販のマ-ケティング·チャネル政策と外資との提携=246
(2) 三菱とクライスラ-との提携=248
(3) 三菱における補助販賣機構の活用とマ-ケティング活動の活性化=249
5. 鈴木自工のマ-ケティング·チャネルの强化=251
(1) 本格的なマ-ケティングの展開=251
(2) 鈴木自工における副代理店制の採用=252
おわりに=253
第12章 わが國における1980年代の自動車流通―複數マ-ケティング·チャネル轉換期におけるメ-カ-とディ-ラ-企業の行動―=259
はじめに=259
1. わが國における自動車保有の環境變化=260
(1) 自動車ユ-ザ-の自動車觀の變化=260
(2) 自動車を取り卷く制度變化=260
2. トヨタのマ-ケティング·チャネル行動と工販合倂=261
(1) マ-ケティング·チャネルの擴充=261
(2) 生産·販賣會社の合倂=264
3. 日産の販賣組織變更と高級車路線=266
(1) 地域別販賣部體制とマ-ケティング·チャネルの統合=266
(2) 1980年代における販賣情報管理の擴充=269
(3) 高級車路線―「シ-マ」現象―=269
4. 三菱自動車のマ-ケティング·チャネルの展開と工販統合=270
(1) 三菱自販のマ-ケティング·チャネルの展開と複雜性=270
(2) 三菱自動車の發足―生産と販賣の統合=271
(3) マ-ケティング·チャネルの簡略化=272
5. 東洋工業(マツダ)におけるマ-ケティング·チャネル施策の積極的展開=273
(1) マツダにおける5チャネル體制の構築=273
(2) マツダにおける5チャネル體制の獨自性=275
6. 小規模ディ-ラ-の展開と補助販賣機構の利用=277
(1) 鈴木自工における業販システムの充實=277
(2) 本田技硏の四輪車事業進出とマ-ケティング·チャネルの構築=278
おわりに=280
第13章 わが國の自動車流通における新しい胎動―1990年代から21世紀にかけてのメ-カ-による新しい試みを中心として―=287
はじめに=287
1. 1990年代にも殘る自動車流通における慣行=288
(1) 流通系列化問題の顯在化=288
(2) 複數マ-ケティング·チャネルによる問題=290
2. わが國の自動車ディ-ラ-とメ-カ-との關係=291
(1) わが國のディ-ラ-企業經營=291
(2) メ-カ-とディ-ラ-の關係變化=293
3. 多樣化する自動車の販賣形態=296
(1) メガ·ディ-ラ-の登場=296
(2) オ-トモ-ルの開設=296
4. インタ-ネットを介した自動車販賣の開始=298
(1) インタ-ネットを介した自動車販賣=298
(2) わが國自動車メ-カ-におけるインタ-ネットを介した自動車販賣のケ-ス=301
おわりに=302
第14章 わが國における複數マ-ケティング·チャネルの崩壞―日産自動車·本田技硏工業のマ-ケティング·チャネル整理を中心に―=307
はじめに=307
1. わが國メ-カ-における段階的チャネル統合の動き=307
(1) 日産におけるマ-ケティング·チャネルの統合=307
(2) 日産におけるマ-ケティング·チャネルの一本化=309
2. 本田技硏におけるマ-ケティング·チャネルの整理=310
(1) 本田技硏におけるマ-ケティング·チャネルの統合の經緯=310
(2) 本田技硏におけるマ-ケティング·チャネルの一本化=312
(3) 本田技硏による3系列の一本化とプレミアム·チャネル=312
3. トヨタにおけるマ-ケティング·チャネルの統合と「レクサス」チャネルの設置=314
(1) トヨタにおけるマ-ケティング·チャネルの統合と維持=314
(2) 高級車チャネル·レクサスの設置=316
4. フォロワ-·メ-カ-のチャネル再編=317
(1) 三菱自動車の信賴回復への取り組みとマ-ケティング·チャネル統合=317
(2) マツダにおける5チャネル體制の崩壞=319
(3) 業販チャネルの再活性化=321
おわりに=323
終章 わが國自動車流通における「相互利益關係」の形成に向けて―今後の自動車流通硏究の新視座―=329
はじめに=329
1. チャネル分析の基礎をめぐって=329
(1) 市場, 組織, 中間組織=329
(2) チャネル槪念とこれまでのチャネル硏究=330
(3) チャネル硏究の新潮流=331
(4) 事業システムとしてのマ-ケティング·チャネル=331
2. わが國における排他的マ-ケティング·チャネルの構築·展開=332
(1) アメリカ系2社によるマ-ケティング·チャネルの設置=332
(2) わが國における自動車政策の開始=332
(3) 戰中戰後の自動車をめぐる環境=333
(4) わが國自動車メ-カ-の戰後の立ち上げ=333
(5) 各メ-カ-のマ-ケティング·チャネルの再編=333
3. 複數マ-ケティング·チャネルの構築と展開=334
(1) モ-タリゼ-ションのはじまりと展開=334
(2) トヨタによる複數マ-ケティング·チャネルの擴大と市場浸透=335
(3) 日産とプリンス自工の合倂とマ-ケティング·チャネル=336
(4) トヨタのチャネル行動と工販合倂=336
(5) 日産の販賣組織變更と高級車路線=337
(6) フォロワ-·メ-カ-のマ-ケティング·チャネルの積極的展開=338
4. 各メ-カ-によるマ-ケティング·チャネルの再編=339
(1) 日産における段階的チャネル統合=339
(2) トヨタにおけるチャネル統合とレクサス·チャネル=339
(3) フォロワ-·メ-カ-におけるチャネル統合=340
(4) マ-ケティング·チャネルをめぐる新しい動き=340
5. 自動車流通における「相互利益關係」の形成=341
(1) 「なぜわが國の自動車流通においては專賣チャネルが採用されたのか」=341
(2) 「同じメ-カ-でありながら, なぜマ-ケティング·チャネルを複數展開する必要があったのか」=341
(3) 「なぜ自動車需要擴大期には複數マ-ケティング·チャネルを展開し, 需要の頭打ちが見られると一部メ-カ-はマ-ケティング·チャネル數を削減するのか」=342
(4) 「わが國の自動車流通においてはその參加者であるメ-カ-, 流通業者間で『相互利益關係』が成立するのか」=343
おわりに=344
補章 わが國自動車流通における根本的問題―他製品の流通にはない「制度·慣行」を中心として―=347
はじめに=347
1. メ-カ-の流通チャネルへの影響力=347
(1) 理論と現實のギャップ=347
(2) メ-カ-によるマ-ケティング·チャネルの掌握=348
2. わが國における中間組織としての流通系列化=350
(1) 流通系列化の槪念=350
(2) 流通系列化の本質=351
3. わが國でみられた流通系列化=352
(1) 流通系列化と流通系列的行爲類型=352
(2) 流通系列化の效果と弊害=354
4. メ-カ-のマ-ケティング·チャネル政策=356
(1) フランチャイズ契約による流通システム=356
(2) メ-カ-とディ-ラ-(小賣)との關係=357
(3) メ-カ-のマ-ケティング政策變更への要請=359
5. ディ-ラ-段階におけるマ-ケティング政策=360
(1) 他地域との比較によるディ-ラ-の特徵=360
(2) ディ-ラ-によるユ-ザ-へのはたらきかけ=362
6. 自動車流通に內包されてきた問題=364
(1) メ-カ-におけるマ-ケティング·チャネル問題=364
(2) ディ-ラ-におけるマ-ケティング問題=366
おわりに=368
參考文獻·資料=375
索引=399